「 お手紙 」 アーノルド=ローベル 作・絵 みき たく 訳
『 親愛なる がまがえるくん。
ぼくは、 きみが ぼくの親友であることを、 うれしく思っています。
きみの親友、 かえる。 』
・・・今から25年前、小学校の国語の授業で習った「お手紙」という物語。
子供の学習机の上にあった教科書を開くと、
この、なんとも懐かしい絵が現われました。
今読んでみると、心の奥底に沈んでいた何か大切なものが、
ゆらゆらと浮かんでくる様な気がしました。
高効率化や利便性を追求する中で置き去りにしてきたようなものが、
この「お手紙」には詰まっているような気がします。
子供たちと共に、私も勉強になった次第です。
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