観光スポット「嵐山」から嵐山(382m)を望み、嵐山から「嵐山」を見下ろすあまり知られていないコース歩きました。
兄は山の下見に必ず私を誘います。今回は嵐山です。20年位前に1度登ったことがあります。その時は登山道が整備されてなくて迷いながら登りました。そして保津峡に下る急な岩場に難儀したのを覚えています。今回登るにあたって調べてみると登山道が整備されているのが分かりました。安心した半面少し寂しく思いました。
阪急・嵐山駅から何度か歩いた京都トレイルを松尾山分岐まで歩き嵐山を目指します。昨年の台風の影響で倒木を避けながらですが道はしっかりして嵐山まで楽しい山歩きです。そして嵐山頂上で知り合った70歳の男性と一緒に3人で保津峡へ下りました。
保津峡へ下る道は全く標識がありませんが整備されていて迷うことはありません。所が終盤になって整備されてない倒木だらけの急坂が待っていました。そこをやっと過ごすと、急なざれた急坂が……。疲れて嫌になる頃に前が開けて保津川が見えました。絶景が広がっていました。しばらく絶景を楽しんでいると保津川下りの舟が次々と下って来ます。好天の連休で商売繫盛のようです。その後JR保津駅まで歩き山行は終了しました。
コース 阪急嵐山駅~京都トレイル・松尾山分岐~嵐山(382m)~林道広場~保津峡~トロッコ保津峡駅~JR保津峡駅 歩行時間 4時間40分(休憩含む) 歩行距離 8.0m
JR嵯峨嵐山駅から阪急嵐山駅まで歩きましたがあまりの人の多さに驚きました。静かな山の中を歩いていたのとえらい違いです。行楽シーズンはあまり知られていない山を歩くのに限ると感じました。
☝ 京都トレイル(西山26番)から登山スタートです。整備されたトレイル道を進みます。
☝ 松尾山登山口に開けた所がありました。観光地「嵐山」が望めます。奥には愛宕山も見えます。
☝ 西山33番は松尾山と嵐山の分岐です。標識に沿って右の道を進みます。整備された道が続きます。
☝ 快適な登山道ですが、昨年の台風の影響で倒木が多いです。
☝ 大きな岩が現れました。ロープが付けられていて安全に登れます。
☝ 次第に道が細くなり荒れてきました。数少ない標識「尾根本道へ」がありました。標識は心強いです。
☝ 10㎝×25㎝位の手書きの小さな標識です。よく分かる標識に従って嵐山を目指しました。
☝ 嵐山山頂(382m)です。見晴らしは殆どない広場です。先着の男性が1人で休憩していました。「保津峡まで行かれますか?」と訪ねられたので「初めてだけど行くつもりです」「行ったことが無いので一緒に行ってもいいですか?」「一緒に行きましょう」と言うことになり一緒に保津峡まで下ることになりました。
☝ やっと保津峡に下れた時はホッとしました。遊覧船が次々と下って来ます。船上の人達は大きく手を振ってくれました。
☝ トロッコ保津峡駅を目指して歩きます。右側は崖なので少し緊張しました。船上の人達が「なんでこんな所を歩いているの?」というような顔をして見ていました。
☝ 階段を登るとトロッコ保津峡駅です。保津峡に架かる吊り橋から下流の眺めです。嵐山モンキーパーク(いわたやま)が見えます。
☝ トロッコ保津峡駅からJR保津峡駅まで歩きました。保津峡駅が見えてきました。絶景です。
☝ 観光地「嵐山」は大混雑です。渡月橋の上も行列です。