徳島×大森日記

徳島でのお遍路やキタリスのテトとの思い出、東京での新しい生活、
サイベリアンのルイとの毎日を綴ります♪

ありがとう・・テト。

2013-07-20 16:41:34 | リス

 ここ数日、とても頑張っていたテトですが、昨日の夜、とうとうミニィと同じところへ旅立って行きました。


 昨日は特にきつそうで、肩で息をしていたので、ずっとそばについていてあげました。テトの頭のところに手を持って行くと、頭をのせて休もうとしてくれました。

 そして、いきなり腕を伝って背中に乗り、じっと座り込んでいました。夫の背中にはよく乗っていましたが、私の背中でじっとしているなんて、今までなかった事です。
 テトも苦しくて助けてほしかったんでしょうね・・・

 テトはすっかり痩せてしまって、背中の重みがあまりに儚く感じました。
 
 突然テトが背中から下りて、ソファーの下に隠れました。その様子に予感を感じ、夫が帰るまで、もう少し頑張って!と声をかけ続けると、テトはじっと頑張ってくれました。

 夫が帰り、二人で寝転がってテトに声をかけ続けるていると、再びテトが違う場所にかけこみ、カーテンに引っかかりそうになったので夫が抱え上げると、テトは「キュン」と一声鳴いて、息を引き取りました。


 あんなに頑張ってくれたのに、もう少し長生きしてくれたら・・と望むのは欲張りでしょうか・・
 数ヶ月前はあんなに元気だったのに、体調を崩してからがあまりに早く、淋しくて仕方ありません。


 診て頂いた先生から「ミニィは体が丈夫じゃなかったから、強いテトがあなた方のところにやってきたんじゃないでしょうか」と言っていただけるくらい、本当に病気知らずの元気一杯強い仔でした。

 元気すぎてあまりの悪さに「バカテト~!」と叫んだ事も正直あります。
 部屋中にあの仔のやらかした跡が残っていて、この先、これはあの時の傷、こっちはこの時・・・と思い出していくんでしょうね。

 この東京の家が大好きで、知らない場所は用心するのに、ここに帰って来た時は最初から大喜びで駆け回っていました。覚えているんだな、と感心したものです。
 夫の事が大好きなリスで、夫の背中に寝そべっては、私の事をチラ見していた目つきが忘れられません。

 夫を取り合って、喧嘩して病院送りにされた事もあるけど、戻って来たら、傷を確認する可愛いところもありました。


 テトの写真を見ていると、こんなに長い間私たちに寄り添ってくれたんだと本当に有り難いです。森からの預かりものを本当に大切に出来たのかどうか解りませんが、今、たくさんの感謝とともにお返ししたいと思います。


 テト、ありがとうね・・・・






 テトをかわいいと言ってくださって、一杯応援して下さった皆様、今まで本当にありがとうございました。
 テトを通して、とても楽しい交流が出来ました。テトに下さった好物も、本当に喜んで食べていました。テトに変わり、御礼申し上げます。