この記事に衝撃を受けました。よくなになにを使って良かったなんて通販でて来ますが、それ以外にも自社の社員や税理士などにこの架空のAI人物が使われていたとのこと。写真だけでなくそんな人居なかったとのこと。これが報道されてもテレビも新聞も大きく取り上げないのはきっと自分たちのクライアントが関係しているからでしょうね。ラジオの通販でもいつもアナウンサーがこれで痩せましたとか、自分の父がなんて言います。、これが事実かどうか問い合わせるセクションを設けるべきですね!嘘も方便は通じない世の中へ!
AI(人工知能)で作り出された架空の人間の画像が、あたかも実在するかのような形で多数の業者の宣伝サイトで使われていることが、読売新聞の取材でわかった。商品やサービスを推奨する客などを装って掲載されていた。すでに海外では悪用が問題になっており、歯止めなく使われれば、取り扱いのルールを巡って議論になる可能性がある。 【写真】「スマホ警察手帳」は偽物です…ご注意
画像は、大量のデータから特徴を学ばせるAIの深層学習(ディープラーニング)の技術で精巧に自動生成できる。国内では大阪市のIT企業「ACワークス」が、イメージ写真や仮想モデルなどとしての利用を想定し、会員登録すれば無料でダウンロードできるサービスを2年前に開始。実在の客を装っての掲載などは規約で禁止していた。
しかし、読売新聞が同社から提供を受け、103人分の画像の利用状況を調査した結果、規約に反するとみられる方法で掲載しているサイトが少なくとも90に上ることが確認された。
健康食品や人材派遣、システム開発会社などが、「お客様の声」として「おすすめです」と述べているように載せているサイトが目立った。会社側が在籍する税理士などとして紹介していたが、記載内容自体が虚偽だったケースもあった。いずれも信頼性を高める狙いがあるとみられ、ACワークスは「画像の削除を求める」としている。
AIの悪用を巡っては、政治家の映像などを改変する「ディープフェイク」の広がりが懸念されるが、架空の人物画像は、別の倫理的問題をはらむ。海外では、政治的主張を広める偽のSNSアカウントにも用いられているが、本人が実在しないため発覚しにくいという。日本でも偽情報や詐欺などの犯罪に悪用される恐れがある。
名前も年齢も
<資格がある会社に頼んで良かったです>
東北地方の遺品整理業者のウェブサイトには、そんな「お客様の声」とともに、穏やかな表情を浮かべる男性の顔写真が2枚並ぶ。
「49歳 松本さん」「55歳 安藤さん」と記された2人は、この世に存在しない。AI(人工知能)で生み出された画像だ。 「顔があればコメントの信ぴょう性が増す。名前や年齢もでたらめだが、リアルっぽくする必要がある」。サイトの運営者は、そう理由を明かした。 実際の客の写真は本人の許可を得るのが難しく、「架空の顔なら誰も文句を言わないだろう」と考えたという。作成元の大阪市の「ACワークス」は利用規約で認めていないが、運営者は「規約まで読んでいなかった」と釈明した。