「インターステラー」

「インターステラー」
2014年アメリカ。

壮大なSF大作。
SF好きとしては久しぶりにたらふくいただいてお腹いっぱい、、、って感じかな。

ブラックホールやら相対性理論な専門的な話もかなり突っ込んで作られてる印象。
多少は「ほーら、やっぱりね」的な定番な先がよめる感じもあったけどそれはそれで楽しめた。

宇宙では地球と時間の進み方が違うので、、、
宇宙飛行士が地球に帰ってくると浦島太郎状態と言われてるが、、、
それを上手く使ったSFならではの「泣かせ」もいい感じでした。
で、、、今回もSF定番の愛すべきコンピューターキャラもナイス。

観てる間に何度も思い出したのが、、、名作『2001年宇宙の旅』
この作品から随分とテクノロジーは進化したのだが、、、
やっぱり『2001年宇宙の旅』は超えられないっちゃあ超えられないよね。

あと、、、
手塚治虫も松本零士も横山光輝も超えられない。。。笑


この手のSF大作ドンンドン作っていつか『2001年宇宙の旅』を超えてほしいものです。。。


https://www.youtube.com/watch?v=huNTmixOjnM

「レッド・ファミリー」

「レッド・ファミリー」
2013年韓国。

韓国で暮らす一見普通の幸せそうな一家は実は北朝鮮が送り込んだスパイ工作員達だった。。。

鬼才キム・ギドクが製作総指揮、脚本を担当してるのだが、、、監督は新人さん。
もし彼が監督もやってたら相当印象の違う創りになっただろうな。
彼がやらないことで救いの無い話にほんのちょっと「救い」が残ったのだと思う。
エグイフェチのオレとしてはキムバージョンも観たかったような観たくなかったような。。。

誰かさんが言ってた「なんでもないことが幸せだったと思う。。。」はこの作品の為にこそあるよね。
我が国はなんて平和なんだろうか、、、と思わされる1本。


https://www.youtube.com/watch?v=xFffOdcQp3k&spfreload=10

「白ゆき姫殺人事件」

「白ゆき姫殺人事件」
2014年日本。

美人OL殺人事件をめぐるいろいろな人々の人間模様。な話。

美人は性格が悪い？
さて現実はどうでしょうね？

オレが思うに美人で何不自由無くちやほやされて育った人は、、、
悪意はないのだと思う、、、
が、悪気はなくても人を傷つけるケースはよくあるのではないかと。。。

根暗の不細工ちゃんも確かに存在するが、、、
別に人に迷惑かけなければそれはそれでいいんじゃないかな？

この作品の肝は、、、
ネットやら人間のうわさ話ほど当てにならないものは無い、、という教訓。
事実が言い方一つでいとも簡単にねじ曲げられる。
愛想悪い人は犯罪者に、、、社交的な人は可哀想な被害者に、、、仕立て上げられる。

こんなこと現実によくあるある。
「、、、らしいよ」「、、、かもよ」「、、、に違いない」

人の話を鵜呑みにせず自分の目と耳と感覚でちゃんと判断しましょうね。
人のうわさ話ばかりして他人を追い込んでると、、、
そのうち己に返ってくるよ、、、ご用心！！！

地味だけどなかなかな1本。


https://www.youtube.com/watch?v=ysYiMt6tCME

「ゴーン・ガール」

「ゴーン・ガール」
2014年アメリカ。

ある日突然失踪した妻とその妻を殺した疑惑をかけられる男の話。

コメディ？サスペンス？スリラー？
女はこえー！人間はこえー！

で、結局は夫婦とは愛と憎しみの、、、
他人には到底解らない事があるよな、、、ってね。

なかなかのよくできた力作な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=aq8X4FUMvKo

「フランキー＆アリス」

「フランキー＆アリス」
2010年カナダ。

黒人ストリッパーでありながら人種差別主義の白人女性の人格を持つ多重人格の女性の話。

主演の女優の執念の賜物。
自ら10年かけて映画化権を手に入れプロデュースもやったという。

出来不出来はともかく、何事にも制作者の想いは大事だ。

映画であろうと音楽であろうと絵であろうと。。。
ね。


https://www.youtube.com/watch?v=gl86WrbcE_A