「サバイバー 極限の生存者」

2022年ロシア

原題：Odna

上映時間：98分

軍用機と接触してジャングルに墜落した旅客機の女性のサバイバル物語。

監督、脚本はドミトリー・スヴォーロフ。出演はナジェダ・カレガノヴァ、マクシム・イワノフ、ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ、ヤン・ツァトニック、ニキータ・タラソフ。

生き残りサバイバルの定番かと思いきや、政治的な事の絡みも匂わせるが、、

結局、その辺はあっさり。。。

最後に、、実話だという事で現在のご本人インタビューが長目に。

やっぱり女優さんと印象違うなと思ったら、、、

当時の写真はそっくり！！！

生還して長生きしてなによりでした。

サバイバー 極限の生存者

「アウトサイド」

2024年フィリピン　　　Netflix

原題：Outside

上映時間：142分

ゾンビがはびこる田舎町で隠匿生活を送る家族の物語。

フィリピン映画初のゾンビ映画らしい。

監督、脚本はカルロ・レッデスマ。出演はシド・ルセロ、ビューティー・ゴンザレス、マルコ・マサ、エイデン・タイラー・パドゥ。

エンタメアクションのゾンビ映画を期待した人には拒絶反応が出そうなタイプの作品。

ゾンビの出番はあまり無い。ゾンビそのものより人間の方が、、というこれもまたゾンビ映画の1つのテーマ。

シリアスヘビーな展開もある意味王道でありつつもちょっと想定外のひとヒネリある力作。

賛否あるオチだと思うけど個人的には納得のオチかな。

山ほどゾンビ映画を観て来たけど、歌うゾンビはいても喋るゾンビは記憶に無いような。

掟破りな設定だけど、これはこれでグッとくる意味のある設定だと思う。

まだまだ掘れるゾンビ映画。これからも根気よく観ていきます。

Outside | Official Trailer | Netflix

「シーフォーミー」

2021年カナダ

原題：Mira por mí／See for Me

上映時間：93分

盲目の少女が山奥の豪邸に１人で留守番というアルバイトを、、、

そこに数人の男達が押し入ってきて、、てなサスペンスアクション。

監督はランドール・オキタ。出演はスカイラー・ダベンポート、ジェシカ・パーカー・ケネディ、ローラ・ヴァンダーヴォート、キム・コーツ、エミリー・ピグフォード。

全盲感のリアリティの無さのツッコミはおいといて、、意外と多いこの手の設定。

まあ主人公がひねくれまくって共感が得られないのはおいといて、、、

結局、ラスボスも最初から読める安易な設定はもうひとヒネリほしいところです。

視覚障害者専用アプリって現実にあるのかな？あったら便利は便利なんだろうけどね。

『シーフォーミー』予告編

「チェルノブイリ1986」

2021年ロシア

原題：Чернобыль

上映時間：136分

1986年のチェルノブイリ原発事故に巻き込まれた消防士とその家族らの物語。

監督は主演を努めるダニーラ・コズロフスキー。出演はダニーラ・コズロフスキー、オクサナ・アキンシナ、フィリップ・アヴデーエフ、ラフシャナ・クルコヴァ、ニコライ・コザック。

事故は現実でも物語は「いかにもお父さん命を賭けて頑張る！」の図というフィクションドラマ。

何故今頃本国ロシアでこんなリアリティの無い映画を作ったのか？

ウクライナ戦争の前だしね。。。

考えてみれば当時はソ連のキーウイ州だったんだよなあ。。。

この安っぽい作品はともかく、前に観たチェルノブイリ原発事故に関するドキュメンタリーの方がおすすめです。

『チェルノブイリ1986』予告編

「ドライビング・バニー」

2021年ニュージーランド

原題：The Justice of Bunny King

上映時間：100分

貧困とは天功な行動で児童相談所に2人の子供を連れて行かれたシングルマザーが子供らを引き取れるようにがんばるのだが、、、

事態は思わぬ方向に、、てな人間ドラマ。

監督はゲイソン･サヴァット。出演はエッシー・デイヴィス、トーマシン・マッケンジー、ブライディー・シソン、エロール・シャンド、ザナ・タン、ザビエル・ホラン。

せっかちというかここまで来ると障害レベルのお母さんやねえ。全てが裏目。

短絡的で自己中、、主人公と言えども自業自得で感情移入ができないんだけど、

徐々にちょいと応援したくなる展開がドラマ。。。

まあ、こんな毒親でもそれなりにわけありだったりするのもリアルな話やね。

人生いろいろ、生きづらい世の中、、それでも生きて行く、、切ない1本。

『ドライビング・バニー』予告編