tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「看々臘月盡」を掛けて・・・

2020-12-05 17:10:52 | 自宅稽古

12月5日(土)

冬日が続いております。

何だか急に寒くなってしまったような気がしてなりません。

今日は自宅でのお稽古でした。

軸は、「看々臘月盡」を掛けました。

12月に入るとどこの稽古場も、この軸を掛けてのお稽古になると思います。

柴山全慶老師の「禅林句集」によると、「見る間に今年も消え去ってしまうぞ。グズグズしていると命がなくなるぞ。」と、書かれております。

花は、ハシバミと西王母です。

ハシバミを生ける事が夢だったので嬉しい床の間になりました。

山藤先生の本を見ると、ハシバミの花はもっと小さく、そして数も少ないようです。

ハシバミを切って来てから、どの花を取ろうかと迷いに迷いましたが、結局一つも取らずに生けました。

お菓子

お菓子は、昨日の学校も寒そうなお菓子でしたが、自宅でも寒そうなお菓子が届きました。

「雪の波」という銘です。

胡麻餡で美味しいいですが、寒い季節には暖かそうなお菓子がいいな~!

一服

大根と蕪の茶碗で一服をいただきました。

いつもお通り一週間の終わりです。

ホッとした気持ちの一服は身も心もリフレッシュします。

床の間

最後になりましたが床の間です。

師走のお稽古は、どなたも忙しい気持ちになると思いますが、ここに来た時だけは、ゆったりとお茶を楽しんでいただきたいと思います。

コメント (2)
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