昨日ちょっと用事があって実家の方に車走らせた。
我が母校の小学校周辺は、小さいお店が無くなり、駐在所が無くなり、郵便局も変わっちゃって、唯一あったガソリンスタンドも店を締めてしまってる。
小学校に通う道は、ま、それでもそんなに様変わりはしていない。延々と続く田んぼの中を歩いて通っていたのだ。
昔は一面に黄金色に輝いていて田んぼの中の道。
ふと見れば、半分以上が休耕田に変わってた。
後継者が居なくて、田んぼ諦めちゃった家も有るんだろうけど、国の減反政策も影響してるんじゃないのかな?
元々は農業が盛んな地域です。
私の家以外はみんな農家だったような気がします。
親戚やご近所、家族総出の田植えと稲刈り。
子供の頃何度も近所の家の手伝いに行ったものだった。
そういう地域だったけど、農業専業でやってる家は今一軒もない。
みんな働きに出て、片手間に米を作ってる。
農業の機械化を勧めるために、農地改革。
何枚もあった小さな田んぼを、一枚の大きな田んぼに作り直して、機械を使った農業に変わって行った。
農家の方はその機械の借金払うために、外に働きに出た。
何か変だよね?
自分は農家じゃないし農家の息子じゃないから、本当の所はわからない。
でも、農家に米を作らせないで、作れば作れるのに作らせないで、外国から米を買うって国は何よ?
事故米、何で買わなくちゃいけないの?
作れる田んぼ一杯あるのに、作れないように作れないように、政策進めて、事故米買って国民を困らせる
。
。
これ、三笠フーズって一企業だけの問題じゃないでしょ?
国の責任あると思うんだけど・・・
農水省グルでやってたんじゃないのかね?
何だか、子供の頃通った通学路の、荒れ果て死んでしまった田んぼを見て、国の未来が見えたような。
やっぱりこれじゃいかんよ。
青々とした田園。
実りの秋。
金色に輝く田園風景。
子供達に残してやらなくちゃいかん。
そう、思ったな。
その為に私に出来る事はなんだろう?
考えなくっちゃね。