tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

家庭料理を懐石に変えるには・・・

2018-02-08 17:47:29 | 本棚の中から
2月8日(木)
大寒波は峠を越えたという報道ですが、北から西にかけての雲は穏やかな雲ではありません。
凄い北風です。

今日は、明日からの自宅のお稽古に備えて、道具の出し入れや掃除に一日を費やしてしまいました。
三時前には終わりましたので、後はのんびりとお茶を飲みながら・・・

   
   なごみ2月号

先日届いたなごみ2月号です。
「懐石料理をおうちで」という面白いテーマを特集しておりますので、お料理好きな方は必見です。

   
   家庭料理を

家庭料理を懐石に変えるのは心づくしのひと手間。
ほとんど同じ材料で、料理をワンランクアップさせる秘訣を紹介します。
こんな内容で頁が進んでおります。

   
   鶏肉団子を

鶏肉団子とたっぷりの野菜から出るうま味がおいしい家庭料理で懐石のハイライトの煮物椀に、ワンランクアップさせるには・・・
レシピが事細やかに載っております。

   
   焼物を

懐石の焼物の内、もっとも基本的な調理法が塩焼きです。
懐石は取りやすさも考慮して立体的にが基本・・・だそうです。

   
   進肴&八寸

進肴は、亭主の心配りで加える一品ですので、あまり重くなりすぎないほうがよいでしょう。
ここでも優しい解説が、「やって見よう」の気を起こさせます。

こんな内容ですが、今月号は面白い・・・







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淡交2月号は・・・

2018-02-07 17:23:23 | 本棚の中から
2月7日(水)
最強寒波がまだ居座っております。
北陸地方の大雪をニュースで見る度にビックリしております。

寒い一日でしたが、大学がテスト週間でお稽古は休みでしたので、昼食の後、郵便局への用事のため散歩を兼ねて行って来ました。

   
   水仙

散歩途中のお宅の庭先の水仙です。
我が家にもたくさんありますが、どういう訳か一向に咲きません。

   
   淡交2月号

散歩から帰り大好きな紅茶を飲みながら送られてきた「淡交2月号」を読んで見ました。
今月の特集は、「むしあげ・岡山に花開いた京の焼物」と題した特集を組んでおります。

ひらがなで「むしあげ」・・・?と一瞬思いましたが、虫明焼です。

   
   落雁水指

虫明焼の中では、この「落雁水指」が有名だと思います。
真葛香山の作ですが、その後、多くの虫明の陶工たちによって写しが作られたそうです。
今では、10月の名残りの季節になると、どなたかの作成した「落雁水指」を使う方が多いかと思います。

そして、ページ中ほどの、「茶人の嗜み 能を学ぶ」では、竹生島を題材にした話がつづられ、ここも読み応えがあります。

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大學は春休みに入っても・・・

2018-02-06 16:54:28 | K大學の稽古
2月6日(月)
立春寒波といわれております大寒波も今日が峠らしい・・・
今日は大學へ行って来ました。

   
   花

花は、ハシバミと白玉椿です。
ハシバミの花が少しずつですが成長しております。
大学生も綺麗に生けるようになりました。

   
   お菓子

お菓子は白梅で、仲に杏が入っておりました。
中々のお味でした。

   
   二年生

まだ二年生ですが、もうすぐ三年生になります。
拝見も何とか出来るようになりました。

   
   二年生

男子ですが、優しいお点前をいたします。
もう少しメリハリを付けないと・・・・

   
   一年生

風炉のお点前も堂々とやっておりました。
新入生がいつ入って来ても、先輩顔が出来ます。

大學は春休みに入ったという事で、帰省してしまった子もおりましたので、普段中々注意できない細かなところを重点的に話して来ました。
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天倫寺月光は・・・

2018-02-05 17:07:59 | 庭の花
2月5日(月)
春は名のみの風の寒さや・・・早春賦ですが、何だかピッタリです。
今日のストレッチ教室は、会場の都合によりお休みでしたので、同じ時間に散歩をスタートして一時間歩いて来ました。

   
   天倫寺月光

自宅の天倫寺月光が咲き始めました。
小さな花で、指の先ほどの侘助ですが花入れに生けると、存在感は充分でどんな花入れにも合うので不思議です。

1970年の発見といいますから、椿の花としたら新しい品種といえます。
島根県宍道湖畔の天倫寺境内の藪椿の根別れだったといわれております。

   
   曙

自宅の曙ですが、日当たりの良い方はお正月の頃から咲いておりましたが、陽が当たらず風通しの良い北側は今頃になって咲き始めております。

この寒さですから、自分で霜除けの笠をかぶっております。
何んとも可愛い姿でしたので撮って見ました。


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人形浄瑠璃は素人ですが・・・

2018-02-04 17:39:46 | 観覧
2月4日(日)立春
立春の今日を境に春という事になります。
立春大寒波などといわれ、日本海側は大雪だそうですが、近くの街の文化会館で、恒例の「人形浄瑠璃」の公演がありましたので行って来ました。

   
   雪の門前

演目は「奥州安達ケ原三段目・袖萩祭文の段」でした。
不義の結婚をして父に勘当された袖萩が、雪が深々と降る中を父の身の難儀と黄い聞いて駆けつけるも、門から入れてもらえずにいた。

   
   語りかける

雪の門前で語り掛ける袖萩ですが、許しれ貰えずに雪の中に倒れ込んでしまう。

   
   母が

それを見ていた母が、自分の着ていた打掛を門の外に投げて娘親子に与える。

   
   嘆く母

雪の中で打掛を掛けて寒さから逃れようとする娘親子を見て、嘆き悲しむ母親・・・

人形に、黒子が3人付いての演技ですが、一生懸命見ていると黒子が全く気にならなくなってしまうのが不思議です。
今日はちょっと息抜きが出来ました。

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お菓子は赤鬼青鬼で・・・

2018-02-03 17:41:12 | 自宅稽古
2月3日(土)節分
何となく気温が上がった一日でしたが、あちこちに積み上げられた雪はまだまだたくさん残っております。
今日は自宅でのお稽古でした。

   
   お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子です。
赤鬼と青鬼のきんとんですが、お稽古に見えた方は、お菓子を見ると、誰もがワァ―と小さな声を上げます。

   
   床の間

床の間は、「笠重呉天雪」で、この時季になるとどうしても掛けてしまいます。
笠重呉天雪
鞋香楚地花

と続く漢詩だそうです。

   
   花

花は、ハシバミと白玉椿です。
そろそろ春の魁となるような枝物が欲しい所です。

忙しかった一週間が終わりました。
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高校生の卒業茶会は・・・

2018-02-02 20:10:59 | 非常勤講師奮闘記
2月2日(金)
朝窓を開けたら一面の銀世界でした。
身支度を整えて雪かきです。

終わった時は、一日のほとんどのエネルギーを使い果たしたような気がいたしました。
今日は高等学校へ行って来ました。

   
   卒業茶会

先週みんなと約束した通り、卒業茶会をして来ました。
ひとクラス10名の全員に、私がお点前をして一服差し上げました。
「お点前を頂戴いたします」
「ご卒業おめでとうございます。」

これを繰り返しながら、ふたクラス全員に私が点てました。

   
   床

「道踏不瞋」を掛けて卒業を祝いましたが、お祝というより、これからどう生きるべきか・・・と考えるような禅語だったかもしれません。
でも、卒業する誰もがしっかりとした人生を歩んでほしいと思う気持ちがこの軸を掛けさせたのだと思っております。

   
   雪

朝の私の車です。
すっぽりと雪に覆われております。
行くときは道路にもたくさんの雪がありましたが、帰りは乾いておりました。

自宅に帰ってから一気に疲れが出たようです。
明日も寒そうです。

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大炉を開けて・・・

2018-02-01 17:28:02 | 自宅稽古
2月1日(木)
天気予報が当たり、雪が降り始めております。これで気温が下がると本格的な雪になるかもしれません。
今日は朝から大炉を開けるために大忙しでした。

   
   大炉

2月ですので大炉を開けましたが、逆勝手ですので慣れていない方達にとっては頭の中がくるくると回ってしまいそうなお点前になります。

   
   五徳を据えて

大炉ですので灰もたくさん入ります。
釜の高さや、水平など見ながら灰を整えました。

   
   灰を入れて

大炉ですから灰がたくさん入ります。
雪輪瓦を立て、部屋が灰だらけにならないように、少しずつ入れて行きます。

畳の入れ替えがありますから、相変な作業になります。
二人掛かりで、あっち持って、こっち持ってとやっと入れ替えが終わりました。

こうした時は、終ってから「いつまで・・・」考えてしまいます。
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