2022年アメリカ |
原題:Swan Song |
上映時間:105分 |
引退して老人ホームで孤独な日々を送っていた伝説のヘアメイクドレッサーが |
親友のための最後のメイクを施しに行くロードムービー風ドラマ。 |
監督はトッド・スティーヴンス。出演はウド・キア、マイケル・ユーリー、リンダ・エヴァンス、ジェニファー・クーリッジ、ジョナ・ブレックマン。 |
わがままな迷惑くそジジイなんだけど、、段々愛しくなっていくから不思議。。 |
命をかけても美学を押し通すのって周りからすると良い迷惑でもあるけど本人視点で映画になると妙に納得。 |
脇の登場人物達もみんなイケてないジジババなんだけど粋というか良い味出してるんだよなあ。 |
ファンタジーなシーンもあり。良い歌と良い劇伴がかなりステキです。 |
え?実在の人なの?へえー、いろんな人がいるから世界は面白いんだよね。 |
『スワンソング』予告編 |
2001年韓国 |
原題:파이란/FAILAN |
上映時間:116分 |
中国から訳ありで韓国にやってきた若い女性が永住権を取る為に |
会った事も無いうだつの上がらないチンピラと結婚する。 |
数年経って、、男に女性が亡くなったとの知らせが来て、、てな物語。 |
原作は浅田次郎の短編小説「ラブ・レター」。 |
監督はソン・ヘソン。出演はチェ・ミンシク、セシリア・チャン、ソン・ビョンホ、コン・ヒョンジン。 |
若き頃のチェ・ミンシクが新鮮。 |
強くてヤバくて悪いイメージしかないんでこんな弱々しいダメ男は興味深い。 |
展開に無理はあるけど、、まあ、解らんでもないかな、と。 |
お互いそれが心のよりどころだったんだろね。 |
で、お約束のラスト、、うーん、哀しいね。 |
これが当時の古き良き韓国映画美学でもあるのかもね。 |
アジア人ばなれしたセシリア・チャンの美しさ。 |
4/1イギリスが入ってるクオーターだそうな。いやあ、品が良くておキレイでした。 |
パイラン 日本版予告編 |
2012年アメリカ・カナダ |
原題:Total Recall |
上映時間:118分 |
21世紀末の近未来、富裕層と貧困層に居住区が別れた社会で |
夢を売る企業リコール社の陰謀を暴こうとする主人公、、てなSFアクション。 |
監督はレン・ワイズマン。出演はコリン・ファレル、ケイト・ベッキンセイル、ジェシカ・ビール、ブライアン・クランストン。 |
1990年のシュワルツェネッガー主演のが懐かしい。これはそのリメイク版。 |
原作はフィリップ・K・ディックのSF小説『追憶売ります』。 |
物語の展開云々よりもほとんどが火薬やワイヤー使いまくりの戦闘アクション。 |
そこにキレイなお姉さん2人も参戦して、これぞハリウッドエンタメ。 |
それにしても近未来の町並みが例によって日本語の看板多し。 |
ブレードランナーへのオマージュなんだろうけど、そろそろ新たな新鮮味ある表現もほしいところ。 |
ある種、SFってビックリさせてなんぼですからね。 |
『トータル・リコール』本予告 |
2012年 日本 |
上映時間:129分 |
腹部を刺されたまま8分間歩き続け、日本橋の麒麟の像の下で息絶えた男性。 |
一方、容疑者の男は逃亡中に車にひかれ、意識不明の重体に、、、 |
捜査にあたった阿部寛扮する刑事が事件の謎に迫る、、てな事件サスペンス。 |
監督は土井裕泰。出演は阿部寛、新垣結衣、溝端淳平、松坂桃李、菅田将暉、山﨑賢人、柄本時生、田中麗奈、中井貴一。 |
TVドラマの劇場版という事でTVで御馴染みの豪華俳優勢揃い。 |
10年ほど前だからみんな若い!今や亡くなった役者さんも数人いて |
思わず時の流れを感じる。 |
謎が謎を呼び、伏線回収大団円へ向かう人間ドラマ。 |
火サスをもっと豪華にした感じだけどやっぱ映画というより2時間ドラマな印象は否めない。 |
つーかこれも東野圭吾原作。もはや小説家というよりTV脚本家?笑 |
この後、「祈りの幕が下りる時」に続くわけで、、「祈り、、」を先に見ちゃったから、、 |
主人公にまつわるエピソード的には順番に観た方が良かったんだろうね。 |
最近はやさぐれた初老の役が目立つ阿部ちゃんもこの頃は2の線だったよなあ。 |
松坂桃李や菅田将暉が高校生役だもんなあ。。 |
「麒麟の翼~劇場版・新参者~」特報 |
2022年フランス Netflix |
原題:BigBug |
上映時間:111分 |
4体の家庭用ロボットが主人らを人質に家に立てこもる事で巻き起こるドタバタコメディSF。 |
監督、脚本は「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ。9年ぶりの長編。 |
出演はエルサ・ジルベルスタイン、イザベル・ナンティ、ユセフ・ハイディ、アルバン・レノワール、フランソワ・レバンタル、クレア・チュスト、 クロード・ペロン 。 |
シリアスさの欠片も無い、最初から終わりまでドタバタコメディな作品。 |
しかも下ネタ率高し。もうみなさんキャラ立ちまくりでお腹いっぱい。 |
お気楽でシュールでブラックな苦笑いコメディがお好きな方にはおすすめの1本。 |
ビッグバグ |