サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!

映画鑑賞忘備録ブログ。あくまでも個人的主観による感想なので怒っちゃやーよ!No Movie No Life!

「アナザー プラネット」

2013-02-14 17:25:00 | アメリカ
「アナザー プラネット」

2011年アメリカ。

ある時、空にもう一つの地球が浮かんでいたら、、、
そしてその地球には、もう一人の自分が住んでいたら、、、的なSF作品。
でも内容的にはSFというより「贖罪」がテーマのヒューマンもの。

一生後悔するようなツライ状況に陥った時に
人はもう一つのパラレルワールドを想像してしまう。
みなさんもそう思う時あるでしょ?
これが現実ではなくもうひとつの世界がホントだったら、、、てね。



宇宙ノイズの話はなかなかでした。
シアワセの在り方のひとつの解釈。
老掃除夫のエピソードもなかなかのものだ。
自ら目を潰し、、、そして、、うーん、一体彼に何が?
地味だがなんだけどそれぞれのエピソードが必然性のある脚本。


そして、、、観てる我々が試されるラスト。。。
さて、、、あなたの解釈は?

自分と向き合うタイプの作品は見終わってからがお楽しみ。。。
SFヒューマンものはこう有るべき!的な1本。
タルコフスキー、トリアーをもっと解りやすくコンパクトにまとめた印象。


あなたは後悔の無い人生を送ってますか?
もう一度人生やり直したいですか?


この作品が「己を許せず生きてる人々」の何らかのヒントになればいいな。。。と願って止みません。




http://www.youtube.com/watch?v=QlPfAYpnpuw






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「レ・ミゼラブル」

2013-02-14 17:12:00 | ヨーロッパ
「レ・ミゼラブル」

2012年イギリス。

友人知人の大好評ぶりが気になって、、、やっと観に行きました。

結果、何の予備知識もなく観て楽しめました。
過去に観たミュージカル映画の中では一番良かったかも。。。

話としては、、古典、時代劇だからね、、まあ仕方ない。
ぶっちゃけそんな面白くはない。
はっきりいってこれくらいでは泣けません。笑

で、主役である音楽というか、、歌は果たして、、、
前代未聞の噂の同録が気になって気になって、、、
どっから狙って録ったのか?オケのシンクロの方法、EQ、後処理の状況、、、
でも気がつくとそんなことは気にならなくなるくらいの役者さん達の熱唱ぶり。
きっとそっち系の役者を起用するんだと思ってたから、、、
役者さんたちの頑張りぶりに感動しました。
これくらい歌えれば大したもんだよなあ。。。
つーか、舞台と違ってアップが多いからねえ。役者冥利に尽きるよねえ。

こんなのは、、、いや、何でもそうだけど、、、
やっぱり主役な人達よりも脇役参達の実力ってスゴイよなあ。
どこの現場でもいえることですけどねえ。。。


個人的にはラッセルクロウ演じる警部がツボった。
歌も素晴らしかったし、役どころも一番共感できた。
あと、、、アンハサウェイ!Yeah!でした。


これを観る事で本家ミュージカルを俄然観たくなるかな?と思ったけど、、、
そうでもなかったかも、、、
ってくらい映画ならではの演出がイイ感じでした。

この作品の成功で今後いろいろなミュージカルが映画化されるかもね。
また機会があれば観てみたいものです。




http://www.youtube.com/watch?v=NTE8tyTOZxU







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヒミズ」

2013-02-14 16:53:00 | 日本
「ヒミズ」

2011年日本。

変幻自在な園子温監督だけど
この作品は過去に撮ったいろいろな作品の断片が見え隠れして園子温ワールドの中では割と定番な印象。
衝撃的なシチュエーションは相変わらずだけど今回は今までのと比べればちょいと薄味かな。
と言っても、、、充分濃いですが、、、(笑)

役者のムチャぶりは毎度お馴染み。
今回は若いお二人頑張ってました!

日本のテレビドラマはとっくに終わっちゃってるので
こんな若い子達が現場で鍛えられて成長する状況があるのはホントいいこと。
まあ、一歩間違ってイっちゃわないように頑張って欲しいもんです。


東日本大震災の被災地でのロケ敢行が世間では賛否両論。

監督本人の「何かをやらねば!」的な気持は痛いほど良く解る。
が、、、やっぱり人智を超えた現実の前にはなす術もなかった気がする。
人によっては激怒、非難囂々です。当然です。。

でも、、、
どの業界でもそうですが表現者には責任というものがあります。
覚悟を決めてやっていくしかない。
石を投げられようが花を贈られようが、、、
精一杯逃げずにやるしかありません。

誠意を持って立ち向かうからこそ感動は生まれる。
そう信じたいものです。


[[youtube:1npnMM2-6p8]]
http://www.youtube.com/watch?v=1npnMM2-6p8








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「モールス」

2013-02-14 16:48:00 | アメリカ
「モールス」

2010年アメリカ。

「ぼくのエリ 200歳の少女」のリメイク、、、
というよりほぼ同時進行で制作されたハリウッド版。

役名、場所以外ほぼ同じ内容。
両者、一長一短で出来ばえにさほど差はない。
ところがスウェーデン版とハリウッド版では桁違いの興行収入の差が出たという。。。
やっぱりブランド価値とショービジネスの資本規模の違いだろうな。
これが残念な映画界の現実だ。

ちなみに今回の少女役はあの「キックアス」で一躍ブレイクしたあの子だ。
それと気付かないくらい普通に可愛い風情だったが
個人的にはスウェーデン版の子のほうが独特な存在感があって好きだな。
少年役はハリウッド版のほうがいかにもいじめられっこって感じでぴったりだった。

個人的にはスウェーデン版のほうが好み。
でも一般的におすすめなのはハリウッド版かもね。。。




http://www.youtube.com/watch?v=zrpHiDECjlA




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ぼくのエリ 200歳の少女」

2013-02-14 16:41:00 | ヨーロッパ
「ぼくのエリ 200歳の少女」

2008年スウェーデン。

「いじめられっこのボクに勇気をくれた美少女は吸血鬼だった」
12歳の少年と12歳に見える吸血鬼少女との物語。

白い雪に赤い血はよく似合う。
吸血鬼モノって昔からなんか悲しくも美しいね。
主人公の少女が尋常じゃない可愛さ、、、というか美しさ。
まあ、この世の者ではないから、、、適役だよな。。。

殺してでも生き延びる。。。
それが生きるということ。。。
この台詞が個人的にはツボりました。
吸血鬼といえども命有る者、生きて逝くのは大変ですな。

それにしてもなんとセンスのない邦題。
原題にこの映画の本質が含まれてるのだけどね、、、残念なことです。
なんとかしろよ!関係者!!!




http://www.youtube.com/watch?v=iifcR6wf0Z4






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする