ネコヤナギの茶碗で・・・

2月18日（日）
朝から強烈な北風が吹きつけております。
散歩に出かけるのを躊躇してしまいそうな風でした。

この風では、日本海側は大雪になっているのかも知れません。

　　　
　　　お菓子

ひと仕事を終えて丁度三時でしたのでひと休みです。
お菓子屋さんが届けてくれた昨日のお菓子ですが、銘は「西王母」だそうで、何だかちょっと早いような気がしております。

求肥に包まれた味噌餡がおいしいお菓子でした。

　　　
　　　一服

先日も写真を掲載いたしましたが、今ネコヤナギがきれいな時ですので出して使いました。
こうした絵柄の茶碗は、その時期しか使えませんので、出し入れを考えると、ちょっと面倒になってしまいますが、季節感を大事に考えればそんなことは言っておれません。

出かける用事はなくとも、家にいるだけであれこれ仕事があるもんです。

昨日は小間で今日は風炉に・・・

2月17日（土）
雲が広がり冷たい風が吹いております。
スケートの羽生君が金メダルを取って、将棋の羽生さんが藤井君に負けたというニュースが面白いですね。
同じ字を書いて読み方が違う・・・

今日は自宅でのお稽古でした。

　　　
　　　床の間

床の間の軸は、「円相　圓是太虚　無缺無餘」です。
余ることなし、欠けることなし・・・良い言葉だと思います。

　　　
　　　花

花は、満作に春曙光です。
春の陽射しを思わせるきれいなピンク色が印象的な椿で、春を呼ぶ椿だと思います。
この椿が咲き出すと、いつも暖かになって来ます。

今日は、三月に開催される茶会のためのお稽古になりました。
担当する場所が、炉の切っていない所ですので、風炉になりますので、季節外れの風炉での稽古です。

この時期は、大炉から始まり、三月の釣釜、四月の透木と変わって行きますが、それぞれの楽しみが方がありますので、風炉の稽古をしていては勿体無いような気がいたしますが仕方がありません。

大炉から小間へ・・・

2月16日（金）
寒さが戻るといったニュースでしたが、確かに気温は下がりましたが、風が吹かないだけ寒さが和らいで感じました。
今日は自宅での稽古でした。

　　　
　　　小間

大炉が終わり、お稽古は小間へ移りました。
広間でのお稽古がずっと続いておりましたから良い勉強になると思います。

　　　
　　　玄関

玄関では、真っ赤な藪椿が皆様をお出迎えです。
藪椿は2本植えてありますが、日当たりの良い方の木は次々に咲き始めております。

　　　
　　　満作

朝、枝物を探しに庭に出て見ると、満作が一斉に咲き始めておりました。
寒さの中、じっと耐えてきましたので、昨日の暖かな気温で一気に咲き出したのだと思います。

大きな木になっておりますので、高枝鋏でやっとお目当ての枝を切ることが出来ましたが、切って見れば、ちょっと・・・
でも、使う事に致しました。

阿蘭陀水指は・・・

2月15日（木）
朝のニュースでは、気温が上がり三月並みの暖かさになるとか言っておりましたが、午後からは強烈な北風が吹きつけております。
春はまだまだ先のようです。

　　　
　　　阿蘭陀水指

私はどう云う訳か阿蘭陀水指が好きで、道具屋さんに並んでいると欲しくなってしまいます。
オランダ文様にはたくさんの種類がありますが、代表的なのが「タバコの葉」です。

オランダとの貿易で、たばこの葉を入れて日本に運ばれて来たと伝えられるオランダの壷を、当時の茶人達が水指に見立てて使い始めたのが始まりだといわれております。

　　　
　　　点前座に

阿蘭陀水指も、今では多くの日本人の陶芸家が写しとして作成しておりますので、たくさん出回っておりますが、当時では珍重すべき焼物であったはずです。

出回っている割には、「これ！」といった物に出会わないのが面白いところで、そこが、また楽しい所でもあります。
これからも、どんな「阿蘭陀水指」に出会えるか楽しみです。

新入生が来る前に盆略を・・・

2月13日（水）
九州から山陰にかけて春一番が吹いたそうですが・・・
まだまだ寒さは続きそうです。

今日は大學へ行って来ました。
こちらの大学も試験明けですが、まだ皆さん帰省してないようですのでお稽古をいたしました。

　　　
　　　花

花は、ダンコウバイと太神楽椿です。
いつもと変わらない花ですが、綺麗に生けてありました。

　　　
　　　三年生

三年生です。
もうすぐ卒業茶会がありますのでお点前をしなくてはなりませんので真剣です。
もう、ほとんど注意するところもありませんので安心して見ていられます。

11月から始めた1年生が2名おります。
新入生が入って来るまでに、何とか盆略を完璧に覚えさせようと、先輩たちも一生懸命です。

中々いい雰囲気になっております。

ネコヤナギは銀色に輝いて・・・

2月12日（火）
相変わらずの寒さです。
寒波が抜けたとか峠を越したとか言われておりますが、冷たい北風が容赦なく吹いております。

今日の大學は春休みで、帰省している子が多くいるためにお休みです。

　　　
　　　ネコヤナギ

散歩の途中の小川のほとりに、一本だけ大きなネコヤナギがありますが、蕾も大きくなっております。
明るい日差しを受けて銀色に輝いておりました。　　　


　　　e-Tax

こんな時期が来ました。
学校が休みですので何とかやり始めようと思っておりますが、気持ちばかりでエンジンがかかりません。

とりあえずは領収書の整理計算からです。
少しずつやらなければ・・・

なぜ、稽古というのか・・・

2月11日（月）
寒波が再び来るようで、今日は寒い一日になりました。
今日は祝日のためストレッチ教室が休みでしたので、溜まっていた用事を済ませる事が出来ました。

　　　
　　　淡交タイムス2月号

タイムスの2月号が送られて来ました。
表紙は、梅月棗です。
お家元の巻頭言は、毎号の事ですが、解りやすいお言葉でこまやかに書いておられます。

今月号は「稽古照今」と題して、どうして稽古というのかという事を詳しく綴られております。
私達は、ただ稽古稽古といっておりますが、稽古とは・・・納得いたしました。

氷柱がひと晩で消えた・・・

2月10日（日）
寒さが緩んだような朝でしたが、昨夜は雨が降ったようで庭が濡れておりました。
新聞を取りに庭に出ましたが、やはり何時もの寒さではありません。

　　　
　　　氷柱

あれほど大きく凍りついていた氷柱が消えておりました。
よほど気温が上がったのでしょう・・・。

　　　
　　　藪椿

例年より大分遅く咲き始めました藪椿です。
好きな椿は色々ありますが、どれか一番といわれたら、迷うことなく藪椿と答えると思います。

藪椿の赤い色は、どこに咲いていても似合います。
特に竹藪などの中にポツリ、こっちにポツリと大株になれずに咲いている椿が一番きれいだと思います。

大炉も最後で・・・

2月9日（土）
風もない穏やかな一日でしたが、相変わらずの寒さです。
今日も自宅でのお稽古でした。

　　　
　　　床の間

床の間は、軸は「梅花眠雪裡」です。
雪の中じっと春を待つ梅が今の大寒波に耐えている私たちに重ね合わされているかのようです。

♪春よ来い、早く来い・・・こんな歌が聞こえるようです。

　　　
　　　花

花は、ダンコウバイと太神楽椿です。
ダンコウバイは、自宅、大学と毎週使っておりますので、形の良い枝がほとんどなくなっております。
例年ですと、今頃は満作が、ほどほどに咲き始めているのですが、今年はまだまだ蕾がかたく使う事が出来ません。


大炉

今週も大炉です。
先週の大雪でほとんどの方が休んでしまいましたので大炉のお稽古です。
逆勝手ですので、一、二回お稽古をすれば十分だと思います。

お菓子は「春野」だそうですが・・・

2月8日（金）
大寒波は峠を越えたそうですが、まだまだ寒さは続いております。
でも、今日はひと息と云ったところす。

今日は自宅稽古でした。

　　　
　　　お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子は、「春野」だそうですが、まだまだ・・・
季節の先取りも難しいですが、お茶室の中だけでも春を感じながらのお稽古です。

といっても、先週大雪で皆さん休んでしまったので、今日は再び大炉です。

　　　
　　　ツララ

蹲踞の氷柱が日に日に成長し続けておりまして、とうとう手水鉢と繋がってしまいました。
我が家で何十年も蹲を見ておりますが、手水鉢まで氷柱が伸びたのは初めて見ました。

今年の寒さが異常だという事がよく解ります。