いつから下描きを始めたんだったかな。「切腹トランプ」という54連作のイラスト。
気分が乗ってる時は手が進むんだけど、そうじゃない時は何カ月も放置したりしてる。最近は手が進む方で、特に背景を描くのが楽しくなってきた。もともと人物を画面いっぱいに描くというコンセプトで作り始めたので、背景はよく考えないまま描き進めてきた。どうせ見える面積としては小さいし、と思って。
しかし、背景はそのイラストのシチュエーションをハッキリさせるだけのものじゃなくて、人物の心境みたいなものを反映させたものにしてもいいと思ってから急にアイディアが出るようになってきた。要するに現実の風景じゃなくてもいいと。
落城を連想させるような燃え盛る炎。城跡をイメージした苔むした石垣。結果の良し悪しは別として事が終わったというイメージの夕焼け空。清廉さと厳しさを感じさせる滝。青春の一瞬を切り取ったような濃い青空と入道雲。色んな切腹イラストに重宝する桜。プライベートな空間とか静けさを感じる竹林。澄んだ空気を感じさせる月夜や星空。華やかさと寂しさ両方を感じる紅葉。洋風の華やかさの薔薇。異変と激痛、怒りみたいなイメージの雷雲と稲光。寒さに加えてぬくもりも感じるかもしれない雪景色。妖しい雰囲気の春画。同じく、より肌や肉体が画面いっぱいになる刺青模様。人工的なネオンサイン。シチュエーションが直接的に理解できる和風なイメージ、筆文字(時世の一部とか)。イベント的な状況を表したスポットライト等々…
ブログの記事中に描きかけのイラストの一部でも見せようかと思ったけど、すでに血とか内臓を描き込んでるものもあるし、やっぱり完成してpixivに投稿するまでは待ってもらうことにする。
暑いので気を付けて描いてくださいね。
い、良いものができると僕も信じたいです^^;
とりあえずこの休み中に少しは作業が進みました。
暑いですよね、エアコン切ると集中力も切れます。