2020年日本 |
上映時間:100分 |
阪神・淡路大震災で娘を失い、離婚した夫婦の心の軌跡を描くドラマ。 |
監督が震災の発生を受け、その直後に書いたピンク映画の脚本が原案となっている。 |
監督はいまおかしんじ。出演は武田暁、河屋秀俊、豊田博臣、美村多栄、時光陸、テルコ、田辺泰信、上西雄大。 |
オーディションで選ばれた無名の役者と予算250万のマイナー作品だからこそのリアル。 |
日常の特殊な部分も含めて生々しい。一言で言うなら人生波瀾万丈。 |
ただ老けていくという感じではない主演女優の時間経過がナイス。 |
話としては散漫だけど、、ちゃんとカタルシスもあり。 |
言葉にならない想いは伝わる。 |
ちなみに環境ノイズギターの音楽もナイス! |
人はそれでも生きて行く、、という地味ながら尊い1本。 |
『れいこいるか』予告編 |
2018年イタリア・ブラジル |
原題:Quanto basta |
上映時間:92分 |
イタリアのトスカーナを舞台に、気性の荒さから傷害事件を起こして全てを失った元一流シェフが、 |
天才的な味覚を持つアスペルガー症候群の青年とともに若手料理人コンテストに挑む姿を描くドラマ。 |
監督はフランチェスコ・ファラスキ。出演はヴィニーチョ・マルキオーニ、ルイジ・フェデーレ、ヴァレリア・ソラリーノ、ニコラ・シリ、アレッサンドロ・アベル。 |
話はベタな展開なんだけどヨーロッパ映画だと気にならないんだよなあ。自然というか。。 |
特に驚く部分はなく想定内なんだけどこれはこれでイイ。 |
地味ながらも感動の1本。 |
シェフドラマってなんか良いんだよなあ。文字通り料理って人を幸せにするのかもね。 |
『トスカーナの幸せレシピ』予告編 |
2015年アメリカ |
原題:Experimenter |
上映時間:97分 |
何故ホロコーストが発生したのかを調べるために実験を行ったミルグラム博士が |
非倫理的であるという理由で世間から叩かれた事件を元に映画化。 |
監督、脚本はマイケル・アルメレイダ。出演は ピーター・サースガード、ウィノナ・ライダー、エドアルド・バレリーニ、ジム・ガフィガン、アンソニー・エドワーズ。 |
「エス」や「エクスペリメント」みたいな話だけどエンタメ度は低い。 |
実話ということでリアルにドキュメンタリー的かと思えば、時折意表を突いたシュールな演出もある異色作。 |
基本反ナチス映画のはずなんだけど、焦点はいざという時の人間の抑制されない資質ということか。 |
どう展開して行くのか?と迷走したが結局は博士の半生を描いた物語でした。 |
人間の良心を信じたい気持ちは解らんでもないが、、人間はこんなもんでしょ? |
主役が視聴者に語りかける手法はロッド・サーリングやアルフレッド・ヒッチコックの影響だそうな。 |
「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」予告 |
2023年日本 |
上映時間:107分 |
若き学生時代ラグビー部だったジジイ達がゲートボールの試合に出る為に集結するドタバタコメディ。 |
監督、脚本は野田孝則。出演は藤竜也、石倉三郎、大門正明、森次晃嗣、小倉一郎、本田望結、田中美里、山口果林。 |
ジジイでも青春!友情人情大騒ぎコメディ!! |
そこにスポ根も絡めて右往左往の巻。 |
懐かしい顔ぶればかり、、みなさん歳をとっても健在。 |
小倉一郎さんかなり久しぶりにお姿を拝見いたしました。 |
三遊亭円楽さんの遺作にもなったようです。 |
桃カレーって美味い?気になります。じゅわああ! |
『それいけ!ゲートボールさくら組』本予告(60秒) 【5月12日(金)全国ロードショー】 |
1989年日本 |
英題:GUNHED |
上映時間:100分 |
『機動戦士ガンダム』などアニメによる巨大ロボットものを得意としたサンライズと、実写特撮ものにかけては長い歴史と経験を持つ東宝映画がタッグを組み、 |
実写で巨大ロボットの活躍を描くという、公開当時は他に類を見なかった「巨大ロボットによる屋内劇」が展開するSF特撮映画作品。 |
監督は 原田眞人。出演は髙嶋政宏、ブレンダ・バーキ、円城寺あや、水島かおり、原田遊人、斎藤洋介、川平慈英、ミッキー・カーチス。 |
2025年の近未来SFって、、来年やないかい!! |
今観るとちょいと恥ずかしくなる特撮映像、当時は相当気合い入ってたと思われる。 |
音楽も映像も文字もセリフも80年代感満載。 |
この頃はバブリーだよなあ。外人俳優を使ってセリフもかなり英語、、うむむ。 |
今や、ヘンな立ち位置になってしまったスターレス高嶋もこの頃は正統派二枚目。 |
個人的には今のスターレスの方が好きなんですが、、笑 |
「ガンヘッド」予告 |