| 2023年アメリカ |
| 原題：Barbie |
| 上映時間：114分 |
| アメリカ玩具メーカーマテル社が発売、世界的にヒットした着せ替え人形バービーの実写映画化。 |
| 監督はグレタ・ガーウィグ。出演はマーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ケイト・マッキノン、キングズリー・ベン＝アディル、シム・リウ。 |
| 極力CGを使わずにカラフルで派手なチープな映像がウリ。 |
| これこそが作り物のおもちゃ感！ |
| あえてのダサミュージカルもナイス。 |
| 内容は良くも悪くもアメリカ的。男女平等で無いからこそのレディーファースト。 |
| それにしても歴史が長いから、、いろんな種類のバービーがあるんだなって、、 |
| そもそも興味のない男の自分でも興味津々なんで、、 |
| バービー好きにはたまらん企画でしょうなあ。。。 |
| 『バービー』日本版本予告 2023年8月11日（金）公開 |
| 2022年イギリス・フランス |
| 原題：The Son |
| 上映時間：123分 |
| 新妻との子も生まれて多忙な弁護士が別れた妻との間の思春期の息子が不登校という事で引き取ることになり、、てな家族ドラマ。 |
| 監督、脚本はフローリアン・ゼレール。出演はヒュー・ジャックマン、ローラ・ダーン、アンソニー・ホプキンス、ヴァネッサ・カービー、ゼン・マクグラス。 |
| 話としてはよくある家庭あるある。親の心子知らず、子の心親知らず。 |
| で、ツライ、キツイ展開。。。 |
| 誰が悪いってわけではないけど、、あるある、、だよなあ。 |
| 身につまされる話。まさしく人ごとではない。。 |
| ゼレール監督、傑作『ファーザー』の自作がこの作品。アンソニー・ホプキンスが父親として出てるという事も含めて繋がってるよなあ、、って。。 |
| 家族3部作という事らしい。つまり自作は「The Mother/母」なのだろうか？ |
| 期待してお持ちしております。。。 |
| 『The Son／息子』予告篇 |
| 1984年デンマーク |
| 原題：THE ELEMENT OF CRIME |
| 上映時間：104分 |
| 殺人事件を追う警部が犯人と同じ視点で捜査するうちに現実と幻の境界が曖昧に、、ってなクライムサスペンス。 |
| 鬼才ラース・フォン・トリアーの長編デビュー作。最初から思いっきり不穏。笑 |
| 監督はラース・フォン・トリアー。出演はマイケル・エルフィック 、ミー・ミー・レイ 、エスモンド・ナイト。 |
| 全編くすんだようなセピア色の映像。退廃的なSF風。 |
| 雑然とした美しくないタルコフスキーって感じ？全編が悪夢なイメージ。 |
| 映像的には独特で魅力的なんだけど、、話が小難し過ぎて、、ちょっとツイていけない。 |
| ナイスバディのアジア系（ミャンマー人女優）のヒロインがエロくて魅力的なのが救われる。笑 |
| でも、、予想通り救われぬまま話は、、トリアーは最初からトリアーだったんだな、、と。 |
| なかなか日本では観る事が出来ない初期のトリアー作品が観る事が出来て嬉しい限りです。 |
| The Element of Crime (1984) - Trailer |
| 1987年デンマーク |
| 原題：EPIDEMIC |
| 上映時間：107分 |
| 伝染病をテーマの映画を撮ろうとするトリアー監督が本人役で出演の「ヨーロッパ三部作」の2作目。 |
| 監督はラース・フォン・トリアー。出演はニルス・ヴァセル、ウド・キア 、アラン・デ・ポール、オーレ・エアンスト、マイケル・ゲルティング。 |
| 監督のラースと脚本のニルスがそのまま本人役で主演というなんともはや、、な作品。 |
| さすがにめちゃ若くて痩せてる！結構ハンサムな感じじゃん！笑 |
| 現実と妄想が入り乱れる、、というのはよくあるパターンだが、、なんか良ー解らん。 |
| ラスト10分だけいかにも盛り上がる展開になるんだけど、、うむむ。。。 |
| あの女優さんは迫真の演技でございました。 |
| タルコフスキーの「惑星ソラリス」みたいなオマージュもありつつも、、、 |
| まだまだエンタメ業界に認知されるにはほど遠い1本。 |
| 『ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023』ーヨーロッパ三部作ー本編映像｜『エレメント・オブ・クライム』『エピデミック～伝染病』『ヨーロッパ』【4Kデジタル修復版】 |
| 1991年デンマーク・スウェーデン・フランス・ドイツ・スイス |
| 原題：Europe |
| 上映時間：112分 |
| 第二次世界大戦に敗戦した直後の1945年のドイツ、鉄道会社に就職したアメリカ人の主人公が愛と陰謀に巻き込まれて行くサスペンス。 |
| ラース・フォン・トリアー「ヨーロッパ三部作」の最終3作目。 |
| 監督はラース・フォン・トリアー。出演はジャン＝マルク・バール、バルバラ・スコヴァ、ウド・キア: ローレンス、マックス・フォン・シドー。 |
| 同じ画面上にカラーとモノクロが混在する編集。当時の技術だと結構な手間だったんでしょう。 |
| 破滅に向かっていくパターンは後のトリアー作品を彷彿とさせるが、取り立てて特筆も無し。 |
| なかなか日本では観る機会がなかったトリアー初期の「ヨーロッパ三部作」。 |
| 本領発揮はやっぱり次の「奇跡の海」からかな。誰にでも初期作は有るってことですね。 |
| ようやくこれで本編作品はひとまずコンプリート。次はドラマ「キングダム」シリーズかな。 |
| と思ったら、、もう1つ残ってた！！！ |
| つーか、、そろそろ新作もお願いしますよトリアー監督！ |
| Europa (1991) - Trailer |
