「執行者」

2009年韓国
原題：집행자／THE EXECUTIONER

死刑囚に舐められながらもなんとか職務に慣れていく新米刑務官と
それを見守る鬼ベテラン刑務官。長い間死刑執行されていなかったのがある日、、てな社会派。

死刑執行のやり方など諸々が日本と同じなんですな。
ちなみに韓国って1997年最期の執行を行った後、一度も死刑執行をしていないそうな。

仕事と言いながら執行する人もツライって話なんだが、、
法務大臣が執行ボタン押せよ、、最高責任者だろ？！
って、、この作品を観ながら思ったのです。。。

https://www.youtube.com/watch?v=G5pZka8XoqE

「その手に触れるまで」

2019年ベルギー・フランス
原題：Le Jeune Ahmed

コーランに夢中になりイスラム過激主義に傾倒していく13歳の少年がそそのかされて
担任の女教師を冒涜者と思い込みナイフで襲いかかり、、てな物語。

ベルギー独特の、、ハンディカメラ、自然光、劇伴無し、で、陰鬱、、、
まるでドキュメンタリーのような映像。

まさしくこういうのを洗脳と言うんだろうね。
宗教にハマる人って基本マジメな人が多いから思い込んだらぶれないというか、、、
なかなかリアルな話。。まさしくエンタメとは反対に位置する作品。

世の中の人々が是非、観るべきだと思う1本。

https://www.youtube.com/watch?v=mfn4jBrC7uk

「プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵」

2020年イギリス・オーストラリア
原題：Escape from Pretoria

アパルトヘイトの撤廃を訴えるパンフレットを頒布したために逮捕され投獄された男達が
執念で脱獄を試みる実話を元にした物語。
主演はダニエル・ラドクリフとダニエル・ウェバー

基本、脱獄ものって面白いとは思うんだけど、、この作品は、
ひたすら合鍵を作って脱獄、、という地味な方法論。
いくら実話とはいえもうひとヒネリくらいはあっても良かったかな、、と贅沢を言う1本。

https://www.youtube.com/watch?v=jMHmliowFIw

「グッド・ネイバー」

2016年アメリカ
原題：The Good Neighbor

ITオタクの男子高校生の2人組が近所に住む一人暮らし老人にドッキリを仕掛けた事で
巻き込まれる恐怖の事件、、てなサスペンス。

今時の調子こいてるバカ若者に観て欲しい。
世の中舐めてるとどえらい事になるぞ！ってね。

やりすぎなんだけど、、まあ、起こりうるよね、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=ItrFqypRFZk

「Hysteric Betty」

2020年日本

冴えない女性は都会で出会った写真家とのヌード撮影で人生が大きく変わってしまう。てな青春群像劇。

「いおり気高い」というネイル店経営の女性がクラウドファンディングで資金を集めて
プロデューサー 監督 脚本主演で作った作品。
カメラマンのお兄さん、アイドルグループの数人以外は
本人も含めて役者素人丸出し。
知人友人を集めて映画を作ったらこうなりました、、って。
脚本、演出、撮影、編集は悪くないんだけどね。
やっぱりプロの役者との違いはいかんとも、、ね。
まあ、その承認欲求パワーは買いますが。。。

素人でも映画を作って大手のサブスクで配信できるのは
埋もれた新たな才能にチャンスを与えるのは良い事だとも思うが、、、
それと同時に線引きは難しくなっていくのだろうな、、って思う1本。

https://www.youtube.com/watch?v=14m3UAwLTUE