「誰がナンシーを殺したのか？」

2009年イギリス。

セックス・ピストルズのベーシスト　シド・ヴィシャスとその殺されたガールフレンドであるナンシーのドキュメンタリー。
ほとんどが関係者の証言映像で構成されてるがなかなか解りやすい出来。

SEX、ドラッグ、ロックンロールとはよく言ったもんだよなあ。
金も名声も手に入れたロッカーが薬付けになるのは単純に思い上がりだけではないんだよなあ。。。

近年日本でも某スターがオネーチャンと共に掴まったが、、、
シド＆ナンシーのような結末でなくてホント良かった。

生き延びたのならまた復活できるし、他の人ができない経験をした事を音楽への創造力に変えてほしいものです。。。


傷つくから表現するんだが、、、成功したらしたで耐えられない、、、それがミュージシャン。。。
因果な商売です。。。



https://www.youtube.com/watch?v=2WzvoNdQ-Ls

「J・エドガー」

2011年アメリカ。

FBI長官のエドガー・フーヴァーの生涯をレオナルド・ディカプリオが演じるクリント・イーストウッド監督作品。

イイ人でもワルイ人でもない描き方はなんかリアルな気もする。
いろんな人生、生き方があるんだなあ、、、と素直に思ったストレートな1本。

老け役のディカプリオ、ナイス！
初めてイイ役者だなと思った！笑


https://www.youtube.com/watch?v=askoLBCpx7s

「ロンドンゾンビ紀行」

2012年イギリス。

昔から定期的に製作されるゾンビもの。
さすがに定番にあきてきたのか近年は作風が昔と変わってきた気がする。

どんどん追いつめられてラストは絶望ってーのが定番なのに
近年はやたら明るいゾンビ映画が多い。
これもそんな1本。
気分爽快？もはやゾンビはただのシチュエーションの一つになりつつあるのかもね。。。


https://www.youtube.com/watch?v=i5DunbSRmtE

「舟を編む」

2013年日本。

出版社の編集マン達が長い時間をかけて辞書を創るという、、なんとも地味でシンプルな話。
このストーリーと同じく映画自体もシンプルに判りやすく奇をてらわず創られている。

こんな地味な作品なんだがぐっとくるんだよなあ。
とても20代の監督が創ったとは思えない安定感。
日本映画ってやっぱり素晴らしい。ね。

こんな作品をイイと思える己にちょいと安堵。
エキセントリックなぶっ飛んだのが大好きな自分でもこういうのをイイと思えるのがYeah！

何事にも一生懸命はいつの時代も大事だな。
地味におすすめの1本。


https://www.youtube.com/watch?v=xnqat2m0D2c

「苦役列車」

2012年日本。
原作は芥川龍之介賞受賞のブルーカラーろくでなし少年の話。

キモイし情けないしダメダメ男を森山未來が熱演。
いや、さすがやるもんだ。ダメっぷりお見事。
ヒロインは前田敦子。

実はこれ2月に前田嬢と仕事する前にたまたま観た。
アイドルってことで全く期待してなかったんだが全然悪くなかった。
上手いわけではないけどイイ立ち位置だったような気がする。
まあ、役柄がやりやすかったのもあるかもね。

多分本人は歌より役者をやりたいんんじゃないかな。。。
今後、しっかり脱いで白目むいてゲロはけるYeah！な女優さんになってください！！！
がんばれ！！！


https://www.youtube.com/watch?v=qVY0w2Saa04