続・切腹ごっこ

~当ブログは更新を終了しました~

ネクロマンティック

2009-11-05 | ★レビュー(映像)
※ネタばれ注意!


 
先日の記事「左打ちの介錯人」のコメントで紹介してもらった「ネクロマンティック」…ネットでクライマックスシーンの画像は見たことがあったけど、本編の映像は初めて見た。ニコニコにしばらく前からUPされていたらしい。これはホラー映画じゃなくてグロ映画らしい。映画の内容に比べると、動画に書き込まれたコメントが至極真っ当な感じがした。
 
 主人公の男(30代?)は死体フェチ。死体処理業者(社章はドクロマーク)に勤めていて、死体を回収しつつどさくさにまぎれて体の一部をネコババしてはコレクションする日々を送っている。幸運なことに同じ趣味を持つ美人の彼女がいる。彼女は血液風呂に入るのが好き。男と“どざえもん(ネコ型ロボットじゃないよ)”と3Pするのも好き。男はバックが好き。
 しかし男は作業着を洗わず放置していために他の従業員とトラブルを起こし死体処理業者を解雇される。すると彼女の態度が一変。死体を手に入れるすべを失った男に「私の青春を捧げるつもりはないわ!」と言ってあっさり出ていく。餞別として、どざえもんもちゃっかり持って行ってしまう。
 男は職と彼女を同時に失ったことが相当ショックだったようで、ネコをカンブクロに押し込んで~♪バンバン壁に叩きつけて人間死体の代わりにしようとしたり、美女と腐乱生首のキャッチボールをする夢を見たり。そしてついにふっ切れたのか、奇声を上げながら丘を走り回る。家に帰ってきた男は、白いワイシャツとジーパン(?)姿でナイフを持ってベッドに横たわる。ズボンのジッパーを下ろしてチンポを露出させ、荒い呼吸を2、3回した後…腹にナイフを突き立てる。穏やかなBGMが流れる中、何回もナイフを腹に突き立てる男。その度に屹立したチンポからビュービュー精液が吐き出される。白かったシャツが真っ赤に染まっていく…
 男の粗末な墓…に突き立てられたシャベル。そして、「ネクロマンティックⅡ」へ…


 どざえもんとか目の玉が落ちかかった交通事故死体には萌えなかったけど、クライマックスシーンの割腹射精には不覚にも(?)萌えてしまった。直前まで期待してなかっただけに。シャツ越しの腹へのナイフの突き刺さり具合が本気っぽくて良かった。ああいうのは腹に血袋を仕込んで置いて、それにナイフを突き立てるんだろうか。やってみたいな~
 三島由紀夫にこの映画の切腹フェチ目線の感想を聞いてみたかった。

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