tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

モジズリもネジバナも・・・

2016-06-19 20:57:27 | 庭の花
6月20日(月)
朝から青空が広がっておりますが、日差しがあるのに急に大粒の雨が降りだしたり、もの凄い風が吹き出したり、何だか可笑しな天候です。
今日は月曜日ですので、ストレッチに行って来ました。


   
   ネジバナ

ストレッチから帰り、水をやろうとしたら、ネジバナの花が上の方まで開き始めておりましたので、一枚撮って見ました。
目立たない花ですが、今頃の公園の芝生の中にたくさん見る事が出来ると思います。

ラン科ネジバナ属の多年草で、日当たりの良い芝などの中に多く自生している。
別名「綟摺」モジズリとこんな漢字を書きますが、ネジバナもモジズリもどちらも花の咲く形から命名されたと云われております。

   
   チダケサシ

真夏の花ですが、早くも咲き始めました。
やや湿り気のある草原に自生しております。

何年か前に、草原で群生するように咲いていたのを見て感動したことを覚えております。
茸のチダケを採って、この花の茎にさして持ち帰ったというのが名前の由来だとされております。

ユキノシタ科の多年草で、本州から九州に掛けて自生している日本特産の種類だそうです。

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ウツボグサの靫は・・・

2016-06-19 17:40:19 | 庭の花
6月19日(日)
朝から雲が広がっておりましたが夕方から降り出しました。
今日は、文字通り休息日となりました。

何もなく、何もしない、そんな日曜日になりましたが、古くからの友人が、自宅で採れたという枇杷を持って来てくれました。

   
   枇杷

枇杷を頂くと、ああ!そんな季節なんだ。と改めて感じてしまいます。
子供の頃、よく父親や上の姉弟にせがんで採ってもらい、食べた記憶がよみがえりました。

あの頃食べた枇杷は、種ばかりで果肉は余り無かったような気がしますがどうだったのでしょう。

   
   ウツボグサ

このウツボグサも我が家に来てから10年くらい経ちますが、増え続けておりまして、どうしようかと思い悩んでおります。
ウツボグサは、シソ科ウツボグサ属の多年草で、日本各地の日当たりの良い草地に群生しており、その姿が武士が背負い持つ、弓矢を入れる靫に似ていることからの命名だそうです。

ウツボグサをどちらの大学にも持って行き、靫に似ているから「ウツボグサ」と名前を付けたそうですと説明はしましたが・・・。


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「鳥啼山更幽」で涼やかな・・・

2016-06-18 18:29:09 | 自宅稽古
6月18日(土)
朝から抜けるような青空です。
気温もグングンと上がって、真夏日を記録したそうです。

今日は自宅でのお稽古でした。

   
   花

花は、タカノハススキ、クガイソウ、カリガネソウ、マツモトセンノウ、ミオウヤナギの五種で、我が家のオールスターです。
山も、春の花と夏の花の切り替わる時季ですので、花が中々手に入り難いと聞いております。

そんな事を聞くにつけ、自宅の花で間に合うという事に感謝しなくてはなりません。

   
   床の間

床の間は、「鳥啼山更幽」の画賛です。
野原に咲く花々を見ながら、近くの森で鳥の鳴く声を聴いていただき、涼やかな気持ちになって頂けたらいいな、といった気持の床の間でした。

   
   お菓子

お菓子は「蛍ジョウヨウ」だそうで、涼やかな蛍の飛び交う紋様が描かれておりました。

   
   一服

何時もの通り、終わってからの一服です。
紫陽花の茶碗も今日が最後で、来年まで押し入れです。

慌ただしい一週間が終りました。
今月は、点茶盤を使ったお稽古でしたが、今日で終わりにして、来週からは、何時もの様なお稽古になります。

ホットした時のお茶は格別です。

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茶筅通しに汗を・・・

2016-06-17 18:40:25 | 非常勤講師奮闘記
6月17日(金)
朝から快晴です。
昨日の雨も水源には降らなかったようです。

今日は高等学校へ行って来ました。

   
   お菓子

お菓子は「青梅」でういろうに味噌餡で、生徒たちも美味しい美味しいと言いながら食べておりました。
お菓子も、自分たちで盛り付けるようになり、授業最後のお茶会ごっこの時間も大分短縮して来ました。

   
   お抹茶

授業の最初の帛紗も捌けない内から、お茶を点てておりましたので、この頃では上手に点てるようになりました。
今日は、3限目が学校の行事と重なってしまったのでお休みでしたので、勉強はしないで、実技だけの授業になりました。

こちらのクラスは、実技がちょっと遅れているので丁度良かったと思っております。
一番難しい「茶筅通し」を1時間たっぷりと出来ました
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カリガネ草とタケノコ

2016-06-16 17:51:58 | 庭の花
6月16日(木)
朝からシトシトとか細い雨が降っておりました。
今日は朝から、溜まっていたことを一つずつ片付け夕方になってホットしたところでした。

そんなところに友人がたくさんのタケノコを持って来てくれました。

   
   タケノコ

タケノコと云えば、孟宗竹の事だとお思いでしょうが、今、旬のタケノコは真竹のタケノコです。
歯ごたえがあり、ちょっと苦味もあって、人によってはこの竹の子方が好きだという方もおります。

私もどちらかと云えば、真竹のタケノコの方が好きです。
色々な煮方もあるでしょうが、我が家ではもっぱら、「直鰹煮」です。

   
   カリガネソウ

この花は、8月から9月にかけて咲く花という事ですが、今年は早くも咲き始めました。
庭に出て通路を歩いていると、カリガネソウ独特の香りがしましたので、立ち止まって覗くと咲いておりました。

クマツヅラ科カリガネソウ属の多年草で、東アジア全域に自生していると云います。
低地の湿り気のあるところを好んで自生しているそうですが、私は見たことがありません。

早速、明日のお稽古に使い問と思います。
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帛紗を付ける事から・・・

2016-06-15 18:13:49 | 大學の稽古
6月15日(水)
朝から梅雨らしいお天気です。
今日も大學へ行って来ました。

こちらの大学も、一年生、二年生と新しい子達が入って来ましたので、何となく活気づいております。

   
   花

花は、八丈イトススキ、白花ホタルブクロ、ウツボグサの三種です。
学生達が上手に活けるようになりました。こうして慣れて行くことが大事なんですね。

   
   床の間

こちらのお茶室は、広間といわれる八畳の間ですが、床の間が変側な作りになっておりますので、席入りの動きが困難ですので、このお茶室を使ってお茶会をしたことがありません。

一年生も二年生も共に初歩の割り稽古から始めておりますが、一年生は高校生の時にお茶をしていた子はそれなりに覚えておりますから、少しずつ慣れているようです。

二年生は、全く初めての事ですので、帛紗捌きに苦労しておりますが、一生懸命覚えようとしておりますので、心配はしておりません。
誰もが座っていることが一番つらい事ですので、頃合いを見計らっては、歩き方をやっております。

活気があって非常にいい雰囲気です。

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新入生達も落ちついて・・・

2016-06-14 18:20:47 | K大學の稽古
6月14日(火)
昨日の雨が嘘のように晴れております。
ムシムシとした暑い日でしたが、大學へ行って来ました。

   
   花

学生が生けました。
ハチジョウイトススキ、未央柳、ウツボグサの三種です。

あっちこっちを向いておりますが、自然でいいと思います。
よく、先生が「花の向きたい方を向かせていけばいいの・・・」とおっしゃっておりました。

   
   拝見

最近、一年生が入って来てから、中々写真を撮る間がありませんでしたが、終了間際に久し振りに一枚だけ撮って来ました。

   
   お菓子

今日のお菓子は、「花富貴」という銘で練きりの美味しいお菓子でした。
こんなに食べやすいお菓子でも一年生たちは、小さく切ってしまうために中々口に入りません。

   
   一服

三時のお茶です。
丁度三時ころお菓子を持って来てくれましたので、切の良いところでしたので直ぐに頂くと、食べ終わる頃に運んで来てくれました。

いつも思いますが、実に美味しそうに点てております。
今日も一時から四時過ぎまで、良くしゃべりました。
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仁清作の水指は・・・

2016-06-13 17:41:15 | 本棚の中から
6月13日(月)
朝から強い雨が降っておりますが、梅雨が戻ったというより、梅雨らしからぬ降り方です。
今日は月曜日ですのでストレッチに行って来ました。

先週お休みしましたので、終わった今でも関節や筋肉が痛い・・・。

   
   なごみ6月号

淡交社の雑誌「なごみ6月号」です。
今月号は、「展開する京焼」を特集しております。兵庫県芦屋市の「滴翠美術館」、ここには、山口吉郎兵衛が蒐集した京焼コレクションが受け継がれている。

こんな書き出しで、山口吉郎兵衛の愛した京焼の数々が紹介されております。

   
   色絵掬水図水指

野々村仁清作の水指です。
写真だけでも圧倒されそうですが、実物を見たらどんな感じなのでしょう。手に取れなくとも、畳の上に置かれている姿を拝見したいものです。

仁清も道具で作ったのですから、ガラス越しではなく、道具として見られれば最高です。

   
   銹絵雪笹文手鉢

尾形乾山の傑作として名高い雪笹文手鉢の本歌だそうで、我家にも写された雪笹文手鉢がありますが、本歌は凄い迫力だと思います。
お菓子を盛ったらどんな景色になるのでしょうか・・・。

叶うことなら、この鉢に盛ったお菓子を食べて見たいですね・・・。

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クガイソウは九階草と書いて・・・

2016-06-12 18:51:26 | 庭の花
6月12日(日)
今日も朝から快晴です。
梅雨の合間とは云えないほど、良い天気が続いております。

   
   クガイソウ

昨日の夕方の水やりの時は、そろそろ咲くかな??と思っておりましたクガイソウが一気に咲きました。
草花は咲き始めると早いですね。

クガイソウは、「九階草」または「九蓋草」と書くそうで、これが名前の由来になっております。
葉が輪生して九段になった先にこの花が咲きます。

ゴマノハグサ科の多年草で、山の渓谷沿いや、ちょっと湿った山道に群生しております。
他の花と混ぜ芯に使うと存在感を増します。

   
   キンシバイ

名前の通り、梅の花に似た可憐な花で、親指の先ほどくらいの可愛い花を枝に先端に付けます。
オトギリソウ科の半落葉低木で、中国大陸が原産だそうです。

うつむいて咲く姿は、楚々として品のある花で、満開の時に触れるとハラリと落ちてしまうほどですので、静かに扱わないと生けてから、ポトリなんていう事もあります。

この頃は、街路樹の下植えられているのを見かけますが、西洋キンシバイで花が3倍くらい大きく咲きます。
日本の種とは、似ておりますが違いは歴然としております。
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点茶盤のお稽古は・・・

2016-06-11 18:22:50 | 自宅稽古
6月11日(土)
雨の降らない梅雨が続いております。
ムシムシと暑い一日でしたが自宅のお稽古でした。

今週も、点茶盤でのお稽古が続いております。

   
   床の間

床の間は、画賛でカワセミが魚を狙っている図に、「水上青々翠」の賛が付いております。
お稽古ですので、涼しそうな画賛にしました。

   
   花

花は、タカノハススキ、カワラナデシコ、マツモトセンノウ、キンシバイ、甘茶の五種です。
ちょっと、ごちゃとしてしまいましたが、咲いている花を床の間に飾らなければ・・・そんな気持ちで生けて見ました。

   
   お菓子

お菓子は、「枇杷」です。
見てすぐに分かるほどそっくりに作られております。練り切りの美味しいお菓子でした。。

   
   一服

慌ただしかった一週間の終りの一服です。
皆さんと同じように、喫架で頂きました。

座って見ると、何だか落ち着かないものですね。
やっぱりお茶は畳に座って頂くのが一番のようです。
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