草野心平の『日本海』にある、「とほい海づらに雪が降り屏風になつて進んでくると。」と表現された景色が、この時期の海の日常である。今日は青空もあれば鈍色の空もあり、日が差し込んだり吹雪になったりと、めまぐるしく変化する景色が広がっていた。