tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

垣根の作り替えは遅々として・・・

2020-12-21 16:47:53 | 自宅の庭

12月21日(月)

風もなく穏やかな師走の一日でしたが、昨日より暖かく感じたのは風が吹いていないからです。

今日は、昨日から始めた垣根作りです。

何とか門の前だけでもきれいにしようと思い、慣れない仕事に挑んでおります。

門前の垣根

門前の垣根ですが、作ってから5年経っております。

さすがに我慢できずに、作りかえる事にしましたが、素人ですのでそう簡単にできるわけがありません。

切って

古い垣根を壊して、それを細かく切って束ねる。

これが一番大変な仕事ですが、この大きさに切って束ねて出さないと、ゴミ収集車は持って行ってくれません。

今日の作業の中で、ほとんどの時間を使ってしまいました。

ここまで

やっと作り始めましたが、三時を過ぎましたので今日の作業はここまでで終わりです。

門の方が高くなっておりますので、水平は取れませんので全部目視でやっております。

一人より二人の目で、「高いから下げて」「ちょっと上げ過ぎ」とか言いながらやっております。

後片付けをして一服です。

寒い庭から部屋に入ると何と温かなんでしょう。

栗蒸し羊羹を頂きましたが、疲れた体には甘いお菓子は何とも嬉しいご馳走です。

益子焼

何年前になるか記憶で遡るのが困難なほど昔に買った茶碗です。

今でもこの茶碗が好きで、こうして時々使っております。

お稽古に見える方たちは、どうしてこの茶碗を使わないのか不思議・・・

確かに重いし不格好かも知れませんが、茶碗らしい姿がいいと思います。

垣根は、明日には完成か・・・

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淡交新年号が届いても・・・

2020-12-20 17:49:54 | 日常雑感

12月20日(日)

朝から冷たい風が強く吹き抜け、日中も気温が上がらず寒い一日でした。

学校も自宅も稽古が終わりましたので、何となく気持はのんびりとしております。

今日の新聞に「気ぜわしさ 少しも湧かぬ 年の暮れ」という川柳が載っておりました。

何となく似たような心境です。

淡交新年号

淡交の新年号が届きました。

新年号の巻頭言は、「苦手を克服する」と題して書かれております。

入門して初めに学ぶ割稽古によって身に着けた「構え」はいわば基礎工事のようなものです。と書かれております。

基本の大事さは、稽古を重ねるごとにその大事さが分かってまいります。

特集

そして、特集は「茶の湯と能」を写真と共に掲載しております。

最近のお茶会では、こうした、能や歌舞伎などをテーマに趣向を凝らしていることが多くなっております。

私など能などは全く分からない者でも、本を片手に物語を道具に託してお茶会に望んだことがしばしばあります。

謡の勉強も考えましたが、とても続けられそうもありませんので諦めました。

あれこれやってはおりますが、何となく終わってしまった一日です。

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コロナ禍でのお稽古は、果たして・・・

2020-12-19 16:56:33 | 自宅稽古

12月19日(土)

相変らず寒い日が続いております。

立往生していた車も動き出したそうですが、雪はまだ降り続いているといいます。

今日は今年最後のお稽古でした。

床の間

軸は、「無事」を掛け、一年の平穏に感謝ですが、今年は、春先からのコロナ騒動で満足な一年とは程遠いい結果になってしまいました。

お茶の稽古場を開いてから、2ヶ月も休んど事は初めてです。

それでも、コロナにも感染せずに健康で無事に一年を過ごせた事に感謝です。

花は、いつもと同じ蝋梅と初嵐の組み合わせです。

蝋梅も一輪咲き始め丁度良いところでした。

一服

お稽古が終わってからの一服です。

今年最後のお稽古という感慨もなく終ってしまいました。

それでも、終わってからの一服は疲れた体に潤いをもたらしてくれます。

明日からは、家のことに専念して一年を終わりたいと思っております。

最後になってしまいましたが、「無事」のお軸です。

茶掛けとは違い、床の間いっぱいに下がっておりますが、多分信者さん向けに揮毫されたのだと思います。

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お客様の前でのお点前を・・・

2020-12-18 18:32:28 | 非常勤講師奮闘記

12月18日(金)

蹲踞に初氷を見るほどの寒さでした。

雪国での立往生はまだ続いております。

今日は高等学校へ行って来ました。

盆略

今日は時間いっぱい使って、「お茶会ごっこ」をして来ました。

何故かといえば、先週の文化祭で、お点前ができなかった子達にお点前をして貰ったからです。

文化祭などでは全員が、お点前をするわけに行きませんので、こうして、みんなに見つめられながらする、お点前を経験させてあげたかったからです。

お菓子

このところ、三度コロナの波が来ているようですので、お菓子は持ち帰ってもらうことに致しました。

お客様に座った子達は、自分で点てて頂くことにしましたので、お点前をした子は、当然自服になります。

自服も慣れて来て、当たり前のように飲んでおりますので、「お茶ってこうなんだ」と覚えて行かないようにいつも言っております。

今日で、全員がお客様の前でお点前を経験できました。

そして、今週が高校生も今年最後の授業となりました。

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雪の準備もできましたが・・・

2020-12-17 16:51:10 | 稽古の準備

12月17日(木)

朝から気温が上がらず、その上に強い北風が吹き抜け、寒い寒い一日でした。

テレビには、大雪に阻まれて、何時間も動けずにいる車の列が写っておりました。

今日は明日からの、自宅でのお稽古の準備です。

お菓子

朝食後、掃除を始めましが、先日の中山道歩きでの疲れがまだ取れず、何となく動きが鈍くなっております。

三時に休憩。

栗蒸し羊羹です。

頂き物ですが、柔らかな甘さと栗のホクホク感がたまらないほど美味しい羊羹です。

疲れが取れる・・・

一服

クリスマスの茶碗で頂きました。

向正面の長靴が可愛いお茶碗です。

この茶碗とサンタクロースの茶碗を、毎年大学に持って行って使ったおりましたが、今年は、「使い回しがいけない」という事で持って行くのを辞めました。

こうした、ささやかな楽しみさえも奪い去ったコロナですが、いつ終息するかもわからないまま新年を迎えなければなりません。

タイヤ

昨日のニュースを見て、大急ぎでタイヤの交換の連絡をしましたら、すでに予約でいっぱいでしたので今日行って来ました。

学校がなければ、そうは急がなくても良いのですが、非常勤ですので休暇がないので仕方がありません。

とりあえず、これで一安心です。

いつ雪が降っても行動ができます。

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こちらの大学も今年最後の稽古は・・・

2020-12-16 17:05:12 | 大學の稽古

12月16日(水)

急に寒くなったような気がしますが、大雪の便りが続いております。

今日も大学へ行って来ました。

花は、蝋梅と西王母です。

こちらの学生が生けましたが、初めて生けたようで中々落ち着かずに騒いでおりましたが、やっと収まりました。

こんな事をしながら上手になって行きますので、出来るだけ手も口も出さずに見ていようと思ってます。

更好棚

棚をセットして、これから始まります。

お稽古中

お点前もそろそろ終わりに近づいております。

お稽古が再開されてから、ずっと続けていた棚の稽古も、しっかり覚えたようです。

二年生

炉を始めて1ヶ月、少しずつ良くなって来ております。

考えながらしておりますからよく間違えますが、注意するとすぐに直りますので有望株の一人です。

しっかり覚えて、後輩たちに繋いでいってほしいと思っております。

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今年最後のお稽古は・・・

2020-12-15 17:20:42 | K大學の稽古

12月15日(火)

この冬一番の冷え込みだそうですが、朝から気温が上がっておりません。

今日は大学へ行って来ました。

平悠棚

棚を使った稽古は、今年限りと思っておりますがしっかり覚えてくれたようです。

少しできるようになると、同じお稽古では飽きてしまいますので、時々、棚などを使ったりしながら楽しんでお稽古ができるような雰囲気を作って行こうと考えております。

花は、蝋梅に初嵐です。

サッと生けておりましたが、椿が少し低かったかな・・・

でも、上手に生けられるようになりました。

お菓子

おまんじゅうでした。

何時ものお菓子屋さんですので味は解ります。

松葉が捺してありました。

四年生

四年生ですが、このところ毎週参加しておりますので、すべて順調に行っているものと理解しております。

就活が終わり、卒論が済めばしばらく学生生活が楽しめます。

お稽古風景

二年生と三年生です。

二人とも覆面のようなマスクをしておりますが、若者の間では流行っているのでしょうか・・・

それでも、マスクをしているからこうして写真が載せ事ができます。

こちらの大学のお稽古は、今日が最後で皆さん帰省するそうです。

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中山道「高崎宿から板鼻宿」まで歩く・・・

2020-12-14 17:20:13 | 中山道六十九次散歩

12月14日(月)

朝から気温が上がらず師走らしいお天気でした。

今日は、忘れないうちに先日歩いた中山道の備忘録です。

当日は、10時に集合して歩きだしました。

榛名草津道追分

最初に出会ったのは、自然石に彫られた道標でした。

加工された石ではないという、素朴な道標で、古街道を彷彿させてくれます。

八坂神社の下豊岡道標

江戸末期に草津温泉などの案内を目的に建立されたといわれ、正面には「榛名山 草津温泉 かわなか かわらゆ温泉 はとゆ」右側には、「神山三里 三ノ蔵五里半 大戸九り半」左側に「安中 松井田 横川」と彫られておりました。

若宮八幡宮

平安末期に源頼家、義家親子が奥州の安倍氏の反乱を制圧する途中に戦勝祈願のために建立したと伝えられております。江戸時代には新門辰五郎、そして、明治になって乃木希典大将などが参拝され一躍有名になり、参拝の人々でにぎわったと伝えられております。

達磨

高崎だるまは有名ですが、この地域では達磨作りが盛んで、高崎だるまのほとんどが生産されております。

日当たりの良いと頃に達磨さんが干されておりました。

飯野茶屋本陣

茶屋本陣というのは、茶屋とあるように、大名の参勤交代や公卿の昼食や休憩するための使われた施設をいいます。

群馬県指定文化財の碑

ここは、代々茶本陣に携わっていた飯野家の屋敷で、母屋、座敷、蔵、味噌蔵大門、等があった広大な広さがあったそうです。

無料開放しておりますが、要予約だそうです。

中山道の道標

中山道を歩いていると、ところどころに案内道標が建っております。

木製の道標で中々味わいがあっていいものです。

藤塚の一里塚

江戸日本橋から28番目の一里塚です。

復元整備されたものですが、旧状をとどめておりました。

一里塚

国道が拡張整備された時に、反対側の一里塚は取り払われてしまったといわれております。

樹齢400年といわれるムクノキが存在感を示しております。

冬ですので全景が見られました。

達磨屋さん

途中達磨の製造販売をしている工房に立ち寄って、達磨の歴史を聞いたりしました。

同行の方が達磨を買われておりましたが、ずっと大きな袋を下げておりました。

寒念仏橋供養塔

板鼻宿の念仏講の人達が、寒念仏で集めた浄財で石橋を改修したので寒念仏橋と名付けられたといわれておりますが、この碑だけで橋は無かった。

川の流れが変わったためだそうです。

 

八幡八幡宮大鳥居

地名にもなっております八幡神宮の大鳥居です。

ここから真っすぐのところに八幡様が鎮座されております。

八幡八幡宮本殿

村上天皇の時代957年荷、石清水八幡宮を勧請して建立されたと伝えられております。

古くから、一国一社の八幡宮として尊崇されておりました。

代々源氏の崇敬が深く、源頼家、義家は奥州征伐のおり、必勝祈願し戦勝の結果、社殿を改築されたと伝わっております。

見事な彫刻

建物は神仏混合でそこかしこに仏教様式が見られるのも面白いと思いました。

社殿の周りには、見事な彫刻が巡らせております。

上州では、剣術道場が神社に額を奉納し掲げることが名誉なことといわれ、各道場が競って額を奉納したといわれておりました。

念流の額です。

この額と相対するように、一刀流の額が掲げてありました。

双体道祖神

歩きながら出会った双体道祖神です。

一時期あちこちの道祖神が盗難にあい、有るべきとこら以外から見つかり大騒ぎになりましたが、第三者からの購入という事でどうにもならなかったという話をよく聞きました。

お地蔵さま

地域の方々から大事にされているお地蔵様です。

榛名道標

「やわたみち」と刻まれており、文政年間の建立されております。

「やわたみち」は、上野国一宮八幡宮をさしております。

細かく

ちなみに右側は、「はるな、くさつ、ゆがわら、さわたり、・・・」とあります。

今でも観光の名所となっているところが案内されております。

板鼻宿

江戸から14番目の宿場で、本陣1、脇本陣1、旅籠54軒、そして人口1422人だったという記録が残っており、中山道上州7宿の中で最大の宿場だったそうです。

碓氷川、九十九川、秋間川の合流点で河川交通の集散地でもあったと云われております

マンホール

安中市は梅の一大産地ですので、梅がデザインされております。

長傳寺

正式な名称は、八幡山龍雲院長傳寺といいます。

彫刻の寺として有名で、この日は住職が丁寧に説明をしてくれました。

天文年間に高崎の八幡宮境内に開基された寺でしたが、八幡宮が戦のために焼失した際に、ここ板鼻宿に移転再建されたといいます。

本道の彫刻が素晴らしく、しばらく見ていても飽きない・・・

板鼻宿本陣跡の碑

海音寺潮五郎揮毫した碑です。

こことのご縁があったのでしょうか?

板鼻宿本陣跡

本陣は、建坪が167坪という広さで、木島家が勤めており、現在は板鼻公民館になっておりました。

本陣書院

書院が残されており、皇女和宮が江戸へ下向途中、文久元年1月10日の一夜をこの本陣で過ごされたのです。

書院内部(安中市HPより)

書院は、「皇女和宮資料館」として保存されており、使用した草履や料理用具、そして行列の様子を描いた巻物などが保存されております。

和宮の行列は、京都から1万人、江戸から1万5千人、人足4千人という膨大な数で、50kの長さになったといわれております。

板鼻堰

板鼻堰とは、板鼻地区から始まる全長15k野用水路の事で、今から400年前に造られたといいます。

板鼻宿の中心を流れる板鼻堰は、今でも豊かな水の流れと情緒豊かな風景は宿を訪れる人々を楽しませくれます。

生活用水

家々も足場を作り生活の上で大切な水場として利用していたそうです。

ホッとさせてくれる風景です。

鷹之巣橋

この橋をゴール間近な夕暮れにわたりました。

江戸時代には、橋は架かってなく夏は川越人足で渡り、冬は板の仮橋で渡ったそうです。

渡し跡があるそうですが、今回はスルー

仲宿一里塚

江戸日本橋から29番目の一里塚です。

最近建てられたようで、まだ新しいものでした。

最近の街道歩きブームで行政も動き出したようです。

板鼻庚申塔

上州一之宮への道標を兼ねた庚申塔で、享和2年建立されたものです。

「従是 一宮、大日街道」と記されております。

一宮とは、富岡に鎮座する貫前神社の事です。

ここから富岡は近いか・・・・

久芳橋

今回のゴールです。

この橋を渡ると安中宿です。

次回は、ここから出発です。

歩いた距離 13.9k

歩いた歩数 20.207歩

よく歩きました。

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疲れた体に三時のおやつは・・・

2020-12-13 17:30:00 | 今日の一服

12月13日(日)

日差しはありましたが、冬らしい一日でした。

金曜日土曜日と連続で行事がありましたので少し疲れ気味ですので、今日は何もしないのんびりとした時間を過ごしました。

お菓子

何もしないけれど三時です。

何となく三時というとお菓子とお茶になりますので頂きました。

お菓子は柚子のおまんじゅうです。

一服

お菓子を食べればお抹茶です。

今日は、疲れ気味ですので濃茶用の抹茶をお薄にして頂きました。

サンタクロースのお茶碗で、味の深い濃茶を、これはもう最高のお茶になりました。

やっぱり疲れた時はお抹茶です。

また、明日から元気に動きまわれそうです。

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「歳月不待人」を掛けて・・・

2020-12-12 17:47:51 | 自宅稽古

12月12日(土)

12月としては暖かな一日でした。

今日は自宅での稽古と街道歩きです。

床の間

年の瀬に入り、慌ただしい人の流れの中、先週の「看々臘月盡」から今週の「歳月不待人」へと変えてのお稽古でした。

花は、瀬戸の鶴首に蝋梅と初嵐椿を生けました。

我が家の椿もだんだんと蕾の数が少なくなって来ましたので、次の椿が待たれるところです。

自宅では、こんな雰囲気の中でお稽古をしておりましたが、私は街道歩きです。

道しるべ

集合場所からすぐのところが街道の分かれ道ですので道標が立っておりました。

私達は、中山道ですので左の道へ進みました。

ゴール

安中市に入って駅前の橋がゴールでした。

歩いた距離は13.9k

歩いた歩数は20207歩でした。

今回は、短い距離でしたのでそれほどの疲れはありませんでした。

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