「バービー」

2011年韓国
原題：바비／Barbie

知恵おくれの父親と病気の幼い妹を抱えながら健気に頑張る女の子のお話。
「アジョシ」「冬の小鳥」のあの娘かあ、、、こりゃあ間違いない！！！

いやあ、貧乏ツライ。お父さん働けないのもツライ。病気の妹もツライ。
真実を知ったバービーちゃんもツライ。。。
ワルそうな人が実はそんなにワルくなかったり、良さそうな人が果たして良いのか、、って。
現実、貧乏や病気ってだけで、性格歪むよなあ。
人に優しくできるのって余裕があるからだよなあ。
誰も悪くないっちゃ悪くないし、、この気持ちをどこへぶつければ、、って。

そんなキツイ話を情け容赦なくこれでもかとツライところをついてくる韓国映画。
徐々に視聴者に状況を解らせて行くところもお見事！
久しぶりにやられましたわ。ツラ過ぎて涙も出らんわ！
つーか、、実話なの？うあああ、切ないわ、、、
ってゆーのがお好みの方におすすめな1本。
必殺！不条理胸糞ナイス作品です！！

https://www.youtube.com/watch?v=X8RJplG14yw

「決算！忠臣蔵」

2019年日本

日本人なら御馴染みの忠臣蔵。
これはシリアス要素無しのかかる費用をテーマとしたコメディ。
TVの御馴染み役者はもちろん吉本興業芸人だらけのキャスティング。

武士は志やプライドが大事なのは当然なんだけど、、、
そりゃあ、お金が無いと生きて行けないわけで、、、
いちいち全てをお金に換算して、、討ち入りを躊躇するって図式がナイス。
まあ、ホントのところは解らないにしても、、、
現代では武勇伝だったり美談になってても実際はこんなもんだったりしたのかもね。

1両って今のお金に換算すると12万くらいなんだって。
いろいろ蘊蓄も楽しめるエンタメな1本。

https://www.youtube.com/watch?v=57qogil-_kY

「アイデンティティー」

2003年アメリカ
原題：Identity

嵐により一軒のモーテルに閉じ込められた１１人。極限の状況下、一人、また一人と惨殺され始める。
残された誰もが疑心暗鬼になる中、彼らにある共通点があったことが判明する、、てなサスペンス。

よくある、犯人は誰？な謎解きサスペンス。
展開も2転3転、、うむ、そうなると、、てな探偵気分。
で、、なるほど、、それであれが伏線なのか？って！

意外性というか飛び道具的展開もあってけっこう楽しめた1本。

https://www.youtube.com/watch?v=koEek9BYGa0

「ファイ 悪魔に育てられた少年」

2013年韓国
原題：화이 : 괴물을 삼킨 아이／Hwayi

犯罪組織に幼い頃拉致されて育てられた少年の物語。

御馴染みのキャストに盛りだくさんテンコ盛りの見応え。
先は読めつつさらなるどんでん返しの応酬。
流石の容赦ないクドい韓国クライムアクション。

ちょっといろいろな要素をぶち込みすぎなきもするけど、まあそれはそれのフルコース。
お腹いっぱいの1本。

https://www.youtube.com/watch?v=MqXSyUrf1pQ

「怪物はささやく」

2016年アメリカ・スペイン
原題：A Monster Calls

イギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラーを実写映画化。
孤独な少年と怪物による魂の駆け引きを幻想的な映像で描いたダークファンタジー

ホラー的な作品かなと思ってたらファンタジー系の良い話。

子役もシガニー・ウィーバーもナイスジョブ。
リーアム・ニーソンは声だけの出演なんだけど、、実は一瞬、、
その辺が心憎い演出。そこに真実がある。

CGも素晴らしいが、水彩画のアニメが美しい。
良い人も悪い人もいないのが世の中、、、納得の1本。

https://www.youtube.com/watch?v=42VlBDRYlaM