店

看板もなく、一軒のお花屋さんにスコーンとバナナブレッドを卸すようになったのは、５年半前。
少し時間を経て、小さな店を作りました。

商品を販売する時は、製造者の名前と住所を貼らないといけないので、
卸す当日、あわててシールを作りました。

その住所みてこの家を探して、何人かのお客さんが買いにいらして、
その数が日に日に増えていったので、商品をここでお渡しできるように、
小さなショーケースを置いたのでした。

毎日商品を作り続け、２～３時間しか寝られないことが何日も続きました。

少しずつ能率が上がってきて、お手伝いの人が来てくれるようになり、
卸すお店も増え、ちょっとですが大きくなってきました。

もうこの店も４年ぐらい経ったかな。

手作りの階段、手作りのレンガの道、手作りのデッキ。
ペンキ塗り、壁紙貼り、出来る所はみんな手作り。

愛着のあるこの店。
心から感謝です。