命の水 / FUJICHROME Velvia 100F
「21世紀は水の世紀」、この言葉をよく耳にします。
私は生まれて一度も水に困った事は無く、
湧き出る水もそのまま飲める程、鳥海山麓の恵まれた水資源が
あたりまえに存在する事を、極めて当然の事として捉えていました。
写真を撮る様になって、色々なものに触れ、体感し、観察する機会が増えていくうちに、
その恵みがいかにかけがえのないものであるのかを、じわじわと痛感する自分がいました。
そうした恵みを得られる事に「感謝」する心を持つと、物事の捉え方がガラリと変わりました。
心の持ちようは、その時の心境や環境によって左右されるものかも知れませんが、
その「感謝」の気持ちを忘れたり腐らせたりしないよう、
日々のメンテナンスを大切にしなくてはと考えています。
何事も、維持・管理は、気を抜いていると後々大変な事になると聞きます。
”小さな事でも見落としてはならない。小さな穴からでも大きな船は沈んでいく。”
ベンジャミン・フランクリンという方の言葉であるそうですが、
まさに真を突いている言葉だと感じました。
・・・私自身、まだまだ色々なものを見落としているようでなりません(汗)。