「108時間」

2018年アルゼンチン・スペイン・ウルグアイ
原題： No dormiras

役作りのため108時間眠らずに起き続けた女優を待ち受ける恐怖を描いたサスペンススリラー。

まあ、設定にムリが有るといえばムリがあるし、、
何日も眠らなければ誰だって幻覚くらい見るよなあ、、、って中途半端だよなあ。

出来としては悪くないんだけど、、、全て想定内で、盛り上がりに欠ける1本。

https://www.youtube.com/watch?v=_8-RCxi4L3A

「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」

2017年イギリス・アイルランド
原題： The Killing of a Sacred Deer

幸せな家庭が1人の少年を迎え入れたことで崩壊していく様を描いたサスペンス。

なんか最初は話がよく飲み込めず頭の中はハテナマークだらけだったのだが、、
だんだん状況は解ってきたが、、でもやっぱりハテナマークの展開に、、、
まあ、そういうタイプの作品って事で、、、

で、結局「ロブスター」「籠の中の乙女」のギリシャのヨルゴス・ランティモス監督だと知って
納得と言えば納得。
この人に「何故？」と聞いても仕方ないもんなあ。
健在でなによりです。

単純に好き嫌いに分ける事が出来ない独特の世界観、、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=KIbzpjS4GaQ

「リグレッション」

2015年アメリカ・カナダ・スペイン
原題： Regression

実の父親による娘への性的虐待事件を追う刑事。
徐々に悪魔崇拝カルトの渦に巻き込まれて、、、な話。

個人的にはあまり興味がないジャンル、、、釈然とせずに見終わって、、、
クレジット観て気がついた。。。
え？この主演の子があのエマ・ワトソン？
ハリポタシリーズを観てないオレは彼女の名声は聞いても顔を良く知らない。

うむむ、普通に可愛いとは思うが、、、
演技の方は、、、うううう、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=5wZLOUUafDw

「アウト＆アウト」

2018年日本

「ビー・バップ・ハイスクール」などで知られる木内一裕による小説を
本人監督で映画化。
血のつながらない小学生の女の子と暮らす元ヤクザの探偵のハードボイルドアクション。

主役の遠藤憲一がとにかくハマリ役。
そして少女がとにかく可愛いくてナイスキャスティング！
他の脇役もどちらかというとあまり売れっ子じゃない役者さん達がナイスで新鮮。

ベタな流れなりに楽しめた。
このままシリーズ化もあるかも？な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=TfXO5lL4e5o

「漂流街 THE HAZARD CITY」

2000年日本

チンピラブラジル人、中国マフィア、日本ヤクザ、、三つ巴の血を血で洗う闘争ハードボイルドアクション。
つーか、、監督が三池崇史！とにかく笑うくらいシュール！
ふざけてんのか？ってくらいの三池崇史ワールド。ほとんど漫画！

でもね、、全然イケてない感じ。。。
あ！そうか！この作品の7年後にあの名作 「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」があるわけね。
これはプロトタイプだったんだ！納得！！！

てなわけで若き日の吉川晃司、及川光博らの熱演をどうぞ！
個人的にはまだ五体満足な頃の奥野敦士を目に出来ただけでも観た甲斐があった1本。

https://www.youtube.com/watch?v=JXf-3FQqiCk