齋藤大悟 : Daigo Saito

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Nikon F6

2010年06月30日 | 道 具

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その価値は時代を超えて、受け継がれて行く / Nikon ホームページより

   

2004年の発売以来、いつも想いを寄せていた「Nikon F6」。

この度、親友であるK氏のご厚意により、使用する機会を得ました。

事の発端は、いつも使用している自身のカメラに不具合が発生した為。

これ以上ない最高の助っ人として、

「Nikon F6」が自身の機材の一員として加わりました。

手にした感触、応答性、1つ1つ確信につながる操作感、ファインダーの素晴らしさ、

シャッターを切るたびに、その実感が増していきます。

Nikon のホームページに記載されていた、

「その価値は時代を超えて、受け継がれて行く」という言葉。

このカメラはもちろんの事、あらゆる分野において該当するこの言葉。

その価値とは、まさに「魂」。

腐らせる事なく、磨き、そして成し遂げたい・・・、そんな想いを胸に切磋琢磨していきます。

最後に、K氏のご厚意に深く感謝申し上げます。

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拝啓 カメラ様

2010年01月30日 | 道 具

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海を見るカメラ / Nikon COOLPIX P5100

   

今日は荒れる事もなく曇り空の一日。

近所に広がる日本海も比較的穏やかな様相でありました。

太陽の姿を見る事は出来ませんでしたが、

暮れゆく光景を眺めながら、日没を海と共に迎える事が出来ました。

そして、隣にある撮影機材。

お世話になっているカメラやレンズ、三脚など、

寒い中、いつも酷使しているようで申し訳ありません。

今まで、共に様々な現場に立ち会って頂き、大変感謝しております。

そして、これからもどうぞよろしくお願い致します。  敬具

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マンボウ と Nikon F3

2010年01月04日 | 道 具

F3

マンボウとNikon F3 / Nikon COOLPIX P5100

   

マンボウが釣り上げられました。

場所は秋田県にかほ市にあります金浦漁港です。

                 ◆

事の発端は、新年早々ひょんな事から

名機 Nikon F3 を譲り受ける事になったのがきっかけです。

お正月の酒の席にてカメラのお話をして頂いた方、

なんでも、このNikon F3を買ったものの全然使っていないとの事。

そして僕が写真活動をしている事を人づたいに聞きいたそうで、

このカメラを使って、もっと「地元を撮れっ!」という事で譲り受けました。

なんともありがたく、なんとも身が引き締まる思いでありました。

その譲り受けたカメラの試し撮りのため、

にかほ市の金浦漁港を訪れたのが、事の始まりとなります。

                 ◆

一人の釣り人の針に掛った魚がマンボウ。

入り江となっている漁港の堤防からでは、その重量のため上げる事が出来ず、

マンボウを海面に漂わせながら、遠くの砂浜を目指して移動します。

僕はちょうどそのタイミングで立ち会う事が出来、

首からぶら下げ、モノクロフィルムを装填していたNikon F3にて、

その様子を撮影させて頂きました。

マンボウをこのような形で目の当たりにするのは初めての事であり、

また、譲り受けたカメラの初撮影という事もあり、テンションが上がります(^^)。

しかしこのカメラ、実にイイ感触であります。

フィルム巻き上げから、焦点・露出を確認して、この時とばかりにシャッターを切り、

そしてまたフィルムを巻き上げる・・・。

僕はオートフォーカスカメラ育ちであり、このようなカメラに触れる機会は少なく、

自分の様な者には難しくて使えないと思っていたのです。

しかし、撮影する際のその小気味良さやスムーズさを体感してしまうと、

なんとか使いこなしたいという想いが湧いて来ると同時に、

ある種の感動を覚えます。

それに加え、水族館でしか見る事が出来なかったマンボウが、

普通の日常の中、今こうして目の前にいるのですから、

驚きと共に感動が倍増する訳です。

                 ◆

そうこうしているうちに、やっとの事で砂浜までたどり着き、

皆で引き揚げる事が出来たマンボウ。

珍しさや驚き、安堵感、皆の表情から伺う事が出来ます。

体長は1.3m程だったと思います(ヒレを含めた詳細の大きさは定かではありません)。

大人5人で何とか堤防の上まであげる事が出来ました。

肌を切るような海風吹き荒れる2010年1月3日、ちょうどお昼頃の出来事でありました。

こうしたかけがえのない出会いを大切に、2010年も頑張ります!

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