続・切腹ごっこ

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自分的ケータイ小説

2009-02-09 | ★ワイシャツ
 こういう画像・映像を見ると、その腹にワイシャツ越しに刃を突き立てたくなる。‥なんて書いたらかなりヤバイ人みたいに思われるかもしれない。いや、ヤバイ人かもしれないけどね、もしかしたら。
 こういう画像・映像っていうのは、なにも「カップルが手繋いで並んで寝転がってる画像」ってわけじゃなくて。「ブレザー制服姿の男子高校生が仰向けに寝転がってる画像」っていう意味なわけで。ゆっくりした呼吸に合わせて腹が微かに上下したりするんだろうな~なんて想像すると、白いワイシャツ越しに切れ味のいい刃物をその柔らかい腹に突き立てたくなるのだ。
 なので、アフ○ックのアヒルが出てくるCMで、劇団ひとりがスーツ姿で寝転がってるのを見ても腹に刃物を突き立てたくなる。ああいうポーズは誘ってるようにしか見えない。

 ―あまりに切れ味がいいので、刃物が腹に突き立った瞬間本人は気付かない。しかし急激に広がる腹の違和感に目を覚まし、寝ころんだままの姿勢で自分の腹に突き立った日本刀を発見する。刃は油田に突き立てたパイプの様に臍から鮮血を吸いだしていく。白いワイシャツは見る見るうちに真っ赤に染まっていく。男子高校生は起き上がろうにも腹に力が入らない。刃を両手で握ってなんとか引き抜こうとするが、刃は少しも持ち上がらない。男子高校生は気づく‥、自分の傍らに、刀の柄にもたれかかるようにして、さっきまで隣で寝ていた女子高生が立っていることに。「刀、引き抜いたら出血多量で死んじゃうよ?」男子高校生の顔を覗きこむようにして女子高生が言った。屋上のコンクリートに血溜りが広がっていく。

 ※この小説はフィクションです。

 こんなケータイ小説どうでしょ?誰か書いて!そして映像化して!
 ヒットするケータイ小説の条件って何だっけ?‥恋とレイプと誰かが死ぬこと、だったかな??とりあえず誰かが死ぬっていう条件はクリアした。後は難しいな。自分が書くケータイ小説は、単に若い男が腹を切り裂いて、もしくは切り裂かれて死ぬだけの小説になりそうだ。自分の中でヒットする条件は、①ワイシャツ、②若い男、③←が死ぬ(必ずしも死ななくていい。切腹でも斬首でも銃殺でも首吊りでも磔でも可)、の3つかな。
 猟奇的なケータイ小説はすでにありそうだけど。

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20代・8位▼(13p) イラスト・149位▼(90p)

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