徳島×大森日記

徳島でのお遍路やキタリスのテトとの思い出、東京での新しい生活、
サイベリアンのルイとの毎日を綴ります♪

ベランダへの訪問者

2006-06-29 23:01:13 | Gardening
 にぎやかになったベランダにはいろんな訪問者がやってきます。


  今年もやってきたアマガエル    
 
昨年の同じ頃、1匹のアマガエルがベランダにやってきました。どんなに暑くても頑張って居座っていたカエルは秋を終わる頃まで居続けましたが、いつの間にかいなくなっていました。
すると、今日、ベランダを眺めているとカエルが!同じカエルかどうかは分かりませんが、7階のベランダに毎年やって来るカエルも不思議なものだと思います。
とりあえず、日陰を作り、バケツに水を張り、お接待しておきました。


  ひまわりとミツバチ

 ひまわりに同じ色で花粉だらけになったミツバチが一生懸命働いていました。アップで見るとかわいいものです。


 我が家のミニトマトもようやく赤くなってきました。


 にがうりも蔓を伸ばし窓を覆い始めました。今年の暑さ対策はちゃくちゃくです。

お遍路10番札所 切幡寺

2006-06-28 23:57:19 | お遍路
 切幡寺山門

法輪寺をあとにし、約4.4kmまた山側に上って切幡寺へと向かいました。今回も、旧遍路道を道しるべに従って歩きます。



 
キロ数が書いてある道しるべがうれしい。 小豆洗大師。由来は分からない・・・


 これがお接待。地元の方がお遍路さんにお茶などのお接待をしてくれます。お接待をすることで功徳を積むらしいです。ここはご自由にどうぞ、書いてありました。お遍路さんはお礼に納札を置いてくるのが礼儀だそうです。

 
 石門をくぐると坂道が続き、両脇には旅館や、巡礼用品屋さん、掛け軸の表装屋さんなどが軒を連ねていました。表装屋さんが、「荷物を置いて行きなさい」と声をかけてくれたのですが、軽かったし、あとちょっとだと思ったので丁重にお断りしました。でも、この意味があとで分かりました・・・・
 ペンキで描かれた道しるべも時々見かけます。

 
 やっと、山門だ!と着いたと思ったら、階段と「是より三三三段」の文字が・・・ここでちょっと休憩と小川を見ると、水が白く濁っていました。想像ですが、近くに温泉があるので、何か混じっているのかな、と思いました。

 
 ここまで来るのに疲れてしまっているので、なかなか足が進まない中、やっとの思いで、階段を上り右を見ると、次の階段と「是より二三四段」の文字。思わず休憩!とぜいぜいしていると、下から同じように、ぜいぜいしながら若者が上がって来ました。続きの階段を見て若者も苦笑していました。

 階段を上りきって、左にのびる階段をもう一回上って、やっと本堂が見えました。


 
 そこは、山の涼しい風が吹き、静かな雰囲気のお寺でした。

 
      大塔          吉野川が横たわる眺望

 お参りを終えて、元気が戻ったところで本堂左手の階段を上ると、大塔と吉野川が横たわる眺望が開けていました。そこに座って、見事な大塔を眺めていると静かな気持ちになっていきます。
この大塔は豊臣秀頼が大阪住吉大社神宮寺に建立したものを明治6年にここに移したものだそうで
、特徴は五間四面にして初重と二重との間が方形をなす大塔で、国唯一のものだそうです。珍しいものなんですね。


 
 時間も17時近くになり、切幡寺を後にして藤井寺の方向へ向かいました。藤井寺までは約11.8キロ。今日は吉野川を越えて途中の阿波川島駅まで歩くことにしました。
 石門まで降りたところで、巡礼用品屋さんによって丸い菅笠を買いました。帽子では蒸れて暑く、竹が涼しそうだったのと、ビニールのカバー付きなのでちょっとした雨も凌げると思い買ったのですが、いよいよお遍路姿になりました。

 
  新しいタイプの道しるべ        大野島潜水橋

 旧遍路道の道しるべに沿って歩いていると、先に行った若者が道の脇に座って休んでいました。荷物の重さと、足の豆にかなり辛そうに見えました。大阪からやってきて今日で二日目という、若者も今日は藤井寺まで行かず、途中の旅館に泊まるということだったので、そこまでお遍路の道連れとなりました。
 吉野川に架かる、増水時に水中に沈む橋、大野島潜水橋を渡りました。車1台がやっと通れる道幅で、水面がすぐ下に見えて涼しげです。吉野川にしては意外に短いな・・・と思いつつ渡りきって林を抜けると、畑が広がっていて果てしなく道が続いて居ました。

 
    川島潜水橋          吉野川横のお遍路休憩所

 延々と続く道に全員次第に無口になりました。若者もかなりきつそうです。あの林を抜けると何かありそう!と元気づけてそこまで行くと、又潜水橋が!今まで歩いていたのは、吉野川の大きな中州だったのです。確かにあんなに橋が短い訳ないか・・・と納得してしまいました。
 川を渡って護岸を上がったところでお遍路さんの休憩所がありました。ちょうど休みたくなるいい場所ですね。



藤井寺まであとちょっとと確認しつつ、今日は阿波川島駅で打ち止めとなりました。若者に気をつけてと別れを告げ、帰途につきました。

お遍路9番札所 法輪寺

2006-06-28 22:47:32 | お遍路
 法輪寺仁王門

前回法輪寺にたどり着いたところで、打ち止めとしたので、今回はまず鴨島駅に車を停めて、そこから、法輪寺まで歩きました。吉野川を阿波中央橋で渡って歩いたのですが、吉野川の広さに改めて驚きました。

 
      法輪寺本堂           お寺前のお店「あわじ庵」

 本堂、太子堂とお参りをして、お寺前のあわじ庵でたらいうどんを食べました。飾ってある写真を見ると、菅直人氏。そういえばニュースで歩いていたと聞いた覚えがあります。
ここで買った、草餅2個200円はボリュームもあっておいしかったです。


 暑くても、頑張っている花を見るのはいいですね。

お遍路8番札所 熊谷寺

2006-06-24 22:42:10 | お遍路
 熊谷寺仁王門

 十楽寺から熊谷寺まで、約4km今日もまた、暑いさなか歩きました。せっかくなので遍路道しるべに従って、旧遍路道を歩くことに重点をおくことにしました。昔ながらの石で出来た道しるべや、この頃のシールの道しるべを探し探し歩くのもおもしろいものです。

 
   お気に入りの道しるべ          昔ながらの護岸の無い川

 
       蓮の池               たばこの葉の畑

 
 トマトハウスの前で、完熟ミニトマトが売ってました。といっても無人販売。貯金箱の中にお金を入れます。20個くらい入っていて300円!これが最高に甘くておいしく、また車で買いに来ようと思ってしまいました。

 
    お寺前のあじさい            二つめの山門

  
      熊谷寺本堂            二重塔        

 お寺の中もあじさいがたくさん植えてありましたが、まだ7分咲きくらいでした。山側の静かなところにあるお寺なので、ウグイスの声とさわやかな風が心地よかったです。納経所で、ほおずきの絵をあしらった小さな掛け軸(7cm×23cm)をみつけ、迷わず購入。

   お土産の小さな掛け軸  


 
 熊谷寺をあとにして、約2.5km離れた法輪寺に向かいました。
昔ながらの道しるべはよく見ないと書いてある文字が分からないのですが、遍路道にはやはりこんな道しるべが似合いますね。


 山側から道を下り、畑の真ん中を歩いていくと、木々のこんもりとした固まりが見えました。あれが、法輪寺のようです。この時点で納経所の閉まる17時を過ぎてしまっていたので、今日は法輪寺に到着したところで打ち止めとなりました。

嵐の次の日

2006-06-16 21:12:04 | 眉山


 昨日の嵐が過ぎ去って、今日は風もなくいいお天気でした。心配したにがうりも、驚くほど蔓を伸ばしてしっかりと竹に絡まっていました。
 散ってしまった、花や葉っぱを片付けて、ベンチで一休み。雲が夕日に染まって輝くこの時間が好きです。眉山も今日は一息ついていることでしょう。

雨の眉山

2006-06-15 08:49:34 | 眉山


 今日はお昼にかけて雷を伴う大雨が降るようで、眉山も低い雲で覆われています。我が家のベランダも強い南東風で、ゆうべ植物を避難させて良かったと思っています。でも、にがうりはどれくらい保ってくれるか疑問・・・・

ひまわりの花

2006-06-14 17:00:08 | Gardening


 ひまわりの花が咲きました。梅雨に入ってから、しばらく晴れが続いたせいでしょうか。でも明日からとうとう、雨になるようです。




 ミニトマトもこんなに実を付けました。赤くなるのが楽しみです。



 にがうりも少しずつ蔓を伸ばしていますが、今日の強風に負けまいと必死に竹にしがみついています。

お遍路7番札所 十楽寺

2006-06-10 19:11:09 | お遍路


6番札所から、約1.2kmのところに十楽寺がありました。板野郡からはなれ、ここは阿波市土成町になります。
山門の隣は工事中で、宿坊が建つらしいです。



 昔より、目に霊験のあるお寺だそうで、本堂横の納経所には、目のお守りなどもありました。ここも工事中で、仮の納経所になっていました。



 今回はここで打ち止め。疲れた体に花が優しく映ります。近くのバス停東原から徳島駅までバスに乗ることにしたのですが、1時間に1本あるかないかのダイヤにはちょっとだけ泣き言が出ました。1時間待って、やっと乗ったバスの中で爆睡したため気づいたときは徳島駅に着いていました。

お遍路6番札所 安楽寺

2006-06-09 17:40:04 | お遍路


 地蔵寺から安楽寺まで、約5.1km、真夏のような太陽の下では、歩くのはちょっと大変でした。



 途中、電信柱などに貼ってある道しるべは現代的なシールになっていました。

 

 道半ば、お腹が空いたと探しながら歩いていると、ありました!セルフうどんの文字が。
迷わず、道をそれて腹ごしらえです。
田んぼの真ん中に建っているのは何のためのものだろうと、思わず写真に納めました。




 安楽寺のお手水舎の柄杓の柄にちまっととまっていたカエル。



 安楽寺の本堂の中に納経所があって、朱印をもらう間、お遍路転がしと呼ばれる12番札所の焼山寺への山越えの道について話を伺いました。お寺の方曰く、「旦那さんの前を必ず歩きなさいよ」とのこと。なぜかというと、この時期まむしが出るそうで、まむしはまず最初通る人で攻撃態勢をとって、次に通る人に飛びかかるそうです。(^_^;)でも鈴を持っていれば大丈夫でしょう、ということでした。



 大師堂でお参りしていると、突然けたたましい鳥の鳴き声が。上を見上げるとツバメの雛たちに親が餌を与えていました。



安楽寺の多宝塔。

 お寺を出たところにお店があって、炭焼きアイスコーヒーがおいしかったです。また、お土産にちょうどよい、お経の文字がプリントしてあるTシャツがありました。


お遍路5番札所 地蔵寺

2006-06-08 17:36:06 | お遍路


 前回、この地蔵寺まで歩いたところで打ち止めにしたので、今回はお参りからです。山門の青い字が鮮やかできれいでした。



 境内の中にある「たらちねの銀杏」は樹齢800年と言われている、大きなイチョウでした。お遍路さんのサイズからその大きさが分かると思います。



 本堂の屋根の下の飾りもきれいな色合いでした。



 境内の裏に奥の院、五百羅漢がありました。拝観料200円で300体もの羅漢さんを見ることが出来ます。



羅漢さんはお釈迦様の弟子で、人間として、最高の位を得た人だそうです。いろんな表情を浮かべた羅漢さんの中には亡き人に似た顔が必ず居ると伝えられているそうです。

   

 花遍路と呼ばれるように、遍路道や、お寺さんではいろんな季節の花を楽しむことが出来ます。季候のいい春はお遍路の絶好の季節のようで、一年で一番お遍路が多い時期だそうです。行き過ぎる民家のお庭にも様々なお花が植えてあり、私達を楽しませてくれました。