昨日は快晴の中、運動会だった。
ヤット君は100m走に出て、20mのハンデ貰って走ったけどビリ。
ゴールした時にはみんなと大差が付いて、再びゴールテープ張って貰って、形だけだけど1位の旗を貰った。
まー、走れないし、歩くのもやっとなのだから仕方が無い。
実家の運動会なら住民も生徒も少ないから、引っ切り無しに競技に出なくちゃいけなくて忙しい。
でも、ここは生徒も父兄も多い。
とにかく、すごーく暇だった。
弁当食べたらもうやる事が無い。
ヤット君も座って見てるというか、ボーっとしてるだけ。
そんな時一人のお母さんが話しかけてきた。
「ヤット君の存在が、子供を凄く成長させてくれてる。」って・・・
そのお母さんの子供はヤット君と同じクラスだけど、ヤット君と違って足がものすごく速い。
マラソン大会も学年で一位、運動会の100m走も一位。
その子が一ヶ月ほど前の、「奇跡体験アンビリバボー」みてボロボロと泣き出したのだそうだ。
番組の内容は、筋ジストロフィー?に犯され、歩けなく成ってしまった男の子とクラスメイトの関わりが変わっていったという内容。
病気に犯された子を幼馴染のガキ大将が、毎日その子をおぶって授業に出てた事。
修学旅行を休むように言われたその子に、不良だった少年が「大丈夫、俺が何とかしてやる!」と言ってクラスメイトにその子を一緒に修学旅行に連れて行くための役割分担を提案した。
筋ジスの子を中心にクラスがまとまって行った内容だった。
その番組見たヤット君のクラスメイト、ボロボロ泣き出した後に「僕のクラスにもヤット君と言う足の悪い子がいる。僕もヤット君の為に何かしてあげたい。」
そう言ったのだそうである。
体育の授業なんかは、他の子と同じことが出来ないから、ヤット君は補助の先生とみんなとは別にキャッチボールしてたりします。
その子その様子が気に成ってたらしく、「何かヤット君も一緒に体育が出来るように考えてみる。」と言ったそうである。
具体的にどうこうはまだ小3だから難しいだろうけど、ヤット君を取り巻く子供たちの心に優しさが芽生えて来てるのは何とも嬉しい限りだ。
珍しく、学校行事に参加して、切なさを感じずに帰って来れた。
宮城まり子さんは絶対に手を出さず、「ありがとうと嬉しい」だけを言うそうです。そうだなーって思いました。
↑その子はとても正義感の強く、優しい子ですね
弱者に優しくって言うけどそれはどうなの?と思います。
弱者と決めてるのは弱者じゃない人。皆に優しくすればいいんです。
出来ない子が出来る子の手助けや支えになればいいと思ってます。自分の事ばかり考えず皆で協力しあえばいいんです。
それは身体だけの事ではなくて・・・
クラスメイトの男の子それに気が付いてくれたんですね~
嬉しいです。
ヤット君もすてきな子だからそのクラスメートもきっと
優しくなれるんだと思いますよ♪
ヤット君の存在が、きっとクラスを、学校を育ててくれると思います。
根性出て来たなーと関心した。
いい友達が出来てきてるから、ヤット君も頑張ろうって気に成るんだと思います。
それで子供達がいい方向に育つなら、いくら利用されても良いと私は思っています。