12月5日(土)
冬日が続いております。
何だか急に寒くなってしまったような気がしてなりません。
今日は自宅でのお稽古でした。
軸
軸は、「看々臘月盡」を掛けました。
12月に入るとどこの稽古場も、この軸を掛けてのお稽古になると思います。
柴山全慶老師の「禅林句集」によると、「見る間に今年も消え去ってしまうぞ。グズグズしていると命がなくなるぞ。」と、書かれております。
花
花は、ハシバミと西王母です。
ハシバミを生ける事が夢だったので嬉しい床の間になりました。
山藤先生の本を見ると、ハシバミの花はもっと小さく、そして数も少ないようです。
ハシバミを切って来てから、どの花を取ろうかと迷いに迷いましたが、結局一つも取らずに生けました。
お菓子
お菓子は、昨日の学校も寒そうなお菓子でしたが、自宅でも寒そうなお菓子が届きました。
「雪の波」という銘です。
胡麻餡で美味しいいですが、寒い季節には暖かそうなお菓子がいいな~!
一服
大根と蕪の茶碗で一服をいただきました。
いつもお通り一週間の終わりです。
ホッとした気持ちの一服は身も心もリフレッシュします。
床の間
最後になりましたが床の間です。
師走のお稽古は、どなたも忙しい気持ちになると思いますが、ここに来た時だけは、ゆったりとお茶を楽しんでいただきたいと思います。