NikonF6 Carl Zeiss PlnarT*1,4/50 RVP50
9月になりました。近頃はずいぶんと涼しくなり、秋の気配が漂い始めています。写真は、まだ夏の盛りの頃、辺りが暗くなるまで山道を散策していた時の一コマです。時折風が吹き抜けると、静かだった草葉がいっせいにざわめき、風が過ぎ去れば再び静寂に包まれます。延々と繰り返されるその何気ない風景の中に、奥深さと言いますか、なんとも言えない趣を感じる瞬間があります。草葉それぞれの揺れ動く姿もまた、とても面白いものだとつくづく思いました。