2017年映画鑑賞🎦のつづき( ^ω^)・・・
9月鑑賞🎦 1本目 Total-37本 シネリーブル梅田にて・・・『ハイジ アルプスの物語』実写版 原 題:Heidi
Heidiは、テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」でお馴染み(今の若い人はご存知ないかな)息子が中学生の時、「お母さん英語の先生なぁ、ロッテンマイヤーさんみたいやで」と言っていたのを思い出します。 何か画面が寂しいなぁ~と思っていたら、セント・バーナード犬のヨーゼフがいませんでした。 干し草のベッドもチーズもアルプスの山々も、あれもこれも・・・ アニメを思い出させてくれましたが。
111分の中に収めようと思うと、細かいところまでは表現できませんね。 仕方ないかぁ~ ヤッパリ、アニメの方が好きです💕💕💕
只今ケーブルテレビで放映中📺(2022年12月現在、ハイジはロッテンマイヤーさんに厳しく躾けられています)
9月鑑賞🎦 2本目 Total-38本 京都シネマにて・・・『人生フルーツ』
気になっていた映画でした。 この日は何処から情報を得るのか、立ち見が出る程(この当時は自由席でした)私の番号は37番、思いの席にはつけませんでした。 映画の方はと申しますと・・・ むかし、ある建築家が言いました。「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」そんな家に住む、90歳の建築家・津端修一と87歳の妻・英子の信念ある丁寧な暮らしぶりを追うドキュメンタリでした。
何回か場面に合わせて樹木希林が聞かせてくれる『風が吹けば 枯れ葉が落ちる。枯れ葉が落ちれば 土が肥える。土が肥えれば 果実が実る。
こつこつ ゆっくり。人生 フルーツ。』 愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンのマスタープランを作成するものの、経済優先の計画に流されるような完成になってしまったことからか、仕事に距離を置くようになり、高蔵寺ニュータウンに家を建て、雑木林を作り始め自然な生活を始めるふたり。 その生活ぶりはとても自然で微笑ましいものでした。 お互いを英子さん 修(しゅう)さんと呼び合ってお互いを尊重、感謝し合っているのが画面に溢れていました。 旦那様は仰いました。「彼女は生涯で最高のガールフレンド」 奥様は「若い頃より、今の方がいい顔してる」って・・・
素敵です。 撮影中に修さんは旅立たれました。 庭仕事のあと昼寝をすると言ってそのまま・・・
その場面も画面に映し出されていました、安らかな顔が。 修さんの最後の仕事は伊万里市の医療センター設計でした。 完成を目にすることはできませんでしたが、高蔵寺ニュータウンのマスタープランでできなかったことを、ここで実現できたのではないでしょうか。
このお仕事の謝金は固辞されていたようで、ご本人は夢が叶ったと思われたのでしょうね。 清々しいステキな映画でした。
9月鑑賞🎦 3本目 Total-39本 TOHOシネマズ梅田にて・・・『三度目の殺人』
犯人役を演じる役所広司に興味があって・・・ 先日の「関ケ原」での徳川家康役とは別人(当たり前です)人間の心の複雑さ。 心の中は他人には判らないし自分自身でも判らないかもしれません。 白黒ハッキリと言いますが、ハッキリさせるのが良いのか悪いのか・・・ グレーな部分も認めざるを得ない場面があるような、無いような(?_?)そして社会の複雑さ(この映画では司法の世界ですが・・・)、何を信じればよいのやら(;´д`)トホホ
9月鑑賞🎦 4本目 Total-40本 シネリーブル梅田にて・・・『あしたは最高のはじまり』 原題:DEMAIN TOUT COMMENCE(明日すべてが始まる) フランス・イギリス合作 コートダジュールで気儘に過ごしているプレイボーイが、ある日突然父になった(昔関係のあった女性に押し付けられて・・・) 赤ちゃんを母親に返しに行ったロンドンで、偶然出会ったゲイの男性と共に娘を育てる様子がコミカルに、少し切なく描かれていました。 父親役を演じていたのは「最強のふたり」や「ショコラ~君がいて、僕がいた~」に出ていたオマール・シーというフランスの黒人俳優。
この人は元々コメディアンだったらしいのですが、お上手ですね。 トム・ハンクスの「インフェルノ」ではとてもシビアな役を演じていました。 それはそうと、ヨーロッパではゲイの人って多いのかな?(個人的な感想ですが・・・)と言うより認められているのかな? あちらの映画を観ているとそう感じます。
9月鑑賞🎦 5本目 Total-41本 テアトル梅田にて・・・(繰り返すようですが、2022年9月閉館となってしまいました😢)
『ナインイレヴン 運命を分けた日』原題:9/11~「判りやすい題ですね」
衝撃的な映像が流れたのは2001年だったのですね。 ビルが崩れていく様は、本当に恐ろしかったぁ~ その中でも生存者がいたのですね。 この映画は1台のエレベーターに偶然閉じ込められた5人が、脱出を図る姿を描いていました。 脱出の方法として、ビル保全技術者の男性とビル管理のオペレーターとのやり取りが重要。 オペレーターの女性もビルが崩れ落ちる間際、エレベーター内のインターコムが途切れるまで交信を続け、救助隊に促されて席を立ちます。 心を残しながら・・・ 仕事に対する覚悟や責任、使命感のようなものを強く感じました。
9月鑑賞🎦 6本目 Total-42本 ブルク7にて・・・『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
東野圭吾の新しい引き出しを(私にとってですが・・・)開けた気分の映画でした。 ナミヤ雑貨店のシャッターに届いた手紙から奇跡が・・・
シャッターの中には、女性起業家の家からカバンを盗み此処を隠れ家に選んだ3人組の少年たちが読んだ手紙に返事を書いて牛乳箱へ入れておくのです。 何故牛乳箱かと言うと、店内にあった雑誌にこの店主が悩み相談を受けて、回答を店の表にある掲示板に貼り出すのでしたが、深刻な相談は牛乳箱に回答を入れていたのでした。 話が進むうちにだんだん繋がっていく3人の少年たちと手紙の主たち、そして重要な鍵を握っている今は亡き店主。 1980年と2012年を行ったり来たりのファンタスティックで、愛あるお話でした。 『疾風ロンド』の時は面白さに感心しましたが、今回は愛情(あたたかい気持ち)に感動しました。 原作は、2012年に賞をもらっているのですね。
10月鑑賞🎦 1本目 Total-43本 シネリーブル梅田にて・・・『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』原題:THE SHACK(小屋・荒家)
神様も万能ではないのかな? でも、それなりに意味があるのかも知れません。 人を、何かを赦すことは自分も楽になれるし、周りも救うことになるのでしょう。 石田純一の娘、「すみれちゃん」がキャスティングされていました。 お母さま(松原千明)は若くして亡くなってしまわれましたね(2022年10月没)
10月鑑賞🎦 2本目 Total-44本 ブルク7にて・・・『ジュリーと恋と靴工場』原題:Sur quel pied danser(どの靴(足)で踊れば いい ・・・と言う意味らしい)フランス映画でした。「ラ・ラ・ランド」に続くハズレ映画でした。 ミュージカルでもなければコメディーでもない、ベンベン・・・ ストーリーも結末も私の中では落第点でした。 フランス映画の作るミュージカルって「あんなん」って感じが残るガッカリ作品でした。 テーマが見つからない! 残念((+_+))
10月鑑賞🎦 3本目 Total-45本TOHOシネマズくずはモールにて・・・
『ドリーム』 原題:HIDDEN(隠れた・隠された) FIGURES(人・人影・人物)
NASAの宇宙開発の重要な部分を担った3人の黒人女性(実在の)を主人公に描いたドラマでした。 とても優秀で努力家で、この時代の人種差別の問題にも立ち向かう姿勢は立派。 彼女たちには自信がみなぎっているように感じました。 差別って、心の狭い自分に自信のない人が抱くものでしょうか・・・ ケビン・コスナー演じるNASAの研究本部の本部長は、できる上司だと思います。 それとも合理的? 無駄がない? トイレにかかっている「COLORED LADIES ROOM」の札を壊していたのを見ていて気分がスッキリしました。 勿論そのあとの台詞も・・・