続・切腹ごっこ

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勇者(16歳)

2009-02-24 | ★その他
 石川遼が17歳か‥、そう考えるとドラクエの主人公がたいてい16歳っていうのも不自然なことじゃないのかも‥。
 現実と非現実がごちゃまぜになったイタイ発言だ。今更そんなことを気にしてもしかたないので、このまま続ける。

 ドラクエの主人公と同い年の頃(たしかドラクエⅥが発売された頃)、「16歳で大魔王退治って、そんなムチャな!20代後半なら分かるけど‥」みたいなふうに思っていた。‥まぁ、つまり体力ポイントと技ポイントとその他諸々なポイントとを足した戦闘力が人生の中で最大になるのが20代後半ぐらいだろうと思ったわけで。格闘家のピークってそれぐらいな感じがするし、いろんなスポーツの一番いい成績が残せる時期がその辺りに来るんじゃないかと思う。
 その頃の自分は一介の高校生に過ぎなかったから、自分と同い年で世界一の存在になる(他に誰も倒せなかった強大な敵を倒す)という設定があり得ない話のように思えたのだ。でも、10代で世界の舞台で充分活躍できる人間がいることを知ると、ドラクエの主人公が16歳という設定も想像しにくいことではなくなった。むしろ経験豊富な20代~30代でもできないことをやってのけてしまうコワさみたいなものを10代は持っているんじゃないかと。(←なんかありきたりなコメントになってしまったけど‥)

 勇者業界は、ピークが10代後半・遅くてもはたち過ぎで、選手生命は短い。幼い頃からコツコツ積み重ねた努力で花開く能力ではなく、高校に入ってから始めても素質があれば爆発的に成長するものだ。勇者業界に君臨できるのは一握りの天才だけで、その他大勢の凡人たちは次のレベルUPまでにかかる経験値の膨大さ、いざレベルが上がっても上昇するステータスの数値の低さに絶望し、勇者を目指すことをあきらめる。そして、長い物語の中で一度勇者が立ち寄れば上々な一介の道具屋の主人や、一度も話しかけられることすらないかもしれない町のはじっこにいる町人Fに落ち着くのだ。
 ‥うあ、なんて夢のない想像。‥いや、そんなことはない!「誰にでも勇者になれるチャンスはあるさ!」、「一介の道具屋でも主人公になれるんだよ!」、「そもそも主人公になる必要なんかないんだ!」みたいな。
 こんなこと書くと、何かあったのかと思われそうだけど、別に何もないです。むしろいつも通り過ぎるくらい。

 16歳の勇者には真正面から戦いを挑むんじゃなくて、とことん変化球勝負でいけば簡単に落とせると思うんだけど。イケナイ世界に誘惑しちゃえば。‥変に世間磨れして逆に強くなっちゃったりして。

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20代・20位▼(5p) イラスト・116位▼(130p)

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