徳島×大森日記

徳島でのお遍路やキタリスのテトとの思い出、東京での新しい生活、
サイベリアンのルイとの毎日を綴ります♪

直島 家プロジェクト

2007-11-30 18:07:45 | ドライブ


本村地区の家プロジェクト”はいしゃ”大竹伸朗

 本村地区到着~~
歩いて回れるエリアです。昔ながらの家並みが残っていて歩き回るだけでも楽しいです。そしてこの地区に点在しているのが”家プロジェクト”。昔ながらの家を改修してアーティストが家の空間そのものを作品化したものです。

 本村ラウンジ&アーカイブ(お土産なんかを売っています。)で鑑賞チケットを購入、1000円で6カ所の家プロジェクトを鑑賞出来ます。

 まずはこの”はいしゃ”元歯医者の建物です。外観も随分手を加えてあります。何だか懐かしいものが一杯貼り付けてありました。中はもっとシュールです。自由の女神がぶち抜きで飾ってあったり、船の船底の形が真っ黒く塗られていたり、かなり不思議空間でした。





直島町役場


 役場の建物もおしゃれ~!ここで情報収集。



茶寮”おおみやけ”

 ここは元庄屋さんで、直島では最高の家柄だそうです。今はカフェをしてくれてます。




元庄屋さん、りっぱです。





懐かしいひょうたん型のつくばい


 というわけで、ここでランチにしました~



 

私はハンバーグのマスタードソース、夫はカレーのような、もの

 どちらもおいしかったです店内にはこの庄屋貯蔵の籠や鎧など飾ってありました




家プロジェクト”碁会所”須田悦弘

 庄屋さんの前にあった、次の家プロジェクト、”碁会所”です。この建物は新しく建てられたものですが、以前はほんとに碁を打つための憩いの場だったそうです。

 中には畳の部屋が二つあって、木彫りに色を付けた、本物のような椿の花がたくさんちりばめられていました。庭は白い小石が敷き詰められ、真ん中に1本の白椿と井戸がありました。まだ蕾だったんですが、咲くと木彫りの椿と比較できて趣もあるとの事でした。残念!




家プロジェクト”石橋”千住博

 道を歩いていると自転車に乗ったご婦人に「もう”石橋”には行った?」と声をかけられました。「とてもいいから、行ってね~!」とにこやか。”碁会所”の説明をしてくれた方も高齢の男性だったんですが、島の方が協力して観光客を迎えてくれているようでした。嬉しいことです。

 ということで”石橋”へ。母屋は新しい作品の準備中とのことで入れず、隣の方へ・・・薄暗い空間の紺色の壁に滝のような水の流れが描かれ、黒い漆の鏡のような床に映し出されていました。きれいです・・・




家プロジェクト”南寺”ジェームズ・タレル

 ここはジェームズ・タレルだけあって、もっとも不思議空間です。
真っ暗なんです。スタッフの方に説明を受け、真っ暗な中を壁づたいに進んでいくと、ベンチがあってそこに座って目が慣れるまで10分ほど待ちます。淡い光が前方に見えてきたら席を立って、手をかざして部屋を出るように言われたのですが、いつまでたっても真っ暗でなかなか見えてこない・・・・
不安になった夫が「何か見えるか?」と聞いてきました。ぼんやり2カ所明かりが見える気がする、と言うと「良かった!俺もだ・・」と安心した様子。二人でこわごわ席を立って、歩いていくと、ほんとに弱い光源があるのがわかりました。
 そして前方にはぼんやり明るい空間が!?やっぱりタレル・・・侮れません。




家プロジェクト”護王神社”杉本博司

 とってもモダンな神社という感じです。




階段は光学ガラスで出来ています。

 
 近づいて見てみると、階段はガラス!光学ガラスを使っているそうで、光が当たるとそれはきれいだそうです。




この階段、地下まで続いていて、光が地下に差し込むようになっています

 そして、階段は地下へ・・・神秘的です。





神社の右手に地下に入る通路が!スタッフがフラッシュライトを貸してくれます

 狭い通路を暗闇の中へ進んで行きます。神社の下に出ると、あのガラスの階段が伸びていて、地上の明かりを導いていました。スタッフの方によると、夏場の西日が入る時間帯が、とても美しい光が差し込みいいそうです。



外に出るときは瀬戸内海の水平線が見えるように設計されています

 外に出るときも、真っ暗な中から、瀬戸内海の地平線が望めるようになっていて、凝ってるなぁ・・と思いました。





家プロジェクト”角屋”宮島達夫

 角にあるから、”角屋”



倉と母屋の両方に展示がありました

 暗いお座敷の中に水が張ってあって赤、黄、緑の無数のデジタルカウンターがいろんな速度でカウントしていました。このカウンター、島民の方がひとりひとり自分の好きな速度を設定したそうで、それぞれの時の刻み方をしているのかな、と思いました。



磨りガラスの窓の液晶のデジタル数字が変わっていきます

 古い家屋にデジタルカウンター、この組み合わせがいいのかも・・・



東丁の通り

 この地区は家プロジェクトだけでなく、地区全体で古き良き時代を呼び起こさせ、おもてなししてくれているように思います。通りの標識もアーティスティック。



趣のある窓



宿のようです



屋号”よろずや”




屋号”嶋屋”



屋号”きちだゆう”

 この屋号と呼ばれるもの、直島の古い家の持つニックネームだそうです。このプレートが付いている家が何軒もありました。



粋な暖簾でおもてなし






カフェ”まるや”で休憩



レトロ感漂う掲示板です



砂壁の模様がおしゃれ



本村港



猫はみんなのんびりフレンドリーでした



この仔はしばらく付いてきました



気持ちよさそう・・・



宮浦港にもオブジェがありました

 本村地区を堪能して、宮浦港まで約30分歩きました。宮浦港のオブジェで記念撮影をして、17時のフェリーに乗って家路につきました。



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直島旅行 2日目

2007-11-30 18:06:42 | ドライブ
 ホテルのチェックアウトは11:00とのんびり~としてると時間がなくなるので、テラスレストランでブュッフェスタイルの朝食をおいしくいただいて、早速出発。

 屋外作品を見ながら地中美術館まで約20分歩いていくことにしました。今日も曇り・・海の色はグレーです。



屋外作品”三枚の正方形” ジョージ・リッキー

 海辺に数点の作品が点在していました。これは大きな金属らしい正方形が突き出ているンですが、なんと動きます!ゆらゆらとまるで風になびいているようでした。




屋外作品”茶のめ” 片瀬和夫

 お茶碗?・・・



屋外作品”見えて/見えず 知って/知れず” ウォルター・デ・マリア

 大きな黒っぽい花崗岩の玉が二つならんでいて壁側には金色に塗られた、三角、四角、五角形の木製の柱が飾られていました。



屋外作品”船尾と穴” 大竹伸朗



屋外作品”切断された船首” 大竹伸朗

 難破した船の残骸のようです・・・



屋外作品”文化大混浴” 蔡國強

 真ん中にあるのはジャグジー風呂。今回は整備中で入れませんでしたが、ちゃんとお風呂に入れるようです




たくさんの道祖神・・・これは作品じゃない?

 屋外作品を楽しんだあと、地中美術館まで歩きました。緩やかな坂道を15分ほど歩きます。
本館の前にチケットセンターがあって、ここで一人2000円のチケットを購入。写真撮影は一切出来ないので、カメラと荷物をロッカーに預けるように言われました外の風景くらい撮りたかったのですが・・・
そこから門を入っていくと、モネが描こうとした自然を体感させるための庭が造られていました。私の好きな花もたくさん植えられていました。

 この美術館、建物の大半が地中にあります。安藤忠雄の設計で自然にとけ込むように作られています。
この館の展示は安藤忠雄の他3人だけになっています。

 コンクリート打ちっ放しの建物に入っていくと、安藤忠雄の作る静かな空間が広がっていました。

 そしてまず、ウォルター・デ・マリアの部屋へ・・・
大聖堂のような広い空間が階段状になっていて、海辺で見たあの花崗岩の球が部屋の中央に置かれています。壁側には金色に塗られたあの木製の柱が並べられていました。
 球の上には空に抜ける開口部があり、外の光が球に映し出されていました。開口部は東西に長く開いていて、太陽の動きと共にその表情を変えるということでした。曇っていて残念
 不定期に低いドラムの音が鳴り響き、不思議な時間を演出します。この日は鑑賞する人が少なく、階段に静かに座っていると、まるで映画の「2001年宇宙の旅」の世界にいるような錯覚を覚えました。


 次はジェームズ・タレルの部屋へ。
空間と光を体現出来る作品が3つありました。
壁に照らされた光が立方体に見える、というものや、部屋の周りに巡らされた花崗岩のベンチに座って、空が見える四角い開口部を眺める、というものです。
一番不思議だったのが、黒い階段の上に四角いブルーのスクリーンがあって、階段を上ってみるとそこは部屋になっていて中に入り込める、というもの。部屋を歩くとどこまでが空間なのか解らず、まるでバーチャルの空間に迷い込んだような気がしました。


 最後は楽しみにしていた、クロード・モネの作品です。
あの睡蓮シリーズが4つ展示してありました。中でも圧巻だったのが、縦200cm×横600cmの大作です。このような大作は8点しかないそうです。
 モネの好んだ白い背景を取り入れ、白い砂漆喰の壁に角を作らず丸みをつけ、白い額縁、床は白い大理石を2cm立法に切り分けたものを敷き詰めた、贅沢な空間でした。
 入り口から見ると白い空間にモネの睡蓮が浮かびあがり、何とも言えない美しさを現していました。

 その他館内にはカフェもあり、軽食程度がいただけます。あまり広くはなかったのですが、外にテラス席があったので、暖かい日は瀬戸内海の風を感じながらお茶するのもいいかもしれません。





屋外作品”もうひとつの再生” 三島喜美代

 地中美術館を出て家プロジェクトがある本村地区まで約30分歩くことにしました。池沿いの山道を歩くと、ここにも作品が!随分大きなゴミ箱です。一番印象に残ったかも!?





何の花?風景を楽しみつつ、本村地区へ~~




何の花?


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香川県 直島旅行

2007-11-29 00:23:50 | ドライブ


高松港

 やっとやってきた夫の夏休み
前から行ってみたかった香川の直島に一泊旅行に行ってきました生憎の曇り空でしたが、気持ちはうきうきです。

 高松港のサンポート高松に車を駐車して、ここからフェリーに乗ります。




ここで直島、宮浦港行きのフェリーのチケットを買います

 フェリーの料金は片道510円往復でちょっと割引があって、970円になります。所要時間は50分でした。



フェリーの中は結構広い

 今日の乗客は少なめ・・・窓側に席をとり、ランチのサンドウィッチをほおばりました。



宮浦港に着きました

 直島に上陸です本日宿泊するベネッセハウスのバスが待ってました。




本日の宿、ベネッセハウスのパーク棟です

 5分ほどでベネッセハウスに到着しました。建物は建築家安藤忠雄の設計でとてもアーティスティックです。部屋数の多いパーク棟、スイートルームのビーチ棟、美術館としての作品展示スペースのあるミュージアム棟、ミュージアム棟からモノレールで上がっていく高台にあるオーバル棟がありました。
 



部屋からは庭と海が見えます

 私達はパーク棟。部屋からは屋外作品が飾ってある公演と海が見えます。部屋の作りもおしゃれでした。チェックインは15時からなんですが、もう用意が出来ているとのことで、早めにいれてもらえました。




パーク棟隣のテラスレストラン。

 今回朝食と夕食をいただいたテラスレストラン。ミュージアム棟でも食事が出来るのですが、バスで移動になるので今回はパス。歩いても急な坂道を3分ほどではあるんですが・・・




ミュージアム棟。ここで館内ミュージアムを楽しめます

 バスでミュージアム棟に移動してカフェでウェルカムドリンクをいただきました。シャンパンのオレンジ割、おいしかったです。
 そして、17時からのミュージアム鑑賞のツアーに参加。ホテルのスタッフの説明を聞きながら作品を楽しみました。




屋外作品”かえると猫” カレル・アペル

 屋外作品を写真を撮りながら鑑賞しました。パーク棟の前はカラフルな作品が多かったです。 




屋外作品”会話” ニキ・ド・サンファール

 思わず座りたくなる椅子のような作品でした。 



屋外作品”象” ニキ・ド・サンファール




屋外作品”猫” ニキ・ド・サンファール




屋外作品”らくだ” ニキ・ド・サンファール




屋外作品”腰掛” ニキ・ド・サンファール

 犬がかわいい




屋外作品”南瓜” 草間彌生

 見たかったんです。この南瓜。質感といい、やっぱりかわいかったです。


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小春日和~♪

2007-11-25 12:33:38 | Gardening


今日はぽかぽか小春日和

 あったかいですね~~
おかげでガーデニングが捗りました。




暖かくてアマガエルもひなたぼっこ

 しばらく顔を見ないと思っていたら、こんなところにいたんですかカエルもひなたぼっこです。



ブルーベリーが紅葉しました





かわいいミニバラ





オレガノ、タイム、バジルです

 枝の整理をかねて冬の間のストックとして、ハーブを収穫。電子レンジでドライハーブを作ります。


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秋の風景

2007-11-23 15:31:44 | 街の風景


秋の空・・・

 洗濯物の向こうに見える空と雲がきれいで・・・・



近所の紅葉

 この辺もようやく紅葉しました。



神社の木も紅葉・・・



公園の木もきれい



紅葉の仕方が違うのは日当りの違い?



すすきが寒そう



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アスパラの植え付け

2007-11-21 13:04:26 | Gardening


アリッサムが満開♪

 暖かい秋が続いていましたが、ようやく寒い!と思う日がやってきました。我が家でもホットカーペットの出番となりました。
寒くても、日が出るとベランダはぽかぽか。花も元気に咲いてます。




アスパラを植えました!

 生協で出ていたアスパラの苗を購入。早速ベランダに植えました。収穫は来年の4月以降、楽しみです


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ハッシュ・ド・ビーフ

2007-11-19 20:40:58 | Cooking


お家ご飯 ”ハッシュドビーフ”

 NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にはまってます。
様々な分野のプロフェッショナルな人たちの話を脳科学者の茂木先生が聞いていきます。

この前やっていた名門ホテルシェフ直伝のハッシュ・ド・ビーフがとてもおいしそうだったので、作ってみました

レシピはこちら

東京駅前の丸の内オアゾビル4Fの「エムシーカフェ」の早矢仕ライスが好きで良く行ってたんですが、その味にせまる!?
おいしさだったと思います

ほんとです・・・・・


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お遍路26番札所 金剛頂寺

2007-11-18 17:10:10 | お遍路

お昼ご飯は日和佐の道の駅で購入した「あらめご飯」

 やっと、お遍路再開しました
前回打ち止めとなった26番札所金剛頂寺の手前まで車で移動ですが、遠い遠い・・・・
途中日和佐の道の駅でお昼ご飯をゲット。テレビで紹介していた「あらめご飯」です。自家製発芽玄米ご飯の上に、海藻のあらめ、阿波尾鶏とたっぷりの野菜がのっかっていて、文句なしにおいしかったです。
おやつは同じく日和佐のとろとろぷりん。リピーターです。


行当の町で見かけたレトロな郵便局

 行当の港に車を止めて前回の地点まで戻りました。この辺の町並みはレトロで見ていて楽しいです


前回の打ち止め地点。ここから山に入って行きます



ちゃんと道標もありました


山道の中、ちょっと休憩・・


お遍路らしい道になってきました


かわいい励ましの札


道はますます険しく・・・・


随分登って来たかな


金剛頂寺の階段に到着


金剛頂寺の山門


金剛頂寺本堂


太子堂の裏から次の寺への遍路道が続いていました


ここから山を下りて行きます


お遍路らしい道でわくわく


この辺はビワの木が多いです



山道を下ります



そろそろ国道に出そう



下まで降りると、キラメッセ室戸に出ました



猫にわらじ?・・・・


猫団子


レトロな橋


吉良川町の町並み



カフェ”茶館”


土佐漆喰と水切り瓦



床屋もレトロ



吉良川町を抜けました

 夕闇も迫り、羽根の町まで歩いたところで今回は打ち止めにしました。道の脇にトイレと休憩所があったので、寄って行こうと近づくと外国人の女性がうずくまっていて、びっくり!
話を聞くと、ニュージーランドの方で千葉からお遍路に来ているそうです。2年前に日本に来てとある英会話スクールで働いていたそうですが、お遍路が終わると帰国するとのことでした・・・そう・・・つぶれた英会話スクールです。
今夜はここで野宿するというので、みかんとお菓子を差し入れして、私たちはバスに乗りました。
お遍路さん、がんばれ~~!


キラメッセ室戸で夕食

 今夜の夕食はここで食べて行く事に。


くじらのユッケビビンバ



花遍路・・・・


コスモス畑~~!


山道に咲いていたかわいい花 ”コウヤボウキ”


金剛頂寺の境内に咲いていた白椿


かわいい色


ハイビスカスの道


鮮やかな花は何の花?


素敵な色合いに目を引かれました


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久しぶりの神山温泉

2007-11-12 18:17:58 | ドライブ

神山温泉のお湯はつるつる、しっとりになります


 久しぶりに神山温泉に言ってきました。 
ここのお湯は100%源泉でお肌がつるつるになります。静かな山間にあるのも魅力的です。入浴料500円も嬉しい値段です。


神山の棒搗き和紙人形

 ホテルロビーに39年ぶりに復活した神山の伝統芸能「棒搗き」の様子を現した和紙人形が飾ってありました。実物が見てみたかった~~!


神山温泉の山側には「創造の森」が広がります

 温泉を出て裏山を散策。ちょうどよい散歩コースです。


アートウォークを散策。いろんな国の作家の作品が展示してありました。

 自然と同化したいろんな国の方の作品が展示してありました。なんだか落ち着く空間でした。


これは地元高校生の作品


頂上からの眺めです


作品名は”上昇”


神山はもうすぐいちょうまつり


もみじまつりも開かれます



日もくれたのでそろそろ帰りましょう


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