徳島×大森日記

徳島でのお遍路やキタリスのテトとの思い出、東京での新しい生活、
サイベリアンのルイとの毎日を綴ります♪

阿波踊り4日目♪

2008-08-16 18:14:59 | 街の風景


紺屋町演舞場1部の公演を楽しんでます

 とうとう、阿波踊りも4日目最終日です。今日が終わってしまうと徳島はあと360日阿波踊りを待ち続けます・・・

 最終日はまず紺屋町演舞場の1部を桟敷席でゆっくり鑑賞2列目ではあったんですが、ここは1列目の前に柵があって踊り通路から遠いので、写真を撮るのはちょっと辛いですが、眉山に向かって踊り込む姿はとてもきれいです。
 繁華街に近いのも利点かな?・・・




悠久連の高張提灯を持つ方・・・んっ?足を怪我されたんでしょうか?・・・

 



悠久連の女踊りはこの日も元気で美しいです





無双連の”花むそう”は昭和初期の昔おどりです。

 花むそうの昔踊り、昭和初期の踊りを再現したもので、腕はあまり挙げずゆるゆると踊り、足もつま先ではなく両足でついて、笠は浅めに被り、着物は振り袖、と現行のスタイルとはまったく違っていておもしろいです




蜂須賀連の女踊り





企業連のひとつ、”そごう連”

 企業連もたくさん踊っていますが、鳴り物を自分たちで賄っているところはありません。(だいたい、有名連が手伝っている)しかし、徳島で唯一のデパート”そごう”さすがです鳴り物踊り子、全部社員だそうです。全国から徳島出身者も集まって来るそうです踊りも上手でした~




紺屋町演舞場は眉山に向かって踊込んで行きます





華舞遊~

 鳴り物は打楽器だけの大音響ドコドコ系の連がいくつかあるんですが、この華舞遊は他と違ってました。鳴り物にも踊りにも工夫があって、楽しめました~




娯茶平! すごい数の鳴り物陣です

 わーい!娯茶平キター!迫力です踊りは地味かもしれませんが、しっかりしていて美しく、圧倒されます今回、女踊りの中に狐さんがいなくなってました。狐だけにドロン~と消えたんでしょうか・・・




阿呆連の男踊り

 阿呆連の女踊り、男踊り合わせての奴踊りは何時見ても見事です。南内町演舞場で見るよりここで見る方が迫力ありです。




藤崎マーケットのお二人も来てました

 4日間を通して、芸能人の方もいろいろ参加してます。ここでは藤崎マーケットのお二人と野々村真さんがいらしてました。




扇連の女踊り





祭りの終わりを惜しむように、阿呆連が輪踊りしてます
 
 演舞場での鑑賞を終えて、フラメンコの先生がやっている出店で休憩~
先日は目の前を俳優の大杉蓮さんが普通に通って、こんにちは~なんて挨拶したんですが(小松島の出身だそうです)、今日はプロのカメラマンさんが来ていて、夫が興味津々で話を聞いてました。先生、楽しい休憩所をありがと~

 祭りもそろそろ終わりに近づいてきました。普段輪踊りをしない有名連も、名残を惜しむように楽しそうに踊ってます。両国橋の通りはものすごい人です。南内町の総踊りの為に有名連もたくさん集まってきました。




大名さんと、れれれのおじさんは一緒に休憩・・・いいえ、れれれの連は中で踊ってました

 れれれの連はお店の中でも踊ってます入り口にはれれれのおじさんが・・・そこに大名と腰元が参入です。れれれのおじさんが「皆さんもどうぞ~!」と声を掛けてくれましたが、恐れ多くて入れません




踊り疲れた、花むそう達・・・





両国橋無料演舞場のエンドで仲間の踊り終わりを待つ踊り子さん





総踊りを前に、踊り足りない新ばし連とうずき連の踊り子さんが一緒に踊ってます






南内町演舞場の総踊りは演舞場を出た後も続きます・・・

 これで、踊り終わり、と惜しむように楽しそうに踊りが続きます。鳴り物が止んだ後も、男踊りの男性達が歓声を上げて踊り始めました。
観客もなかなか帰る気になれないようです。両国橋通りに出ると人出は減るどころか増えてました
何個かの輪踊りが出来ていて、観客と一緒に踊っていました。

10時40分頃になると、「まもなく交通規制を解きます、踊りをやめて下さい」という警察の声・・・・それでもなかなか止められない・・・それにしても皆いい顔してますね。


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4 コメント

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いろいろなバリエーションが (よし男)
2008-08-17 21:22:12
阿波踊りには、いろいろな変化版があるようですね。
和服での女踊りは、その動作が左右に広がらないせい
か、密集しての踊りが多いようです。これが迫力にな
って、波が押し寄せるような印象になるのでしょう
か?
昔風の女踊りでも「つま先ではなく両足でついて」踊
るとは初耳です。そこで思い出したのが『梅干と大福
帳』などの著書がある樋口清之先生が”阿波踊りの起
源は雨乞いである。ホコリを空中に舞い上がらせて
降雨を誘ったのだ。”との説。足でホコリを立ててい
たということですが、半信半疑です。焚き火で煙を空中に昇らせたほうが効率がよいからです。もっとも昔
は降雨誘引のメカニズムは知らなかったので、経験的
にやっていたのかも知れません。

眉山を背景にすれば山が舞台の背景の役をするでしょ
う。だんだん日が暮れてシルエットとなり、その上に
は飛行機雲の条が夕日に照らされ白く浮き出てくるで
しょう。
ところで男踊りでほおかむりをする意味はなんでしょ
うね? 女踊りの深くかぶる鳥追い笠と同様、すこし
恥ずかしいから?ということでしょうかねぇ??

今回はたくさんの写真で阿波踊りの中継に近い記事を
あげていただき、ありがとうございました。
阿波踊りの終息まで詳しく知ることができました。
他の季節に行っても見ることのできない、大群衆が出
るのですね。終わってもしばらく潮騒のように耳に祭
りのリズムが残るでしょう。
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雨乞いですか~! (Miny)
2008-08-19 12:32:13
阿波踊りの起源はいろんな説があるようですが、雨乞いというのもありそうですね。
 この夏も雨が不足し、早明浦ダムでは取水制限が行われたようです。

 男踊りのほうかむりの意味は解りませんが、女性との対比でいい味出してますね

 阿波踊り後の街は片付けも終わり、とても静かになってました。
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強い日差しを避けるためかも (よし男)
2008-08-19 22:11:33
ほおかむりも強い日射から顔を守るためかも知れません。
香川、徳島は降雨が少ないので悩んでいるようです。
夢想に近いですが、アイディアはあります。
高知県の山の斜面に多数の地下貯水トンネルを建設するのです。
高知は台風など雨が多いですが、これを溜め込み、必要なときに、
香川、徳島に供給するのです。そうすれば香川、高知が料金を払って
でも、充分お釣りが出るはずです。
降雨が少ないおかげでできる産物を失うことなく田畑を潤すことが
できるでしょう。アメリカでも数千キロ?離れた地方から
水を供給しているそうで、それに比べると実現可能なシステムではないかと
考えます。
徐々にトンネルの数を増やせば、無理なくできるでしょう。
   (真夏の夜の夢)
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夢ではないかも!? (Minny)
2008-08-20 00:51:42
人間はSFと思われるようなことを次々に実現してきましたから、そういう案も出るかもしれませんね
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