山のサークルで世話役をしている山友から「六甲を計画しているけど、おもしろそうなコースを教えて」と言われました。すでに適当なコースは登っているようなので、旧六甲縦走路の文太郎道を一緒に歩く事にしました。
スタートは山陽電鉄・塩屋駅です。15分歩くと登山口です。緩やかな登りが続く気持ちいい木陰の山道を登っていると下って来る人に沢山出合います。皆さん早朝散歩をされているようです。目的地は旗振り山のようです。ここには「毎日登山記帳所」があります。ここから六甲山縦走路です。縦走路の名物、急な400段の階段を登らずに今日の目的の文太郎道に向かいました。この道はほとんど歩く人が無い様で分岐の細い道には笹が生い茂っていました。それに蜘蛛の巣を避けながらの歩きです。それが過ぎるとザレた急坂と岩登りです。短い距離でしたが、とても疲れました。縦走路に出合った時はほっとしました。栂尾山からは須磨アルプスを通り東山そして板宿に下りました。
コース 山陽電鉄・塩屋駅~西向地蔵~登山口~須磨浦山上遊園~旗振山~おらが茶屋~文太郎道分岐~文太郎道~栂尾山~須磨アルプス・馬の背~東山~山陽電鉄・板宿駅 歩行時間約5時間20分
今日のコース文太郎道は夏に登るには不向きです。木々が茂っていて風がほとんど通りません。それにザレた急坂や岩登りの連続で足に力がいります。暑さと緊張でとても疲れます。こんな道が大好きな人もいますが、一般向きではありません。多くの人を案内するには不向きです。結局彼女は他のコースを考えるそうです。私もその方が良いと断言しました。
塩屋駅から10分の所に立派なお地蔵さんがありました。そこから5分舗装道路を登ると登山口です。標識はありません。
須磨浦山上遊園にはプールがありました。旗振山にの看板が新設されていました。チョッとイヤでした。
文太郎道への分岐からの道は細く笹が生い茂っています。ほとんど通らないのか蜘蛛の巣だらけです。しばらく歩くと急坂になりザレた所にはロープが付いていたり、岩が立ちはだかったりと疲れる道でした。
途中平な所の木に「旧六甲縦走路・文太郎道」の標識がありました。少し不安な気持ちで登っていたのでホッとしました。最後のザレた急坂を登っている彼女です。登り終えてしばらく動けませんでした。新しい登山道の400段階段が出来てからはほとんど通る人の無い理由が分かりました。
何度歩いても気持ちの良い須磨アルプス馬の背です。六甲には数えきれない程コースがありますが、最も人気のあるコースの一つです。