山写真会で能勢妙見山に登りました。久しぶりのちゃんとした?山歩きです。猛暑や台風、大雨と中々登れなかったのですが、好天で涼しく山歩きにはピッタリの日でした。
能勢電鉄・妙見口駅に降りると「大堂越コースは 2018年7月の大雨の影響で危険個所が多数あります。通行はお控えください」の看板がありました。大堂越コースを登るつもりだったのですが、変更して初谷コースを登ることにしました。大阪みどりの百選に選ばれている山里を楽しみながら登山口に着きました。しばらく歩き出すと登山道が荒れているのに驚きました。全く景色は変わっている所もあります。土砂崩れでふさがっていたり、川に接した登山道がえぐられて極端に狭くなっていたり、小さな川が石で覆われていたりと、道を探しながら歩く所が結構ありました。強大な自然の力を感じながらの山行でした。
山は貸し切り状態でハイカーには全く出会いませんでした。下りの上杉尾根で単独で登って来られた高齢者とすれ違っただけです。大好きな妙見山ですが、登山道が荒れてしまって残念です。
コース 妙見口駅~初谷コース~妙見山(660m)~ブナ林~上杉尾根~妙見口駅 歩行時間6時間8分(休憩含む)歩行距離10.6km
久しぶりの山行は楽しくて、難路歩きも楽しめました。帰ってから気持ちがスカッとして元気になった気がしました。「山歩きは良いなぁ~」と心から思いました。
☝ 能勢電・妙見口駅から妙見山・初谷コース登山口に歩き出すと田園風景が広がっていてその中を歩いて行きます。稲の穂が実っていて沢山の美女(案山子)が立っていました。秋を感じます。
☝ 初谷川に沿って登って行きます。途中広い河原でキャンプを始めようと準備をしているグループに出会いました。今日はお泊りだそうです。「大水が出たら命がけや!」と言いながら楽しそうに準備をしていました。
☝ 先日の大雨で登山道は荒れ放題です。途中で道が分からなくなり探しながら歩いた所もありました。何度も渡渉しましたが、岩だらけです。
☝ 道全体に岩や小石が流れ込んでいます。大木の根がむき出しになっていたり、根こそぎ倒れていたり水の恐ろしさを感じながら登りました。
☝ 2時間のコースですが3時間近くかかってやっと妙見宮の鳥居に着きました。境内は参拝者も少なく静かでした。
☝ 妙見山三角点(660m)を指して記念撮影です。妙見山 山門は大阪府と兵庫県の府県境にあります。
☝ 見晴らし台からの眺望です。すぐ下に見えるのは「ときわ台」でしょうか?はるか向こうの六甲山系がみえます。
☝ 大阪府指定の天然記念物のブナ林があります。ブナは一般に1000m以上の山に生育します。660mの低い山での生育は珍しいそうです。
☝ 大木のブナの梢から太陽光が射しています。ブナ林を楽しんで信徒会館(聖嶺)を通りかかったら青空に飛行機雲が…。
☝ 上杉尾根を下りました。道は荒れていましたが途中青空を眺めたり、能勢町・黒川の山里の風景を楽しみながら下りました。