猟奇（？）アニメ

　10代少女の起こした猟奇事件の影響で放送されなかったらしい（地上波で、ってことかな）アニメの12話を見た。見たのはその回だけなのでストーリーは分からない。なんで男子高校生が殺されたのかも、なんとなくしか分らない。なので、見た目の感想だけ。

　やっぱりブレザーは脱いで欲しかった、というのが第一の感想。黒っぽい色のブレザーでは血が染みても見えないし、どこを刺したかも分りにくい。やっぱり刺すんなら白いカッターシャツの上からじゃないと‥。それに血はやっぱり赤がいい。多少赤っぽかったもののほとんど黒にしか見えない色では気分が盛り上がらない。白いシャツに真赤な染みが広がってこそ猟奇シーンを作る意味があるというものだ（と勝手に思ってる）。他にはＢＧＭを被せたせいで刺す音やうめき声（そもそもあったのか‥）が聞こえにくかった。無音の中にズブッ‥ブシュッ‥とかいう音だけが響くっていうのもいいんじゃないかな。
　絵柄はそんなに好きじゃなかったが、男子高校生が苦しむ表情とか様子がけっこう描かれていたので、それはまあまあ良かった。床に広がった血溜まりもｇｏｏｄ！

　総合的にいうとやっぱり充分満足できるものではなかった。↑のように自分流に演出を変えると、たぶん「命を奪った」っていうことより「包丁で少年の肉体を突き刺している」っていうことがクローズアップされてしまうかもしれない。ストーリーの流れ上それじゃおかしいんだろう。でも、そうして欲しかった。

★今回の記事を読んで、別に放送してもよかったのに‥と思った人は↓↓をクリックしてやって下さいな
　
20代・19位△　イラスト・70位△

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