三日ほど前戦時中のことについて書かれた強烈な書籍を読んだショックで精神的に落ち込んで体調をくずしていた私です。昨日は散歩のコースも普通の半分ほど、50分ほどで切り上げました。
間もなく95歳になる私ですけど自分の命(いのち)のことなど考えたことなどない私ですけど、体調をくずして少々弱って私はしみじみと「ああ俺の終末は近いな」とからだと心にうかんで感じてしまったのです。
でも見慣れた田圃の豊かな稲穂と集落の空を見て少し心が明るくなって歩度を早めました。家に帰着したときは少し心が立ち直っていました。
昨日はばばちゃんのデーサービスの日でした4時ちかくに帰ってきたばばちゃんは少々参っている私のことなどお構いなしです。明るく施設でのことやら小さな庭の一坪はたけのトマトの処理のことなど 話すのです。
うちのばばちゃんは92歳ですけどもデーサービスに行くほどはボケてはいません。ただ施設でいろんな女の人や男の人の皆さんと、それに親切な係のひとたちと時を過ごすのが愉しいらしいんです。施設にはいろんな立場の人集まっているみたいです。その人たちのなかでうちのばばちゃんと話すのが愉しみにしている人も結構いるみたいなんです。
ものごとにこだわりのないずぶどい神経のばばちゃんと60数年連れ添って細やかなデリカシーのないばばちゃんに正直嫌気がさすことは度々です。
でも近頃は私のような鬱的な変人にはそんなばばちゃんが最適なんだと思うようになりました。長い人生です危機的事態が何度かなかったわけでではありません。それを乗り越えることが出来たのはみなばばちゃんのおかげですから。
今度もそうです。ばばちゃんのお陰で鬱的な気分が少し立ち直ることが出来ました。
馬鹿なわたしです、聞くところによると日本の百歳以上の人数は8万6510人とのことです。「よーし俺も頑張ってその人数のうちに入ってやる」と軽く思っている今の私なんですよ。あきれてしまいます。
60年以上となるとダイヤモンド婚ですね。
素晴らしい。
お元気の秘訣・・・散歩、夫婦、ブログ
と拝察しました。
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初秋の1本桜、風格ありますね。
桜紅葉が楽しみです。
つまらない私のブログなど読んでいただいて感激、そして恥じ入っております。お陰様で鬱の心立ち直って元気いただきました。嬉しいです。
ボケ爺の私、婦唱夫随 小さくなって生きております。それでも2022年(令和4年)正月三日95歳になります。阿呆な私、8万6510人の百歳お仲間に入るつもりでいるんです。お笑い下さい