齋藤大悟 : Daigo Saito

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情報量

2010年06月15日 | 市街地

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こども心  /  FUJICHROME PROVIA 100F

   

ちょっと怖いけど可愛い・・・。

動物達とのふれあいの中で、子供達は「生命の温度」というものを

感じているのかも知れません。

ひよこの臭いや肌触り、声や動きといった、

まさにあるがままの状態を、直に体感する事で得られる「温度」です。

あらゆる情報が溢れ、交錯する現代社会ですが、

今も昔も、この「温度」を通して得られる情報量の多さに勝るものはありません。

当たり前の事を、自分自身、ふと忘れてしまう事があります。

気を付けたいと思います。

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窓の中に見たもの

2010年06月13日 | 市街地

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窓辺の光Ⅰ / Nikon COOLPIX P5100

   

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窓辺の光Ⅱ / Nikon COOLPIX P5100

   

大正期の木造洋風建築に見る「美」。

100年近く経過しても不変的な美しさを醸し出すその姿。

この建造物を見て、私が大変尊敬している写真家・白川義員さんの言葉にある、

「100年後でも評価される写真を撮る」というのを、ふと思い出しました。

この言葉というのは、何も、未来を見越しての思惑云々などというものではなく、

その時点におけるその人の持つ最高の力を持ってして、

渾身の力で作品を生み出していこうとする、その意志を表わす言葉だと思っています。

この建造物(上の写真:窓辺の光Ⅰ)は、

酒田市の日和山公園地内にある「旧白崎医院」です。

説明によると、”白崎敬之助氏の緻密で正確な設計と、

名工とされる小松友治郎氏の堅実で精巧な建築技術が、

良質な材料と相まって、

見事な大正期における木造洋風建築の美を保っている”とありました。

そして、この洋館造りにどれだけ精根を注いだかの説明も

資料に記されてありました。

人間によって出力されるものには、その人間が出ると聞きます。

何かを成し遂げようとする懸命な人間の精神は、

どんなに時が経とうとも、いつの時代の人間にも届く「確かなもの」だと強く感じます。

100年経っても色褪せないその「美」の本質は、

まさにこの部分を根源に成立しているものと考えます。

自身の未熟な精神の中に、少しでもこの根源を取り込んでいきたい・・・。

そう感じながらこの場所を後にしてきた次第です。

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好奇心

2010年05月25日 | 市街地

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好奇心の管 / FUJICHROME PROVIA 100F

   

この歳になって(まだ32歳です)、

写真のような遊具のトンネルに入る事などめったにありませんが、

幼少時代に遊んだ記憶から考えてみると、

出口に何があるんだろう? こっちのトンネルには何があるんだろう?

向こうから誰が来るんだろう?というワクワク感や好奇心が、

自身の心の中に存在した事を思い出します。

フィルムを整理していて目に止まったこの1コマ。

ライトボックス上で眺めながら、ふと、そんな事を思い出しました。

   

◆フォトアルバム更新しています◆

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注意書き

2010年05月08日 | 市街地

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制約 / Nikon COOLPIX P5100

   

芝生の上を歩いていると、何やら看板の様なものがありました。

なんだろう?と思い近づいて確認した結果、この注意書きがありました・・・(汗)。

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無限通り

2010年05月05日 | 市街地

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樹木毛細 / Nikon COOLPIX P5100

   

市街地にある公園の丘の上に、静かに力強く根を張っていたこの樹木。

根幹から細い枝の先々にまで及ぶ、極めて繊細な無限通りもの形状。

ただただ感動してしまいました。

こどもの日、今日は暑い1日となり、半袖姿で過ごしました

そして夜、田園の中に響くカエルの声が、窓の外から心地よく聞こえてきます

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写真家・鎌田勉邸探訪

2010年04月30日 | 市街地

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鎌田勉写真展 『 瞳・まなざし 』 DM

    

写真家・鎌田勉さんの事務所に遊びに行きました。

以前より、面と向かってじっくりお話がしたいと思っておりました。

今まで、中々スケジュール的に都合が付きませんでしたが、

今回、ご厚意によりお招き頂き、現実のものとなりました。

鎌田さんは2007年、「土門拳文化賞・奨励賞」を受賞され、

秋田市を拠点に、チベット・インド・東南アジアなど、

主に仏教文化を背景とした地域を旅し、取材活動をされている写真家です。

鎌田さんの作品からは、人と人とのつながりの大切さや、本当の豊かさとは何なのか

というメッセージが、ダイレクトに見る人の心に飛び込んで来る印象であり、

その素晴らしさに感銘を受けます。

出会いは、2007年開催の私の展覧会に来て頂いたのがきっかけです。

それ以来、大変お世話になっております。

                 ◆

事務所には、画家のSさん、ミュージシャンのAさんも訪れ、

真剣かつ笑いの溢れる充実したひとときを過ごさせて頂きました。

秋田名物きりたんぽ鍋を囲みながら、夜はふけていきます。

色々な分野でご活躍されている方々との懇談を通して、

大変勉強になったと同時に、みなぎる活力が生まれました。

そして、そのつながりはかけがえのない財産です。

今回、事務所にお招き頂きました事、心より感謝申し上げる次第です。

また、画家のSさん、ミュージシャンのAさん、大変感謝しております。

どうもありがとうございました。

最後に、鎌田さんのカメラ機材や写真作品を前に、

無邪気にはしゃいでいた小生をお許し下さい。

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アイコンタクト

2010年04月05日 | 市街地

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!? / Nikon COOLPIX P5100

   

春の陽気に包まれる今日この頃。

信号待ちをしていると、前に止まっている軽トラックの荷台に、

何やらモゾモゾと動くものがあります。

正体は「犬」・・・思わず目が合ってしまいました(汗)。

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日々の記録

2010年03月14日 | 市街地

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一瞬の見つめ合い / FUJICHROME  PROVIA 100F

   

あれから、もう6年の歳月が過ぎようとしている事実に、

時の流れの早さを実感します。

それでも、このフィルムに記録された映像というものは色褪せる事なく、

記憶と共に鮮明なまでに今に甦ります。

日々のちょっとした記録というものは、

後にかけがえのない大きな財産になる様な気がします。

ペンギンと少女が目を合わせた、たった何百分の1秒という世界が、

何年、何十年過ぎようともフィルムの中に存在していくという事実に、

底知れぬ「写真」の素晴らしさを感じてしまいます。

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無限の空間

2010年02月07日 | 市街地

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美の空間 / Nikon COOLPIX P5100

   

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壺 / Nikon CCLPIX P5100

   

空間を支配するもの。

空間を左右するもの。

以前、彫刻家の伊藤紘美さんのギャラリーにお邪魔した際、

そういった「空間」についてのお話を伺った事があります。

街や公園、建物の中など、様々な所で目にする空間を支配するものや左右するもの。

その存在だけで、空間がガラリと変化する不思議さ神秘さ。

何かロマンを感じます。

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粉雪

2010年01月14日 | 市街地

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迫るトンネル / Nikon COOLPIX P5100

   

雪の降る一日となりました。

夜、自宅の窓から外を覗いてみますと、

電柱の放つ白い照明の中に、粉雪の舞う姿を確認出来ます。

まさに深々と降り続いている様相です。

高速道路では、道路照明灯がオレンジ色の光を放ちます。

仕事帰り、吹雪と共に視界が悪い中にあって、

運転中そのオレンジ色の光が、おぼろげながら幻想的に見えました。

さて、まだまだ雪は降り続いています。

明日は朝一での雪寄せが決定的のようです

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雪の高速道路

2009年12月16日 | 市街地

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Highway of snow / Nikon COOLPIX P5100

   

今週は雪の降る日が続いています。

そして今日は大雪です!

窓の外にはひっきりなしに降り続く雪の姿を、一日を通して見る事が出来ました。

時間と共に、積もる雪の厚みも増してゆく様相でありました。

仕事の帰り道、高速道路にも「雪」です

そして、時折吹雪く空模様に視界が奪われる瞬間がありました。

この時期の運転には、普段よりも更に注意とゆとりが必要なると思われます。

明日もセーフティドライブで雪道を乗り切りたいと思います(^^)/。

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この瞬間と未来

2009年12月01日 | 市街地

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仕草を真似る / Nikon COOLPIX P5100

   

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真似て追う / Nikon COOLPIX P5100

   

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見習う / Nikon COOLPIX P5100

   

見知らぬ老人の姿を真似る少年。

子供は大人たちの姿を、私たちが思っている以上によく見ていると実感します。

「子供は親の鏡」とよく言われます。

だからこそ、今自分がどういう行動や発言、生き方をしているのかという事が、

次代を作り上げる子供たちに深く影響するものと考えます。

この瞬間の行動一つ一つが、未来へとつながっているという事は言うまでもありません。

子供の洞察力や感受性は、極めて繊細で優れていると感じます。

必然的に、子を持つ親としての在り方、人間としての在り方というのが、

自然と見えてくるものと考えます。

はたして自分自身は、その大切な事を忘れてはいないだろうか・・・。

自分自身は、親としての自覚をきちんと持ち合わせているのだろうか・・・。

ふと、そんな事を考えながら、

子供の後ろ姿を追って捉えたものが今日の掲載画像です。

時に子供たちは、自身の先生でもあります。

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人間の愛情

2009年10月17日 | 市街地

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何気ない所にある極めて美しい光景 / Nikon COOLPIX P5100

   

人間社会では様々な思惑が交錯しています。

今日見たこの親子の姿からは、ただ純粋に「愛情」というものだけが伝わって来ました。

どのような思惑も存在しない、極めて美しい光景でした。

このような光景を目の当たりにすると、何か底知れぬパワーが込み上げて来ます。

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秋空の午後

2009年10月12日 | 市街地

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午後の日射し / Nikon COOLPIX P5100

   

昨日も、雨が降ったり晴れ間が広がったりの秋らしい天候でありました。

朝晩とても冷え込む今日この頃、こちらではすでに小さなストーブ大活躍です!

今日の掲載画像は、公園の休憩所での一風景です。

格子の屋根の影が、秋の午後の日射しを受けて地面に映し出されます。

この季節、暑くもなく寒くもなく、晴れた日の公園には多くの方々が訪れているようです。

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空の日、空の旬間

2009年09月27日 | 市街地

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少年の眼差し / Nikon COOLPIX P5100

   

9月20日は「空の日」

そして9月20日~30日までは「空の旬間」という事で、

この期間、空港などでは様々なイベントが開催されているようです。

送迎デッキも無料開放され、特に子供達は飛行機の姿に目を輝かせているようでした。

そういえば小学生の頃、

私も将来の夢は「パイロット」だなんて言ってた事を思い出します。

「夢」や「希望」を抱くという事は、極めて大切な精神の宝だと感じます。

目を輝かせながら飛行機を見ているこの少年、どんな夢を抱いているのでしょうか。

そして子供とは、無限の可能性を秘める人類の宝です

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