静寂 / Nikon COOLPIX P5100
お盆休みでありますが、今日は朝から雨模様となっています。
自宅の窓を閉め切っていても大変涼しく、昨日の暑さがまるで嘘のようです。
今日の掲載画像は昨日立ち寄った工場地帯の、
その外れにある生産活動を終えた工場の姿です。
聞こえてくるのは、暑い日射しの中にそっと吹き抜ける風の音と、
遠くから響いてくる工場を行き交うトラックの音。
そんなこの場所には、哀愁を感じさせる静けさが漂っていました。
対照的に輝きを放っているものは、
夏の太陽を受けながらキラキラと揺れている、一面に生い茂る草々の姿でありました。
掲載画像をクリックすると、静寂の空間を大画面でご覧頂けます。
地上見物 / Nikon COOLPIX P5100
ここは秋田市にあるセリオンです。
・・・確か中学生の頃の修学旅行だったと思います。
東京タワーから見下ろす光景に色々と想いを馳せた記憶が甦ります。
地上に見える人々は豆粒ほどの大きさしかなく、
人間の存在感というものを極めて客観的に捉える事の出来た、
自身にとって初めての瞬間だったような気がします。
今、こうして地上を眺めている少女。
何を考え何を思って、広がる地上の光景を見ているのでしょうか。
そんな子供たちの瞳はキラキラと輝いて見えました。
タンク / Nikon COOLPIX P5100
街にあるタンクです。
何の液体か気体を貯蔵しているのか確認していませんが、
この人工物の中に感じた造形美が今日の画像です。
垂直・水平のラインと、タンクの丸みが放つ曲線。
ハシゴの影となる斜線。
この様々な「線」、より詳しく追求していくと非常に難しいものだと感じます。
いつも写真展でお世話になっている「ココラボラトリー」のスタッフ方々は、
デザインやアートといった分野に精通する方々でありますので、
「線」の事についても、色々とお話を伺ってみたいと考えています。