たまにはミシンの話です。
先日修理したのがこのミシンです。
1972年(昭和47年)802型、トピアエース:72,000円 長い間ジャノメのベストセラーだったミシン。機能面では、全回転ガマに加え、最大振幅が現在のスーパーセシオと同じ7ミリとなりました。耐久性にすぐれ、輸出向けの超ロングラン商品でした。
はずみ車のギア割れしちゃってたのです。
本来であれば、部品が無いので、もう、修理不可能なのですが、お客さんが、「お母さんから受け継いだミシンで、思い出深いミシンだからどうしても直して欲しい。」ということだったのです。
少しお時間頂きましたが、同型の不要ミシンが出るのを待っていただき、中古パーツとの入れ替えで修理しました。
このミシン(台付きでしたが)せしお家に初めて来たミシンでも有りました。
姉が小学生の時、買ってもらったのがこれと同型のミシンでした。
面白がってその時は姉より私のほうが使ってました。
今のコンピューターミシンの刺繍とは違いますが、飾り縫いのステッチと、布を回転させて縫うフラワーステッチって機能が楽しかったの覚えてます。
このミシンの時代は、ミシンのテレビCMも盛んにやってたんだよね。
「ジャ、ノ、メ♪ トピア・レーヌ♪」
「電子のお針箱♪リッカーマ~イティ~~~♪」
CMソング覚えてます。
ミシン屋に成るのは運命だったのかな?