2度目の緊急事態宣言後、街では「発出が遅い、規制が弱い・・・」なんていろんな論議が進んでいます。成人式一つとっても色々。今私たちは何をなすべきなのでしょうか。インドに行ったときにマザーテレサが運営していた施設にボランティアに行きました。沢山の日本人も来ていました。そしてその動機も多彩でした。世界一周が終わって何の縁か私はタンザニア孤児支援の会を立ち上げ事務局をすることになりました。なぜやるようになったのかは今までこのブログにも書いてきました。しかし一方で人生の免罪符でもあったような気がします。
長い間企業戦士で家族を顧みず進んできました。仕事でも家庭でも多くの隣人を犠牲にしてきました。私はこれですが、周りにいた仕事仲間や家族へ、どうこの費やせなかった時間について懺悔すればいいのか。その答えが少しのボランティアだったのかも知れません。先ずは自殺予防の電話相談員を5年ぐらいしました。そしてこの事務局。
時々思い出します、マザーテレサが日本の学生の前で講演したとき、学生から受けた質問の答えです。
ある学生が、「恵まれている日本の学生が、貧しい人にできることは何ですか?」と尋ねたところ、マザー・テレサは以下のように答えました。
「間違っても、インドにボランティアに来るなんてことを考えてはなりません。あなた方は、大学の中で寂しさや心細さを感じている学生のもとへ行って、慰めの言葉をかけたことがありますか?」
つまり、近くで困っている友達を助けずして、世界で困っている人々に手を差し伸べることはできない、ということです。まさにマザーテレサが言う“Think globally, but act locally”ですね。
今沢山の人が犠牲を強いられています、飲食店、医療関係、介護関係、子どもたち。そして大人も。こんな時“Think globally, but act locally”。どう行動すべきか・・・・・・・・