「犬ヶ島」

2018年アメリカ・ドイツ
原題:Isle of Dogs

ウェス・アンダーソン監督によるストップモーション・アニメーション作品。
ストップモーション・アニメーションとは静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、
アニメーションの一種であり、SFXの一種。
あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法。
この作品はセットの制作には670人のスタッフが携わり、4年かけて作り上げた。

いやあ、、、スゴイ。いろんな意味で。。。
ご苦労様です！！！


舞台設定は日本。絵的にも言葉的にも和洋乱れてシュール。
外人による日本の解釈も面白い。まあ、怒る人も多いと思うけどね。笑
ちなみに、、、オノヨーコさんも声優で参加、、、役名もヨーコオノだって。笑

台詞も絵的にも文字にも音楽にもなかなかのセンスを感じます。
犬好きな人以外にもとりあえずオススメ！
ポップでイカれててシュールで尋常じゃないこだわりのYeah！！な1本。



https://www.youtube.com/watch?v=35KaHIAyALY

日本人役者も多数参加
https://www.youtube.com/watch?v=FPRPnTRtn6w

「光」

2017年日本

河瀬直美監督の同名作品とは別物の大森立嗣監督の作品。
それにしても同年に同じタイトルの映画が公開とはなんともびっくり。

登場人物が揃いも揃って、、、人間失格なやつら。。。
いやあ、久々に、、、人間ってヤツはよう、、、と呟くしか無いナイスな作品。

ただ、、それぞれの人物の気持ちも解るところが、、、、
人間怖い、自分も怖い、、、

奥さん役の女優さん、、濡れ場頑張るなあ、、、って思ったら、、、
この人が橋本マナミね、、、なるほど。。。
テレビ一切観ないオレとしては先入観無しで観れるのでありがたや。
共演の長谷川京子も頑張ってたけどね、、まあ、こんなもんでしょ。


井浦新と瑛太がとにかくナイスジョブ！
キタ！瞬間ありました！

ボソボソな台詞に爆音のテクノ音。
うむむ、、、自宅鑑賞はなかなかツライ創りっす。


人間止めたくなる系が好物な方々にオススメな1本。

https://www.youtube.com/watch?v=D1i0WOk-XAg

「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」

2014年ハンガリー・ドイツ・スウェーデン
原題：Fehér Isten／White god

孤独な少女と愛犬の物語。

圧巻は250匹の犬の大群！
動物タレント会社総動員なのかな、やっぱり。
それにしてもやたら犬が人間ぽく描かれているのがちょい気になった。
愛犬家といいながら人間的観点に押し込める事が犬のシアワセではないと個人的には思うのだが、、、ね。

犬好きの人にオススメできない惨いシーンも多々あり、、
気をつけて観てね、、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=VWpvKdu9oHI

「365日のシンプルライフ」

2013年フィンランド
原題：TAVARATAIVAS/MY STUFF

フィンランドに住む青年が失恋を契機に、
物に囲まれた生活を一新すべく行った1年間の実験を追ったドキュメンタリー。

全所有物を倉庫に保管、1日に1個だけ倉庫から持ち出し、
何も購入しないことを1年間続けるというルールのもと、
日々の実験を通じて自分自身と向き合い、
何が自分にとって大切なのかと模索する姿を映し出す。
監督、主演、、ご本人。
Yeah！

何も無い部屋で全裸から始まるというアイデアはかなり興味深かったが、、
ノープランなガチなドキュメンタリー？
結局尻すぼみの感は拭えない、が、これがリアルなんだよな。

断捨離出来ないダメ人間のオレとしては憧れの1本。

https://www.youtube.com/watch?v=2LCpeDNLfmg

「孤狼の血」

2018年日本

久しぶりのヤクザ映画。
やっぱり舞台は王道の広島。

役所広司と松坂桃李主演のあっという間のエンタメ。
いやあ、役所広司の熱演ぶりに圧倒されました。

御馴染みの役者軍団もナイスジョブ！
ピエール瀧も出演。
彼の出演作は軒並み観れなくなってるらしいから
この作品もなんとか観れて良かった。
本人が罪を償うわけだから作品は関係ねーだろ！ボケ！
罪を憎んで作品憎まず！！！！

暴力男を描くのが得意なイメージの白石和彌監督。
どんどんクオリティ上がってる気がするよなあ。。

なかなかエグイシーンも随所にあるんで苦手な人は要注意。

続編も決定だそうな！
カタギで良かったとつくづく思う1本。

https://www.youtube.com/watch?v=1Hv1yAnFfjE