神戸港に大型練習帆船「海王丸」の出港歓送セレモニーに行きました。
同船には広島商船高等学校や宮古海上技術短期大学校の実習生ら約170人が乗船しています。
セレモニーのハイライトは「登しょう礼」です。「登しょう礼」は、乗船して航海練習をしている実習生全員が離岸時に、港や歓送者に対して感謝の意を表し、白い作業着・黄色い高所作業帽に身を包んでマストやヤードに登ります。そして脱帽し「ごきげんよう~」と3回挨拶する練習帆船最高の儀礼だそうです。
その姿は感動的で、実習生達の熱い心意気が感じられます。
見送りには、保護者の方も多く、わが子の晴れ姿をまぶしそうに、いつまでも見つめていました。
実習生達がマストの上で誇らしげに挨拶をする姿に感動して、無事な航海を願いました。
練習生の「登しょう礼」の姿と、海の貴婦人と呼ばれている「海王丸」の美しさに感動しました。
神戸港振興会による歓送セレモニーです。 セレモニーが終わって船長を先頭に乗船します。
訓練生が登って行きます。 ヤードに登り、定位置に着きました。
舳先の訓練生の号令で「ごきげんよう~」と三声します。 離岸して行く「海王丸」次の港に向かいます。
遠ざかる船をいつまでも見送ります。持っている旗は航海の安全を願う旗です。