2024年日本 劇場アニメ |
上映時間:58分 |
「チェンソーマン」の藤本タツキによる2021年にジャンプ+で公開された読切漫画のアニメ映画化。 |
漫画を描くのが好きな小学4年の女子2人が出会って、一緒に漫画を描くようになって、、てな物語。 |
監督、脚本は押山清高。声の出演は河合優実、吉田美月喜。 |
「これは絶対に観るべき!アニメ映画史上に残る作品だ!」という巷の評判もあって興味津々だったんだけど |
なかなか観に行くタイミングが合わずに配信待ちからの速攻視聴。 |
たまたま原作コミックスをその手に詳しい人からの薦めでその当時読んでいたので、より期待大。 |
アニメに詳しい人の話だと創り、方法論、熱意、諸々がかなり画期的で素晴らしい!ということらしいが |
その辺はアニメに詳しいわけじゃない自分的にはなんとも言えないんだけど、 |
原作漫画を蔑ろにしたと言われるあのTVドラマ騒動が記憶に新しい昨今、 |
これほど原作を尊重し、アニメならではの魅力も加え、評価も高く、興行的にも成功を治めた、というのはホント素晴らしい。 |
そして、鑑賞料金が割引無しの一律1700円という料金設定や58分という掟破りの短時間。その他新たな方法戦略。 |
ケースバイケースはあるにせよ、今後の劇場映画の希望の光となればいいね。 |
今回、映画の内容はあえてあーだこーだ語らずにおくが、、、 |
この作品は漫画に情熱を捧ぐ少女達の話だけど、、 |
音楽、アスリート、役者、美術、諸々、全ての創作、表現にそのまま当てはまると思う。主人公と自分と重ね合わせた人も多いだろうね。 |
プロを目指すモチベーション、葛藤、嫉妬、挫折、覚悟、夢、、、がリアル。 |
この作品は「プロ」や「プロを目指す人」こそ刺さると思う。 |
観てるときは冷静だったんだけど、観終わって10数時間経ってから思い返してどっと涙があふれてきた。。。 |
一見地味な作品なんだけど「頑張ってる人」「表現者」にこそ観て欲しい1本。 |
「ルックバック」公開記念新PV |
2023年日本 |
上映時間:86分 |
京都の冬の貴船の老舗旅館を舞台に、繰り返す2分間のループに巻き込まれ、抜け出せなくなってしまった人々の群像劇。 |
原案・脚本の上田誠が主宰する劇団ヨーロッパ企画制作によるオリジナル長編映画。 |
監督は山口淳太。出演は藤谷理子、永野宗典、角田貴志、酒井善史、諏訪雅、久保史緒里(乃木坂46)、本上まなみ、近藤芳正。 |
『サマータイムマシン・ブルース』『四畳半神話大系』『ドロステのはてで僕ら』といい |
この手のタイムマシン、タイムループ系の物語がホント得意分野ですなあ。 |
まだまだこの手の新作を繰り出してきそうですなあ。 |
リアルタイムな劇場芝居と日数をかけて現場で撮影編集する映像作品の違いが浮き彫り。 |
野外ロケであるが故の雪があったりなかったり、、撮影順番が想像出来る。笑 |
あと、、タイムループ時間が2分というのは無理あるでしょ。 |
1つの舞台なら可能でも現場映像では相当無理、、変更すれば良かったのにね。 |
などなど、、脚本書いた人と監督が違うということで起こった現象なのかもね。 |
物語の内容よりも撮影製作の裏側を思い浮かべて愉しんだ1本。 |
『リバー、流れないでよ』本予告 |
2024年日本 |
上映時間:111分 |
給食を愛する中学教師を描くTVシリーズの劇場版第三弾。函館偏。 |
監督は綾部真弥、田口桂。出演は市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、石黒 賢、栄信、六平直政、いとうまい子、高畑淳子。 |
毎度御馴染みというか更に磨きがかかった主人公のオーバーリアクション炸裂! |
80年代設定という事で懐かしい脱脂粉乳や先割れスプーン。 |
視聴ターゲットは今の学生というよりジジババなのかもね。 |
「酔拳」や「北の国から」のパロディも、、ね。 |
給食食べたひ。。。 |
『おいしい給食 Road to イカメシ』予告 |
2023年日本 Netflix配信ドラマ |
英題:Sanctuary |
上映時間:31分-65分 全8話 |
崖っぷちの不良がスカウトされて金目当てで上京して相撲部屋に。 |
品性も敬意もない破天荒な彼の態度は周りの人間を巻き込んで相撲界は大騒ぎに、、てな物語。 |
監督は江口カン。出演は 一ノ瀬ワタル、染谷将太、忽那汐里、田口トモロヲ、きたろう、毎熊克哉、余貴美子、松尾スズキ、小雪、ピエール瀧 。 |
前半はいかにも破天荒コメディ風スポ根なイメージだったのが |
後半は複雑に登場人それぞれの闇が絡み合う人間ドラマになってて見応えあった。 |
とにかく主人公が表情豊かでナイス!彼も含めてその体系ルックスから |
本来は脇役敵役にしかならない役者らがクローズアップされたのは画期的なんじゃないかな。 |
元々本物の力士だった飛翔富士廣樹がいなかったら成立しなかっただろうし |
個人的には超むかつく兄弟子の義江和也が良い味出していてナイスジョブでした。 |
つーか、ごく一部の人は除いてほとんどの役者さんナイスキャスティングでした! |
主人公を含む登場人物の数人が九州弁を喋るんだけど、役者の出来不出来はあるにせよ |
なかなか見事なリアリティの九州弁の言い回しだな、、と思ったら、監督も脚本の金沢知樹も九州人だった。なるほど! |
女子プロレスにしても相撲にしても日本独自の世界発信はかなり意味があったと思います。すばらし!!! |
『サンクチュアリ -聖域-』本予告 - Netflix |
2003年日本 |
英題:Get Up! |
上映時間:112分 |
ジェームス・ブラウンが大好きなヤクザの親分が生き別れた娘と再会して、、 |
てな人情任侠コメディ。 |
監督は井筒和幸。出演は西田敏行、常盤貴子、岸部一徳、山本太郎、桐谷健太、益岡徹、Willie Rayno、寺島しのぶ。 |
西田敏行の訃報からの追悼視聴。歌好き、ダンス好きの西田氏の魅力満載! |
21年前の作品。役者としての山本太郎が観れるのも今や貴重。 |
スキャンダルでもう姿を観れない木下ほうかも懐かしい。 |
個人的には可愛い子役の太田琴音ちゃん。 |
その後、早々と引退したらしい。いやあ勿体ないよなあ。 |
西田敏行さんのご冥福を祈ります。。。 |
「ゲロッパ!」予告 |