さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

60年前 子供の遊びいろいろ(7)

2018-03-22 | 日記
ブランコは夢があります昔もいまも

86年前私は5歳
祖父は5歳の私にブランコを作ってくれました。
裏庭のスモモの木の枝に太目の藁縄を二本かけて板に結びつけてブランコを作ってくれたのです。

祖父はブランコに乗った私を後ろから押してブランコを揺らしてくれました。やがて私は大きく自分でこげるようになりました、揺れが小さいうちは広い田んぼの広がりしか見えていまませんでしたけど、揺れが大きくなるとその先の静かな沼が見えるようになり、最後は空の青が真上に広がって見えました。

風切って大きくゆれるブランコは楽しい遊びでした。嬉しそうに私を見ていた祖父の笑顔や得意満面にブランコをこいだ遠い日の楽しかったことなどがまるで昨日ことのように思い浮かびます。


60年前私31歳
ブランコをこぐ嬉しそうな息子を撮りました。


ブランコは組んだ柱の上に丸太を載せ、丸太に細い鎖をつないでブランコが出来ていました。



6年前私85歳
公民館前の公園で、お隣の姉と弟が楽しそうにブランコ遊びをしているのを撮りました。ブランコは鉄のメッキパイプを組まれ、やや太いクサリをきれいな赤い踏み板につないで出来ています。


楽しげに大きな声で楽しむ姉と弟をお母さんが嬉しいそうに見ています。


ブランコは年とともに立派のものに変わっていますけど、ブランコ遊びをする子供たちの夢や喜びははずっと変わらず続いているんですね。


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2 コメント

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詩人・さんたろうさん (M・H(小立岩))
2018-03-23 16:00:03
ご無沙汰しています。
ブランコをこぐ子ども達の顔は、天使ですね。
それにしても、
「揺れが小さいうちは、田んぼが見える」
「大きくなると静かな沼が見える」
「最後は、空の青が真上に広がって見える」
 美しい風景です。詩人の言葉ですね。
 さんたろうさんのみずみずしい感覚に脱帽です。今後も期待しています。有り難うございました。
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M..Hさん (さんたろう)
2018-03-24 14:20:06
嬉しいコメントありがとうございます。
台湾の旅いかがでしたでしょうか。

会津もようやっと春めいてきました。まだまだ桜の蕾は固いようですけどオオイヌノフグリの花や早咲きの水仙の花が咲き始めているようです、まだ階段から滑落転倒打撲の痛みが完治していませんけど今日あたりからマクロレンズ持って外歩きしてみたいと思っております。
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