「ラブ&ポップ」

「ラブ&ポップ」
1998年日本

女子高生の援助交際がテーマ。
『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明の実写初監督作。
家庭用デジタルビデオカメラによる日本初のフルデジタル作品らしい。

特殊なアングルからのカットやモザイクやP音、、、実験作の色が強い。

当時、一般的にはまだ無名だった仲間由紀恵がちょいとセクシーな女子高生役、、、貴重ですなあ。
他にもいろいろな名優らが、、、みんな若い！

話そのものよりも何かと気になるマニアックな1本。


https://www.youtube.com/watch?v=5vO7yytc4OU
予告編見つからず、、、クレジットロール。。。

「パレードへようこそ」

「パレードへようこそ」
2014年イギリス

レズビアンとゲイの活動家グループが炭鉱夫の家族のために募金活動を頑張る話。
実話に基づいてるそうな。

時代は移ろい同性愛者に対する偏見と差別は少しずつ減って来てる気がする。
でも、オレが上京して来た26年前、、、小洒落た呑み屋で大勢の業界人飲み会での出来事。
オレが思ってた以上に同性愛者に偏見を持ってる人が多いことに愕然とした。
音楽業界という我道を歩く人々ですら、、、びっくり！

中には「ああいう奴らは殺してしまえ！」と酔った勢いで暴言を吐く人もいた。
「それは聞き捨てならん！！！」とケンカ腰になったのだが、、、
その人に賛同した人はオレ以外の全員、、10名ほど、、、。

この日からオレは世の中に対する見方が変わった。
オレが思ってた以上に世の中は傲慢で固定観念の奴隷なんだと、、、
これが人間なんだと。。。

そんなことを思い出しながら観た。

偏見ある方は、、、まずは「RENT」を観なさい！！！


https://www.youtube.com/watch?v=WB1q3xqj4zw

「その怪物 」

「その怪物 」
2014年韓国

2人の少女がサイコパス殺人鬼に追われるサスペンス。

相変わらず女子供が酷い目に遭う韓国映画の定番。
酷い目に遭えば逢うほど感情移入して思うつぼ、、、
なんだろうけど、、、この作品はなんか微妙。

上手くかみ合えば面白い作品になったんだろうけど
パズルのピースが合わないまま出来てしまった感じかな。

子供が口ずさむ歌があまりに品がなくてひきつつもナイス！！！

https://www.youtube.com/watch?v=5pYqRJMjl9o

「ヴィンセントが教えてくれたこと」

「ヴィンセントが教えてくれたこと」
2014年アメリカ

一人暮らしの偏屈嫌われ不良老人が隣の子供に悪いことばかり教える、、、
笑いと涙のヒューマンコメディ。。。

まるで自分の未来を観てるかのようで、、、わびしくなったんだけど、、、
まあ、人生いろいろ悔いなきように生きなきゃね、、、って作品。

ラストエンドロールで主人公のじじいがボブディランを口ずさんでるシーンは良かった。。。
かっこ良く歳をとりたいもんですなあ。。。


https://www.youtube.com/watch?v=QKibvLIGres&spfreload=10

「はなちゃんのみそ汁」

「はなちゃんのみそ汁」
2015年日本

がんに侵され余命わずかな母親が幼い娘にみそ汁作りを通して愛情と生きる力を伝える、ドラマ化もされたエッセイを映画化。
主演は広末涼子。

実在する家族３人の原作。
作中にも出てくる奥さんのブログの書籍化から映画化へ。
現在もブログは続いてる。
現実のはなちゃんは子役よりもっと可愛い。
すくすくと育って、、、その現実にぐっとくる。。。

この作品のプロデューサー村岡氏とは面識がある。
彼は一年ほど前に脳梗塞で倒れ現在もリハビリ中。
かなりツライ日々を送っているようです。
この作品のように最期は笑って「オレはツイてる！」となればいいね。
復活お祈り致します！！！

https://www.youtube.com/watch?v=ZD9yBZVbgNY