「仁義なき戦い」

「仁義なき戦い」
1973年日本。

菅原文太死去！
健さんを追うかのように文太さんまで！！
てなわけで、、、これまた追悼鑑賞！！！
ご存知、邦画の歴史に残る任侠映画の金字塔の1本。

菅原文太をはじめとして 松方弘樹、田中邦衛、金子信雄、梅宮辰夫、、、
いやあ今や貫禄のおっさん達もまだこの頃は若い若い！まあ、当たり前なんだけどね。

カメラワーク、画像、音楽、ナレーション、、いろいろなとこに昭和の混乱の匂いがぷんぷん。。。
活気があって何よりなパワーの時代でした。。。

思ったんだけど、、、文太さんて普通に演技上手いよね。
つまり、、、健さんの「不器用ですから」は伊達ではなかったんだよなあ。笑


https://www.youtube.com/watch?v=wfe4JCFKFTg

「イエロー・ハンカチーフ」

「イエロー・ハンカチーフ」
2008年アメリカ。

『幸福の黄色いハンカチ』のハリウッドリメイク。
健さん追悼の流れで観てしまった。

割と原作に忠実なんだな、、、と思いつつ、、、日本版のオマージュ的な部分もあり。
健さん、桃井、武田に比べると、、、薄いなあ、、、と思ってたが、、
これが実はリアリティなのかもね。。。
実際、健さん出来過ぎだもんね。三人揃ってデフォルメ化してる日本版。

ラストに関してはこちらのハリウッド版がしっくりというか映画の王道かもね。

桃井かおりがちょい役で出てて感慨深いものがありました。

https://www.youtube.com/watch?v=55T53yPwUFk

「幸福の黄色いハンカチ」

「幸福の黄色いハンカチ」
1977年日本。

高倉健死去、、、長い事手を付けなかったこの作品をやっと観た。
あまりに有名なのでオチも解ってるのだが感涙。
やはり名作。

ぶっちゃけ健さんてあまり演技はうまくない気がする。。。
ただその空気感存在感が重要なんだよなあ。
これはロックミュージシャンにも言えるよなあ。
上手いからってもんでもないんだよなあ。。。

で、この作品のミソは、健さんはもちろん、映画初出演となる武田鉄矢、そして桃井かおりがいてこそ。だよな。
みなさん良い役者だよなあ。
改めて考えると普通に演技を出来る役者さんは星の数ほど有れど、、、
独特のカラーを持った役者さんは年々減っている気がする。
残念なことです。

我々の世代にとって、、ちょいと刷り込みは入ってるけど、健さんは日本男子の憧れ。。。
今までおつかれさまでした。。。。


https://www.youtube.com/watch?v=W0Ghd95UwZI

「ミリオンダラー・ホテル」

「ミリオンダラー・ホテル」
2000年ドイツ・イギリス・アメリカの合作。

U2のボノの原案をヴィム・ヴェンダースが映画化した愛の物語。
ロサンゼルスあるミリオンダラー・ホテルに住む社会からはじき出された人々の話。

U2とヴィム・ヴェンダース監督の組み合わせにピンと来る人は必見。
まるでU2のPVのような映像世界。
儚く、切なく、美しい、、、まさしく音楽的な創り。

マイノリティの悲しみを理解できる人こそがロックの理解者だと知る1本。。。


https://www.youtube.com/watch?v=9JF_wWM00zg

「マニアック」

「マニアック」
2012年フランス／アメリカ。

マネキンの修復師をしているフランクには、ある秘密があった。
彼は幼い頃のトラウマからマネキンしか愛することができず、
夜な夜な街に出て若い女性を殺害し、その頭皮を剥いでマネキンに被せるといった異常者だったのだ。
てなブルブルな作品。

話は定番というか、、、ヒネリがないというか、、、
ただこの手の映画は被害者の視点で描かれるのが一般的なんだけど
殺人鬼の視点でカメラを回したのはなかなか面白い手法かもね。

泣き叫ぶおねえちゃんの断末魔、、、が観たい悪趣味な人にオススメの1本。


https://www.youtube.com/watch?v=ffE3ulhq3hM