tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

重陽から十五夜へと軸も替え手・・・

2022-09-10 17:13:25 | 自宅の庭
9月10日(土)十五夜
朝から青空が広がっておりましたが、中秋の名月を見ることが出来るでしょうか。
今日は十五夜です。
昨日が重陽の節句でしたので、丁度お稽古日でしたので、お見えになる最長老のお方に敬意を表して、掛ける軸も考えました。
お軸
私どもの社中最長老の方は、90歳を超えられて2年経ちますが、バスとタクシーを乗り継いで、毎週お稽古に来ております。
お元気で何よりですで、我が社中全員の目標になっております。「目指せ○○さん!」が合言葉です。
床の間
元気に稽古に見えたご本人も、床の間を拝見して、「あぁ・・、ありがとうございます」だったそうです。
花は、自宅の庭の花たちで、何だか毎週同じのような気がしております。タカノハススキ、サクラタデ、カリガネソウの3種です。
今日の軸
一夜明けて、今日は十五夜ですので軸をかけかえました。
一周間の稽古日に軸を掛け替えるなんて珍しいことですが、今回ばかりは良かったと思います。

今日の床の間
花は同じですが、床の間の雰囲気は大分変わります。
清風払名月で円覚寺別峰老大師の揮毫された軸です。老師の米寿のお祝いに書いていただいた墨蹟ですのですごく思い出深いお軸です。
お菓子
お菓子は、御菓子屋さんが届けてくれたもので「着せ綿」でした
届ける日が、丁度重陽の節句に当たったので持ってきてくれました。

一服
いつものように、終わってからの一服です。
皆さんと同じように、着せ綿のお菓子を食べて、菊の茶碗で一服をいただきました。
昨日の最長老の方も、同じようにしてお抹茶を頂いていたそうです。
私は、高等学校でしたので帰ってから、そんな話を聞きました。
コメント (4)
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