tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

終わって見れば・・・

2017-08-13 18:44:04 | 合宿
8月13日(日)
今日で合宿が終わりました。
合宿の間中、雨が降っていたようでしたが、ずっと部屋の中でしたので外の様子は全く分かりませんでした。

合宿に選んだホテルは、床の間がありませんので、屏風と長板を使って床の間らしきところを設えてお稽古を始めました。

   
   床の間

喫茶去を掛けて、香合は、団扇に夕顔が描いてあるものを使い、少しでも暑さを忘れるようにと思いましたが、寒いくらいの冷房に体の調子が何かへんです。

   
   花

花は、シマススキ、ヤブミョウガ、ケイトウの三種を有馬籠に生けましたが、三種とも強い花らしく、最終日までしっかりしておりましたので助かりました。

   
   お稽古風景

大広間に、五ケ所の点前座を作り四年生、三年生、二年生、そして、一年生と分けてそれぞれに合ったお稽古をしました。
今年は四年生の参加が多かったので、四年生は「茶箱」、三年生は平悠棚に金輪寺棗を使い、二年生は更々棚と平点前のグループ、一年生は盆略を繰り返し繰り返しやって見ました。

普段中棗しか使った事がありませんから、どこのグループも大変だったようです。
こうして一日目が終わりましたが、夕食の後に、俳句の先生をお招きしての俳句大会がありましたので、皆さん神妙な面持ちで俳句の話を聞いておりました。

先生の選んだ優秀句

  鉄塔の 背に立ち上がる 雲の峰   えり
  朝露の ひかりを運ぶ 草千里    あい

ちなみに、私の拙句
 
 一筋の 白粉鼻に 祭り顔
 合宿や 浴衣の着崩れ 気のつかず

大分こき下ろされましたが、添削前の句をそのまま載せました。

コメント (6)
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